iPhone離脱作戦、その後どうなったか?

iPhone離脱作戦、その後どうなったか?

2009年にiPhone 3Gを使い始めてから、10年以上たち現在はiPhone 8をメインに利用しておりますが、iPhone XやiPhone 11には全く食指が動かず、Lightning呪縛に嫌気がさした筆者。その後どうなったかをお伝えしましょう。

STEP0:両刀遣い

筆者は、スマートフォンではかなり以前からiPhoneとAndroidの両方を使っていますし、PCもMacとWindowsの両方を使っていますので、iPhoneからAndroidに乗り換えることで操作上混乱して使えないなどということは皆無です。

iPhone→Android、Android→iPhoneのどちらの方向での乗換にせよ、両刀遣い状態でない限りは結構混乱するかと思います。

余談ですが、両方になれるとAndroidのほうが設定がPC的であり、PCに慣れている場合はわかりやすいと感じます。iPhoneはなんとかめんどくさいことを覆い隠そうとしているようで、長いユーザーですが結構悩むことも多いです。

STEP1:Apple Watch離脱

Apple離脱を考えるに至る経過などはこれまでのブログ記事で触れています。

お読みいただければ、何を思ってApple離脱(正確にはiPhone離脱)を思ったかがわかるかと思います。

そして、第1歩はApple Watchからさよならです。

上記の記事は2月12日の記事ですが、実際には2月に入ってすぐにApple Watchを外して、以来ずーっとGARMIN INSTINCTか、普通のお気に入り時計+反対側の手にGARMIN vivosmart4(リストバンドタイプ)をしています。

Apple WatchをやめてGARMIN INSTINCTにしても筆者の場合は全く不自由していません。

・通知表示:無問題(そりゃApple Watchのほうが表示は多いけど)
・トレーニングのトラッキング:無問題
・ウォーキング時のGPSトラッキング:無問題
・歩数、睡眠のトラッキング:無問題どころか睡眠トラッキングはApple Watchにはない
・階段昇り階数:無問題
・音楽リモコン:無問題
・天気予報表示:無問題
・24時間心拍計測:無問題

少なくとも筆者が使っている範囲では無問題です。

何をApple Watchにあんなにこだわったのだ?

さらにGARMIN INSTICTにはApple Watchにはない頑丈さがあります。これは実に安心度が高い。

Apple Watch 2種は可愛がっていただける方々の元に嫁いでいきました。

手元からApple Watchがなくなって思った事:
   憑き物が落ちたようにスッキリした気分です。

これでiPhoneでなければならない理由が一つなくなりました。



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STEP2:Apple Pay離脱

今、Apple Payには2020年5月31日までの通勤定期券が入っています。Apple PayのSuicaを普通のカード式に移動することはできませんので期限まで使うしか手はありません。

他にApple Payで使っているものって、iDやQUICPayを入れていますが、ほとんど使ったことがありません。キャッレス支払いは、Suica(Apple Pay)、LINE Pay、PayPayがほとんど、それ以外は普通にクレジットカードです。

ですから、問題はSuicaだけなのでこいつを何とかしないといけません。

解決方法1:

おサイフケータイ対応Androidにする。
→問題:SIMフリーで望むスペック(後述)のAndroidが存在しない。

解決方法2:

カード式Suicaにする。
→問題:Suicaインターネットサービスでのチャージができなくなる(~9/30で終了)
→問題:いつでもどこでもチャージができない。

おサイフケータイ対応Androidにする案

Apple製品ユーザーである筆者がAppleからの離脱を本気で考えるとどうなるか (2)」では「SHARP AQUOS R2 Compact」を上げていましたが、最大の欠点は2,500mAhというバッテリーの弱さ

価格.comの読者レビューでもバッテリーに関しては5点満点で2.83ポイント(平均は3.86)なので並以下ってことですし、言語情報を見てもバッテリーに関してはポジティブな評価はありません。

店頭ホットモックではバッテリー駆動時間まではわからないので、こうしたレビューを参考にするしかありません。

普通に考えてSnapdragon 845というハイスペックSoCでバッテリーは並以下の2,500mAhではどうにもならないのは容易に想像できます。

コンパクトサイズにしたので4,000mAhという大きなバッテリーは無理なのでしょう。

スマートフォンの命はバッテリーの持ち時間。これがどうにもならないようなら選択肢には入らない。

そんなわけでして、現状のキャリアやMVNO契約なしで本体のみ購入可能なSIMフリーモデルでバッテリー容量とパフォーマンスの両立をしたおサイフケータイモデルは存在しないことがわかりました。

補足:正確に言うなら、Galaxy Note 10+があります。しかし、単体でSIMフリー機として販売されておらず大手キャリアSIMロックか、楽天モバイルのみです。楽天モバイルは以前利用して相当がっくりした記憶があるので論外です。

普通にカード式Suicaにする案

残るのは自動的にこちらの案です。

Androidスマホで手帳型ケースを買って(分厚くなるけど)Suicaを差し込んでおけばチャージ以外はまあOK。残高や明細だってNFCを使ってAndroidのアプリで確認できます。

筆者はView Cardを持っているのでオートチャージ設定できますが、これは改札を通らないとチャージされません。

カード式Suicaのチャージ方法:

オートチャージ

 →View Cardが必要(筆者は持っていますので無問題)。
 →JR東日本の対応改札を通らない限りチャージされない。
 →View CardでチャージできるのでJREポイントが貯まる。

JRの券売機(チャージ対応)やチャージ機、View Altte

 →駅まで行かないとチャージできない。
 →View CardでチャージできるのでJREポイントが貯まる。

コンビニでチャージ

 →対面レジチャージなので面倒。
 →現金しか使えない。
 →店舗数は多い。

セブン銀行ATM

 →現金しか使えない。
 →意外に設置台数が多くて便利。(25,000台を超える設置台数)

SONYのPaSoRiを使ってPCでチャージ

 →2020年9月でサービス終了(Suicaインターネットサービス)
 →View CardでチャージできるのでJREポイントが貯まる。

どれも一長一短。

おサイフケータイ非対応のSIMフリーの条件:

先日の記事から少々条件変更です。

  • 単体購入可能なSIMフリーモデル
  • SoCはSnapdragon 845以上、Kirin 980以上、もしくは同等以上
  • メインメモリは6GB以上
  • バッテリーは4,000mAh以上
  • コネクタはUSB TYPE-C
  • 防水対応

これを満たすのはこいつです。

というわけで調達しましたぜ!

価格.comによれば発売日は2018年11月30日ですから、今からおよそ1年4ヶ月前のモデルになります。

HUAWEIは、タブレットでMediaPad M5 LTEを持っていて、これはKirin 960採用モデルですがパフォーマンスも良くバッテリーの持ちも抜群なんですね。Androidでは勝手に起動して裏で延々動き続けてひたすらバッテリーを食うアプリとかあったりしますが、それへの対策がOSレベルでユーザー設定により制御可能なんですね。

次回は、筆者がiPhone離脱後継Androidとして選んだHUAWEI Mate 20 Proについてお伝えします。

また、実際にアプリの乗換などもどうしているのか、それはSTEP3になりますので追ってお届けします。

まとめ

筆者にとってのiPhone離脱第1歩はApple Watchを手放すことであり、これはGARMIN INSTINCTに置き換えて離脱。

iPhone 8に代えて、後継AndroidはHUAWEI Mate 20 Proにした。

Apple Pay Suicaは、カード式Suicaにすることに決めた。利用便利度ダウンは覚悟の上。



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