おじさんマウイ島一人旅 (99/11)


1999年11月10日から15日まで四泊六日で、アメリカ合衆国ハワイ州マウイ島におじさん(私)一人旅で行って来ました。諸般の事情により家族は同行できないため、今回はおじさんこと私一人の旅で、それもどこの旅行代理店にも頼らない完全なる個人手配海外一人旅です。

旅のきっかけは、JALが「No.1マイレージキャンペーン」と称して、日本からホノルルまでの往復無料航空券獲得に必要なマイル数は通常は四万マイルのところを、二万マイルで往復できるのです。つまり二万マイルあれば私の場合成田空港とホノルル国際空港の間を、空港使用税や入国諸税だけ支払えば行けてしまうのです。これを使わない手はない....。

マウイ島は別名Valley Island(渓谷の島)とも呼ばれ、その代表がイオア渓谷です。ここは太平洋のヨセミテとも呼ばれるくらい美しい景観の場所です。最近では代表的なリゾート地区であるカアナパリにあるショッピングセンター「ホエラーズ・ビレッジ」にブランドショップが建ち並ぶようになり、夏休みなど日本のバケーションシーズンになると、若い女性であふれるようなところもあります。しかし、それはマウイのごくごく例外的な顔であり、熱帯雨林から緑のほとんどない乾燥した土地にいたるまで多種多様な顔を持つ奥の深い自然豊かな島なのです。

ハワイというとすぐにワイキキの喧騒とブランドショップに群がる日本人女性を想像する人が多いのですが、あれがハワイであると思われたらハワイを心から愛する人間にとっては非常な侮辱ですらあります。もちろんあれもハワイの顔であるのは事実ですが、あれは本当の例外的な顔、それもなんでもかんでも人に習って同じブランドを買い求めたがる下らぬ風習を持つ一部の日本人向けの例外的なハワイの嫌な顔です。「ハワイなんてねぇ...」、と馬鹿にするのではなく、ぜひ一度マウイを訪ねてその豊かな自然にふれてください。

このページの写真はデジタルカメラ「SANYO DSC-SX150」の1360モード・画質ノーマル(一部は640モード・画質ファイン)で撮影したものを、原則として縮小だけして色加工は施していません。一部暗いものなどはPaint Shop Pro6で加工しています。 

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この旅行で私が購入した家族へのちょっとした小物・お土産類です。

ごく当たり前のものから、あまり見かけない物までABCストアや地元スーパー、空港のニューススタンドで調達した物です。ガイドブックにはない情報です

文章による「おじさんマウイ島一人旅」はこちらにあります。

文章による旅行記です。「お替りはいかが?」に掲載したものをまとめてあります。

この旅行で滞在したLahainaの地図(自作:290KB)です。

滞在したLahainaの街の地図です。
市販ガイドブックにはないポイントもありますので、市販ガイドブックとあわせてご利用ください。
サイズが大きめなのでご注意ください。

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1999年11月10日(日本時間)夜 出発
  利用したエアーは、日本航空72便(JL72)の成田発ホノルル行です。日本を22時15分(日本時間)に離陸し、約6時間半でオアフ島のホノルル国際空港に現時時間の午前9時40分すぎに到着します。

この日、JL72便は成田空港のA64ゲートからの出発でした。

このJL72便は成田空港を一日の最後に飛び立つ飛行機です。左の写真を見るとわかるとおり、行き先が「HONOLULU」で「A64」ゲートであるこの便の次の行には「SERVICE ENDED」の文字があります。

一日の最後の便だけに、成田空港第2ターミナルビルのチェックインカウンター付近もがらがらです。

カウンター「G」から「L」まではJALのカウンターで「G」〜「I」までがグループ(ツアー)用、「J」〜「L」までが個人客用です。当然今回は個人客用ですから「K」カウンターでチェックインしました。

  日本時間の11月11日午前2時48分、ハワイ時間の11月10日午前7時48分、成田を飛び立ってから約四時間半後です。朝焼けがB747-400のエンジンと翼に鮮やかな色を添えます。東に向かって飛んでいるので、この光景を見ることができるのはほんの一時です。
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地第一日目(ハワイ時間 11月10日)

