朝7時に目覚まし時計が鳴って目が覚めた。ごく短い限られた日数の滞在だからこそ、寝坊せずに起きて朝のさわやかな空気の中で活動を始めたいと思う。
今朝のメニューは、妻と娘は昨日買ったケロッグのNutri Grainとミルク、筆者はお気に入りのFantastic Noodleのチキンカレー。それにイチゴとヨーグルト、Rusty's Marketで買ったスイカだ。
このRusty's Marketで買ったスイカだけれど、とても甘くてジューシーで非常に美味であった。スイカは日本でも当たり外れがかなり大きいが、このスイカは大当たりというべきだろう。イチゴは、こちらのものはとても色が良くて凄く甘そうでおいしそうなのだが、実際にはそのまま食べるよりケーキに使ったりすることのほうが多いので、結構堅くて甘みも少なくてシャクシャクしている。それを十二分に承知して筆者が買ったのであるが、それはとりもなおさず、その見た目の美しさと甘みの少なさ・堅さのアンバランスが好きだから(笑)。いや、まじめな話をすると、日本のイチゴも好きだが、このように日本人的にイチゴらしくないイチゴも結構良いものである。ちなみに、栄養の具合は日本のものとどうちがうのだろうか、ちょっと興味があるところだ。
買い物をして思うのは、スーパーなどでの物価は東京と大差ないかむしろ東京のほうが安いくらいだが、フルーツに関してはかなり安い。また、外食などは結構ショボイ店で食べてもかなりとられるので、実際問題東京のほうが安くておいしいものが食べられる。住居費を除けば、生活費は東京のほうがケアンズやシドニーより安くつくと思う。だから老後をケアンズで住みたいという人は多いらしい、実際、三ヶ月とか暮らしてみて生活費に程度を知るほうが良いと思う。それで生活費のかかり具合を把握してからでも遅くあるまい。
朝、目が覚めたときは雲がどんよりしていたが、朝食を終えるころにはかなり晴れてきた。明日はKurandaに行こうと思うので、昨日もらってきたパンフレットの中から往路Skyrailで復路がTrainでCairns Stationまで行けるものの中から安いコースを選び出した。一人AU$83で三人分でAU$249というコースだ。
Cairns Centralの隣のツアー会社、すなわちVilla Romanaの並びにあるツアー会社に入る。先客がいてながながといろいろやっていて結構待たされたが、予約そのものはデポジットを払ってスムーズに終わった。ピックアップはCarins Aqueirusの前で午前8時45分、復路の出発はKuranda Stationを午後2時出発、Cairns Station到着は午後4時ごろの予定だ。
Kuranda Tourの予約も終えたので、City Placeのほうへぶらぶらと行く。今日はStockland Carins (Earlville Shopping Centre)へ行ってみるつもりである。Cairnsに滞在してバスなどでショッピングセンターに行くなら、Cairns Central以外のお勧めはEarlvilleである。バスの本数も非常に多いし、結構大きなショッピングセンターだからだ。
City Placeからバスに乗ったのが10時20分、20分ほどでEarlvilleに到着。バスは幹線道路からショッピングセンターに入って行き、目の前にバカでかいカジキマグロのシンボルがぶらさがっているから間違えようがない。
まだお昼には早いが、朝も早かったので小腹が空いてきたらからフードコートが混雑する前に昼食をとることにする。今回、まだケバブを食べていないのでケバブを食べることにして、Ali
Babba's KEBABへ。妻はラムが苦手なのでチキンを、娘と私はDONERケバブを食べる。だいたい、ラムとビーフの国だからラムとビーフの価格だけは安くて、実は日本では安い肉であるチキンが結構高級な肉というか消費が少ないから価格も高いということになっていて、これはニュージーランドも同じ。したがって、妻のチキンケバブはAU$6.80だがDONERのほうはAU$6.30。それにミネラルウォーター1本を買って合わせてAU$21.40だ。これで家族三人で二千円ほどというのはやはり高くと思うのは筆者だけか?ちなみに、オーストラリアだと何故かサンドイッチが馬鹿げた値段がついていてとてもじゃないけど買おうとは思わない。まあ、そもそも、サンドイッチなんか買わなくて自分でつくるだろうってことかもしれない。とにかく、観光地プライスというのもあるがシドニーでもブリスベンでもケアンズでもやはり外食は高くてあまり安い店がない。その点、東京は世界有数の大都市だけあって選択肢も多い。安くあげようとおもえば結構やすくあげられる。
お腹も膨れたので、BIG-Wでお買い物。TIMTAMボール(AU$3.28)、カンガルースナック(@AU$0.72)を買う。さらにEarlville Shopping Centreの中をウィンドウショッピングしていると、Chris Boyle's Payless ChemistsというドラッグストアでシャンプーがAU$1.95、Palmoliveの石鹸が4つ入りでAU$1.99と格安だったので速効で購入。その後、Woolworthでグリーンサラダのバッグ(AU$2.98)やマーガリン(AU$3.27)、キウィ(@AU$0.35)、ブロッコリー(AU$1.66)などを購入。
