DiMAGE Z1は、35mm換算で38-380mmという10倍ズームを搭載しており、独特のフォルムで好き嫌いも多いようだが、筆者は気に入ったモデルの一つだった。だが、最大の難点は380mmという望遠をもったコンパクトでありながら、手ぶれ補正がないために望遠側は気軽には使いずらかった。このDiMAGE Z1にDiMAGE A1/A2のAS(Anti-Shake：手ぶれ補正）があればなぁ、と何度思ったことだろう。
ASがあればなぁ…なんて思っていたら、本当にASのついたモデルがDiMAGE Z3として同じ系統のフォルムでデビューした。これを買わない手は無いということで速攻で購入した。
ところが、DiMAGE Z3はいくつかの掲示板で、時計の遅れやISO50で暗部に微妙な縞模様がでるといった問題があることがわかった。うーむ、こいつはどうかな？と思って、とりあえず時計をチェックしたら、5時間で30秒遅れた。なるほど、これかぁ、って感じだが、感心してもいられない。それにこの手の障害は個別の偶発的障害の可能性より設計や実装上の問題･ミスである可能性が高いので、初期不良交換しても結果がかわらないであろうことはかなり確実に思えた。
そこでコニカミノルタのサポートに電話で事情を説明し、これが故障か不良か確認したいというと、確認して必要な調整を行うので着払いで送るか、東京ならフォトスクェア内の修理受付窓口に持ってきて欲しいということだった。それから十日ほどたって、ようやく宅配便で手元に戻ってきた。とりあえず時計をチェックしたが問題ない。ちゃんと正常に動いているというか、4時間でも誤差は1秒未満（つまり確認できない）だ。
このカメラの強みはなんといっても、35-420mm相当の12倍ズームとそれを支えるAS（Anti-Shake）である。このサイズで420mm相当の望遠をAS付きというのはなかなか強力だ。画質的にはA1に比べるのは可哀想というもので、ISO100以下での常用にすべきであろう。
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コニカミノルタの高倍率コンパクトデジカメのDiMAGE Z1を筆者は所有しているが、その後400万画素に解像度を上げた（筆者はCCDサイズが小さいままで悪戯に高解像度化することに一概に賛成派できない）DiMAGE Z2が出た。…続きを読む
8月16日に「DiMAGE Z3」のことを書いたあと、その翌日の8月17日にメディアラボNEXTへ発注し、翌日には発送しました通知が来て、昨日夕方指定時間帯にクロネコさんが持ってきてくれた。メディアラボNEXTは、香川県に本社を置く「株式会社ラボネットワーク」のWeb通販で、「株式会社ラボネットワーク」は「カメラのキタムラ」のグループ会社である。…続きを読む
DiMAGE Z3をいじくっていて、主としてDiMAGE Z1に比較して気づいた点を書いてみよう。筆者が購入したボディカラーは黒だ。DiMAGE Z1風のシルバーも良いかなと思ったけれど、アダプタリングやフィルタが黒でありDiMAGE Z1ではやはり違和感があるのは否めなかったので黒にした。ちなみに、筆者はスポーツクラブ375特性のカメラスーツの鏡筒カバーをDiMAGE Z1用に持っていたが、…続きを読む
昨日話題にした、DiMAGE Z3の内蔵時計が遅れるという話だが、Webで調べてみると海外でもそういった現象がデジカメ関係のサイトのBBSに載っていたのはちょっと驚いた。結局昨日の測定は4時間で24秒の遅れとなり、5時間で30秒だ。単純計算で1時間6秒の遅れだから、丸1日では144秒（=2分24秒）、一週間では1008秒つまり16分ちょっとの遅れとなる。今時、100円ショップで買った時計でももっと正確に動くわけなので、これはちょっとなぁである。
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8月18日に購入したが、内蔵時計が5時間におよそ30秒程度の割合で遅れるということで、メーカーのほうに入院させたKonica-Minolta DiMAGE Z3は、修理終了予定は27日だと預り書には書かれていた。ところが、本日大阪のコニカミノルタから連絡があり、その内容は返却をもう少し伸ばしても良いかという確認だった。筆者としては、特に急ぐわけでもないし、内容的にきちんと対策がなされるのであれば、時間がかかれどもそのほうが良いわけなので来週中には返送するということを了承した。…続きを読む
400mm相当の望遠と手ぶれ補正ということで喜び勇んで購入したKONICA MINOLTA DiMAGE Z3だが、その後DiMAGE A1とE-1を手に入れてからというもの、その大きさと存在がどうにも中途半端なものになってしまった。巷では運動会デジカメと言われるそうだが、…続きを読む
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