  ホノルル空港でインターアイランドの路線に乗り換えます。私が乗ったのはアロハ航空です。そしてマウイ島カフルイ空港に到着したのは、ハワイ時間の11月10日13時です。写真はカフルイ空港でゲートからBaggage Claimに向かう途中です。

JL72便は日本人がほとんどでしたが、マウイへのこの便には日本人はほとんどいません。B747-400に乗っていった多くの日本人はホノルルで降りてしまったのか、あるいはツアー客がほとんどで皆の集合待ちなのでしょう。個人旅行だとそういうつまらない時間がないのがうれしいです。

ASTON MAUI ISLANDER (コンドミニアム) 筆者が利用したのは 1 Bedroom(定員4名) の部屋です。
660 WAINEE STREET LAHAINA, MAUI, HAWAII 96761 U.S.A.
 
  • フルキッチン
    • 冷凍冷蔵庫(製氷皿つき)、電子レンジ、電熱コンロ(4口)、シンク、コーヒーメーカー、ディスポーザー
    • 食器類(別途写真参照)
    • 調理器具(別途写真参照)、まな板(白いプラスチック製)、キッチン用調理ナイフ大小2本
    • 洗剤、食器洗いスポンジ(新品)、塩、コショウ
    • 台ふきん×1、食器ふきん×1
  • リビングルーム(ソファベッド×1、一人掛けソファ×1、椅子×3、ガラストップのダイニングテーブル×1、ケーブルテレビ×1)
  • ベッドルーム(クィーンベッド×1、室内金庫(暗証番号6桁を任意設定する電子式で一日2ドルの使用料、目覚ましラジオ時計)
  • バスルーム(トイレ、バス、石鹸×2、シャンプー×1、コンディショナー×1、フェイスタオル×4、バスタオル×4、ウォッシュタオル×4)
  • 電話はトーンダイアルで外線は9番発信であり、一回75セントを電話代以外にチャージする。これは800番のフリーダイヤルでも同じ。
  • 電話は壁面がモジュラージャックになっているので、ここをつなぎかえて通信ができるが、モデムプロテクターはあったほうがよい。
Aston Maui Islanderのエントランスです。非常にこじんまりしたつくりで、車だとつい気づかないで通り過ぎてしまうかもしれません。私の知人氏も最初わからなくて通り過ぎてしまったそうです。
基本的には各部屋へ入るにはこのような通路になっていますが、2Fの場合は建物横の階段を上ってゆきます。日本でいうと一番近いつくりが二階建ての鉄骨アパートでしょうか。
     室内に入り部屋の入口ドアを見たところです。ドアの錠前はカードキーです。
玄関を背にキッチン(シンク側)を眺めたところ。一番右端にちらりと写っているのが冷凍冷蔵庫です。シンクは一層です。手前の白い箱は電子レンジですね。
玄関を背にリビングルームを眺めたところです。左手前のがガラストップの丸型ダイニングテーブルです。四人で食事をするにはちと小さいですねぇ。かといってリビングテーブルでは低いし、ダイニングとの境目のカウンターにテーブルがついているわけでもないので、ちょっと意図不明。
玄関を背にベッドルームを眺めたところで、ベッドはクィーンサイズです。玄関とベッドルームとの間にはちゃんとドアがありますが、私の泊まった部屋にはラナイはありませんでした。
ベッドルームに入り、窓を背にしてベッドルームの入り口の右側にあるバスルームのほうをみたところです。バスルームとベッドルームの間にも全身鏡をつけた扉があります。
ベッドルームの隅にある In room safe (室内金庫)です。鍵は電子ロックのみで六桁の暗証番号を任意にセットするものです。使用すると一日$2の使用料が自動徴収されます。
備え付けの食器を全部出して並べてみました。グラス、マグカップは四枚ずつ、皿(三種類)は五枚ずつ、サラダボールと大皿が一枚ずつあります。

写真にはありませんが、ほかにスプーン(大)、スプーン(小)、フォーク、ナイフが四本ずつあります。当然のことながら箸はありませんが、必要であれば徒歩五分程度のFoodlandで購入できます。

備え付けの調理器具を同じく全部だしてみました。片手鍋(大小各一)、フライパン、ざる、バット、フライ返しの類、調理ナイフ(大小各一)があります。

写真にはないですが、あと白いプラスチックまな板、洗った食器の水切り、コーヒーメーカーがあります。

シンクの水道栓(湯と水)が手前に傾いてつけられています。最初は変なのですが、実はこれが非常に理にかなっていて、手を伸ばしたときに自然に開け閉めでき、なおかつこの手前のわずかな傾きのために、濡れた手で開け閉めしても水道栓の向こう側が水浸しになることが少ないです。