Woolworthを出てベーカリーのBaker's Delightでパンを買う。スーパーのパンは量が多いしまずいので、やはりこういったベーカリーで買うのが安くておいしいのである。ハム&チーズデニッシュ(@AU$2.30)を二個、ハム&マヨデニッシュ(AU$2.80)を購入。一個が日本のものより大きいので、これ一個あれば平均的に日本人には十分ではないかと思われる。
パンを買ったのは良いが、まだ夕食のメニューを決めていない。なんだかんだと迷ったあげくに結局ラムステーキにすることにした。妻はラムのフレンチラック(ラムチョップ)は好物だが普通のラムステーキは苦手なので、フレンチラックとステーキと両方を買うことにした。Woolworthへ戻り、ステーキ用ラム(AU$6.00…安い!)、ラムチョップ(カツレツと表記されている)がAU$10.65だ。他にギリアンのプラリネ・チョコ(@AU$1.59)、Dドロップのフルーツ(@AU$2.10)を買い求めてround後でAU$26.15也。
Woolworthを出て再びEarlvilleの中をうろうろしていると、まだカレンダーを買っていなかったなぁと思いだし、ニュースショップのnextraでミニカレンダー(AU$5.20)、Wildlifeカレンダー(AU$7.50)、Scenicカレンダー(AU$7.50)を購入。
時計を見ると2時前をさしていて、市内に戻ることにしてバスに乗る。冒頭にも書いたけれど、Earlvilleはバス便が良いので車を使わない人でも楽々これる。実際、地元の人でも結構バスでショッピングにきているのを見かける。
ちなみにシティからだとWestcourt Plazaのほうが近い。というか、Earlvilleに行く途中でバスはWestcourt Plazaのほうに入ってゆくが、規模はかなり小さい。キーテナントはCOLESとK-Martのみだが、Earlville (Stockland Cairns)は、雑貨スーパーではTarget、BIG-Wがあり、食品スーパーではWoolworth、IGA Cornetts、Action Supermarketなどが入っている。バス便は平日は10〜15分間隔で運転されており、さほど待つことなくバスが次々やってくる。Stockland Earlvilleへは、City PlaceのTransit Mallからバスでは1, 1A, 1E, 1G, 1H, 1X, 3, 8, 11, 12, 13と多くの系統が運転されている。
シティに戻って、またぞろWoolworthへ。いったい何度Woolworthにいくのだろうかと思いつつ、お土産用のTIMTAM (@AU$1.99)や日本未発売のTIMTAMラテ(@AU$1.99)、GreenTea…日本の緑茶とは似て非なる物…AU$1.95、紅茶のティーバッグ(@AU$1.45)、コンソメの素(AU$2.36)、ミネラルウォーター(AU$1.66)を買う。
お買い物の成果をぶら下げて、気持ちの良い青空の下をぶらぶらと宿へ戻る。例によってキッチンに買った物をつぎつぎ出しては写真に納める。後の記録や思い出のために写真とレシートは大変重要である。時はちょうど、ティータイムなので家族でティーを楽しむ。いや、いいわ、この景色でのんびりお茶ってのは!
16時頃、今回の旅行で初めて娘と二人で散歩に出かける。Cairns Aquariusの前からビーチ沿いをのんびり歩きラグーンプールのほうからPIERへとのんびり歩く。帰りにまたしてもWoolworthへよって、オレンジ二個(AU$1.19)、Dドロップのフルーツ二袋(@AU$2.10)とのどが渇いたのでミネラルウォーター(AU$0.69)を買う。なんだか、今日は買い物ばかりだ。
Cairns Aquariusの西側を望む |
部屋へ戻って家族で夕食の支度をする。こうやってオーシャンフロントでありながらハワイのワイキキように西日が差し込まなくて気持ちの良い広い部屋で、家族そろって夕食の支度というのはいいものだ。
メニューは、ラムチョップ(全部で8カット)、ラムステーキ(4枚)、ゆでブロッコリー、パン&マーガリン、ポテトサラダ、ワイン、スイカである。
夕食を始めたころにはまだ外は明るくて、いや、何度も書くけれどとてもさわやかで気持ちが良い。いいねぇ、こういうの、最高。ホテルじゃ味わえない贅沢だ。といっても、下手なホテルより安いけど。夕食を終えて片付けたあと、ベランダのテーブルでお茶だ。これまたいいですな、ホテルじゃなかなかできない。この景色でこの広さだと、ワイキキなら間違いなく一泊US$600〜700はふんだくられるであろう。だが、ここは一泊AU$214とリーズナブルでワイキキなら狭いワンベッドルームの安い部屋しか借りられないであろうこと疑いない。
夕食後、早めにシャワーを浴びて洗濯をする。その後、PCをネットにつないでリコーの銀座修理センターを調べてみるが、なんと土日は休み。あらま、つかえないね。コンシューマ相手の修理センターならキヤノンのように土日も営業しろってーの。これで、リコー離れの気持ちにさらに追い打ちがかかる。
さて、明日はKurandaツアーで9時前にはピックアップにくるので早めにベッドに入ることにしましょ。
(第3日目終了)