二本松紀行(1997/8)


このページの写真はすべてOLYMPUS製デジタルカメラC-820Lで撮影し、PSP4.12でサイズ変更しJPEGで保存したものです。若干コントラストと明るさを調整してあります。

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文章による「二本松紀行」はこちらにあります。

このページは写真中心ですが、文章による二本松紀行もあります。こちらをごらんください。


■ グリーンピア二本松

時期は1997年8月29日から31日の二泊三日で、快晴に恵まれてとても気持ちのよい三日間でした。宿泊先はグリーンピア二本松という大規模年金保養基地という年金関係の施設(いわゆる公共の宿)です。

車だと東北自動車道路二本松ICから二十分ほど、列車なら東北新幹線で郡山で在来線に乗り換えて、二本松駅から車になります(バスもあるそうですが、本数が目茶少ない)。

【写真左】グリーンピア二本松の正面玄関を見たところです。見たところはふつうのホテルか何かのようですが、中へ入ってもロビーやフロントがこじんまりしているほかは、やっぱりふつうの宿です(^^)

ここの敷地はとても広く、敷地内に芝生広場、SL列車【写真右】、パターゴルフ場、サイクルモノレール、レンタサイクル(往復4kmのサイクリングロード)、アスレチック、テニスコート、体育館(バスケット、バドミントン、卓球、バレーボール)、温水プール、温泉保養館(十種の浴槽がある)など、盛りだくさんの施設があります。

 


宿の室内から見える眺望はすばらしいもので【写真左】、どこをみても山々と空と敷地の緑しか目に入りません。

宿泊料金は筆者が利用した時で、和室十畳タイプで一泊二食つき一人13,000円(ハイシーズンの休前日)でしたが、レギュラーシーズンの平日だと9,000円ととてもリーズナブルです。施設利用(温泉も含む)は別途料金が必要ですが、筆者は二日間有効のフリーパス2,000円を利用しました。これをつかえばほとんどの施設はフリーで利用できます。

また、もともと年金関係の施設だから、会社によっては割引がきいたり、会社の年金組合から補助がでたりすることもあるようなので、利用前に会社などで調べてみると得をするかもしれません。また、セミナールームも完備されており、小会議室は24名、中会議室は72名、大会議室は102名の定員であり、企業やグループの研修などにも利用できるようです。

 


グリーンピア二本松敷地内に三角点【写真左】があり、標高は568.9mだそうです。典型的な高原の気候で、夏は湿度が低く、日差しは強いですが、日陰に入るとすっと涼しくなります。

敷地内には片道2kmのサイクリングロードが整備してあり、山肌にそって舗装されて走りやすい道路は、高原の風を受けて走るのにもってこいです。途中にはお花畑があり、八月下旬では遅かったようですが、それでも種々の花が色鮮やかに咲き乱れていました【写真右】。自転車は二人乗りのタンデムタイプもあるので、カップルや親子で乗るのがいいですね。ただ、全体的にはなだらかな下りなので、行きはよいよい帰りは怖いという状況ではあります。

サイクリングコースと同じコースを時速十キロ程度のランドカー(要普通自動車運転免許証)で走ることもできますが、一往復一時間以内で二人乗り千円とやすくなく、フリーパスもききません。それにこのコースはやはり風を受けて自転車で走るのが最高に気持ちがよいです。自転車ならフリーパスが利用できます。

 


筆者が行ったのは、八月最終でしたが、敷地内はすでに蜻蛉でいっぱいでした。高原はもう秋なのですね。あまりにも数が多く、じっと指を突き立てていると、蜻蛉が止まりにくる【写真左】のです。また芝生広場からみる景色には、日本離れした景色をみることができる場所があります。

ここ【写真右】は、ちょっと日本とは思えない光景でありまして、筆者はこの写真が気に入ってしまい、若干加工して愛機の壁紙として使っています。よろしければここからダウンロードしてご自由に加工してご利用ください。(約52KB、著作権は筆者が所有しており、商用利用は厳禁ですが、個人で利用される限りご自由にお使いください)。


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