チェックインを済ませて、とりあえず食品・飲み物が何もないし、Aston Maui Islander内にはレストランや売店も皆無なので、それらを調達に出ました。徒歩数分のところに、Foodlandという大きなスーパーがあります。価格もSAFEWAYより安いですが、SAFEWAYのように24時間営業ではありません。FoodlandOld Lahaina Center内にあり、同じ建物内にはスターバックスコーヒー、ケンタッキーフライドチキン、おかず屋さん(DELI)などもあります。

写真はこの日私が購入したものですが、寝不足でボーっとしているのでろくなものを買っていません。左上から順にゆくと、

  • オレンジジュース($1.55)
  • オリーブオイル($3.75)
  • サッポロ一番シュリンプフレーバー($1.15)
  • 富士りんご(二個で$1.17)
  • ダージリンの紅茶($1.85)
  • パン($0.50)
  • ブラックタイガー(十数匹で$2.08)
  • スパゲティ($1.59)

です。写真下はブラックタイガーの皮をむいた後のものです。販売されているのは日本同様頭だけをとったものがパックにいれて販売されていました。

ろくな食材を買わなかったので、出来上がったのがこういう代物、シュリンプスパゲティです。意外なことにオリーブオイルの風味にたっぷりの海老の香りが染み込んで、味付けは塩と胡椒にしょうゆ少々ですが結構おいしかった。あと、ツナ少々とオニオン、それに色づけのパセリでもあれば最高かもしれません。
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現地第二日目(ハワイ時間 11月11日)
二日目は、West Maui Shopping Expressというカパルア、カアナパリ、ラハイナを結ぶシャトルに乗って、カアナパリのホエラーズビレッジ、ラハイナキャナリーモールを訪ねます。ラハイナからカアナパリへ行く途中には、絵葉書の写真のような風景が広がります。
カアナパリのホエラーズビレッジといえば、入り口にあるこの鯨の骨でしょう。ホエラーズビレッジのシンボルマークであります。
鯨の骨を背中にしてホエラーズビレッジをみるとこんな感じですね。この写真の奥の方と右手のほうに各種ブランドショップが多数あります。夏になるとここに入り浸りになり、ブランドものの袋を下げた若い日本人女性をたくさん見かけるようになりますが、どう控えめに言ってもかなり妙な光景に写ります。せっかくマウイまできたのに買い物しか眼中にないのかしら....。
今、ホエラーズビレッジにはこのようなサンドキャッスルが展示されています。これ、本当に砂だけで作ったんですよ。間近でみるとかなり精緻にできていることがわかります。ほんと、凄いです。
ここ「ENDANGERED SPECIES」が今回のホエラーズビレッジ訪問の目的です。ここで娘から頼まれたぬいぐるみを購入しました。後からきづいたのですが、実はラハイナのフロントストリートにも「ENDANGERED SPECIES」がありました。

写真下は、ラハイナのフロントストリートにある「ENDANGERED SPECIES」の看板です。店の広さとしてはカアナパリの店が一番大きいです。ラハイナはカアナパリの半分くらいでしょうか。ちなみにビッグアイランドのキングスショップにある「ENDANGERED SPECIES」はこのラハイナの半分くらいの広さしかありません。

いたるところでシンボルの鯨をみかけますね、これは入り口の鯨の骨の近くにあるシンボルです。鯨博物館は一見の価値あり(入場無料ですが、お気に召したら寄付をどうぞ)です。
午後四時ごろラハイナに戻りました。影が長くなり日暮れが間近に迫っていることを示しています。フロントストリートのチーズバーガーインパラダイスの近くには、このように通りがすぐ海に面しているところがあり、柵に寄りかかったり歩道のベンチに座ったりして、時を過ごしている人が結構います。
ラハイナのランドマークのひとつ「ザ・ワーフ」です。中に映画館があるのでガイドブックによっては「ワーフシネマセンター」と案内しているものもあります。ここの三階にムーミンショップがありますが、実は行ってみてがっかりすること請け合いです。というのは思いっきり小さくて品数もあまりないんですねぇ、これが....。
今回の旅の目的のひとつである、「ラハイナ・サンセット」です。天候なのか季節なのか、真っ赤な夕日は見ることができませんでしたが、それでも美しいサンセットです。フロントストリートのこのあたり(二つ上の写真の場所)はサンセットを楽しむ人でにぎわいます。写真をとったり、黙って鑑賞したり、ランチボックスを手になにやら食べながら夕日を見る人などさまざまです。
日も暮れたのでFoodlandで買い物をしてかえります。一人だと食材を多量に買うわけにもゆかないのは日本でもマウイでも同じですね。左上から順にゆくと、
  • マフィン($0.88)
  • オレンジジュース(一本$0.72)
  • ミネラルウォーター(1Lで$1.09)
  • AHI-POKI(1/2lbsで2.86)
  • マウイオニオン($1.14)
  • ラージマッシュルーム(この量で$1.41)

です。

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現地第三日目(ハワイ時間 11月12日)
この日はプアラニ・アドベンチャーズ(Super Beans Inc.)主催の「ハナ&東マウイ一周アドベンチャーツアー」に参加しました。

写真の木の向こうに見える岬は映画「パピヨン」のラストシーンや「ジェラシックパーク」の冒頭のシーンの撮影に使われたというケアナエ半島を、カウマヒナ州立公園から眺めたところです。 

  ハナハイウェイの途中にあるナヒクのフルーツスタンドの見晴台(?)から見た光景ですが、綺麗でした。フルーツは特に買いませんでしたが... (^^;
歌にも歌われ世界的にも有名になった「ハセガワ・ジェネラル・ストア」です。本当に何でも屋さんでして、商品名にこだわらなければ日常生活に必要なものは大抵あります。

ここはハナの街のコミュニティの中心のひとつでもあり、店頭の掲示板にはUPSの小包の預かり状況やら種々の掲示がところ狭しと貼り付けてあります。

ハレアカラ国立公園内に入ります。ここはキパフルというところで、先に見える小屋みたいなのは公園事務所になります。ここに行くとハレアカラ国立公園のパンフレットや、ハナハイウェイのワインディングロードを通ってきたという証明書が貰えます。その際寄付をお忘れなく。
上の写真の広場を左方向に進むと、クロア・ポイント・トレイルという環状になった半マイルほどの道があります。所要時間は私一人で写真をとりながら歩いて十数分程度ですから、ちょうどよい散歩距離です。
途中海に近いところではこういう光景がひろがりますが、さすがマウイの東海岸側でしてラハイナの晴天連続とは違って雲行きが怪しいです。案の定この後雨がぱらついてきましたが、土砂降りにはなりませんでした。
こんな風に緑が多く木が生い茂る道で、乾燥した島の西側との差を感じます。
ここへ来る途中車で橋の上から通り過ぎた七つの聖なる池(プールズ・オブ・オヘオ、あるいはセブンプールズ)とさきの橋を望むことができます。まるで絵葉書の光景です。下のほうの池では水遊びをしている米国人観光客もいます。
橋の上からプールズ・オブ・オヘオの上流側を眺めたところです。美しいところですが、狭い橋の上をレンタカーやツアーバンが結構通るので注意しましょう。
キパフルから先は未舗装道路になり、レンタカーは通行禁止かもしくは保険適用外の道路になり、ほとんどのレンタカー客はここでまた地獄のワインディングロード、ハナハイウェイを引き返さねばなりません。

キパフルを過ぎると気候はそれまでの湿潤気候から乾燥気候へ急激に変わり、ハレアカラ山を裏から眺めることができます。ここはマナワイヌイ渓谷といい、グランドキャニオンをもじってリトルキャニオンとも呼ばれるそうです。

でこぼこの未舗装道路を抜けてしばらく行くとマウイで唯一のワイナリー「テデスキー・ヴィンヤーズ」です。カーネリアン種の葡萄を栽培して作ったワインのほかに、名物のパイナップルワイン「マウイ・ブラン」も試飲できます。味はワインそのものですが、パイナップルのフルーティーな香りがすばらしいです。
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現地第四日目(ハワイ時間 11月13日)
  ラハイナの街の南端にある505フロントストリートです。レストランやショップなどですが、私が行ったときは朝が早かったためほとんど閉まっていました。まあ、それがわかっていて散歩代わりに行ったわけです。
  505フロントストリートの入り口(上の写真)を入ってまっすぐ突っ切ってゆくと、このようにビーチに出るところがあります。
  ビーチ側に出てラハイナハーバー(北方向)を見たところ。みるからに南国の島の風景がひろがります。ここはハーバーがあるラハイナで歩いてい行ける範囲内の数少ないビーチです。人も少なくて朝からビーチマット(ござ)持参でくるといいかもしれません。
  505フロントストリートの前のフロントストリートの南方向です。この先右手にLahaina Shoresがありここがラハイナの街の事実上の南端です。
  ラハイナの街のランドマークのひとつ、パイオニア・インです。1901年に建てられた木造の宿です。
1920年にドイツで建造されたセメント運搬船のカーサジニアン号。現在ラハイナハーバーにあるのは、1970年に完全なレプリカとして復元されたもので、$3で中を見学することができます。
知人宅に行く途中で立ち寄った現在開発中の住宅地。最小分譲単位2ac[エーカー]で約2500坪だそうです。価格は三千万円程度だとか。ラハイナからホノアピイラニ・ハイウェイを南にちょっと行った山側にあります。ちょっと小高い場所にあるので、ラナイ島が一望できますね。ここに家を建てると毎晩美しいサンセットが眺められますね。

一年のうち、半分は東京ですごし、残り半分はこういうところで過ごしたいものです。まあ、夢ですけど...。

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現地第五日目(ハワイ時間 11月14日〜日本時間11月15日)
  あっという間に帰国の朝になってしまいました。予約しておいたシャトル(Speedi Shuttle)が私をピックアップにくるまでの間、お世話になった Aston Maui Islander の正面玄関をパチリ。

チェックアウトのとき、「ラハイナ滞在はとてもよかったし、Maui Islanderもとてもよかった。今度ラハイナに来るときは、またここにお世話になるからね」とフロントの女性に言うと、それまで事務的な表情だった彼女は満面の笑みを浮かべて「どうもありがとう、気をつけて帰ってね。また来るのをまっているから」と言ってくれました。

  カフルイ空港の出発ロビーです。奥のほうの人の塊はメインランドへ戻るユナイテッドのカウンターのチェックイン待ちの列です。出発ゲートへ行くためのセキュリティチェックはこの写真を撮っている私の背中側にあります。
  セキュリティチェックを抜けてエスカレーターを上がると、(おそらく)六角形のロビーがあってここに多少のショップやニューススタンドがあります。実はここのニューススタンドに「100%マウイコーヒー(6oz入り)」が$10で販売されていましたので、即購入しました。
  ああ、アロハ航空の飛行機が見えます。あれに乗って帰るのねぇ。帰りたくないよう....。
しかし、無常にもホノルル空港へと移ります。ホノルル空港の日本方面のゲートへ続く通路やロビーはショップが多く、またどちらを向いても日本人ばかり。成田空港の出発ロビーと大差ありません。ショップの店員が日本人か米国人かくらいの差しかない。やはりホノルルって日本人客が多いのですねぇ。
空港のセキュリティエリア内にある「Pacific Aerospace Museum」です。入場料金はたったの$3なので、時間つぶしにお勧めです。ハワイを中心にした航空の歴史がわかります。入り口に展示されているエンジンは、F86Fのものです。
  
 「Pacific Aerospace Museum」と通路をはさんだ反対側の一階は庭園になっており、写真左から中国風、日本風、トロピカル風の庭園があります。もちろん階段やエレベータで下りることができ、腰をかける場所もあるのでちょっと休憩するのはよいですね。ここは日本行きのゲートとは反対方向になるので、ここを知らない日本人客は多いはずです。

「Pacific Aerospace Museum」とともに、時間があればショップばかりのぞいていないで、こういうところも見てみてはいかがでしょうか?一味違ったホノルル国際空港が楽しめます。

  私を成田まで運んでくれる日本航空79便のコナ(ハワイ島)発、ホノルル経由成田行きです。この飛行機は成田からはコナ直行便として出ている70便の帰り便です。運行はJAZ(JALウェイズ)で、JALとJALウェイズの共同運航(コードシェア便)です。成田までは約8時間半の旅です。

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