主回線としてUQモバイルを選ぶべき理由

主回線としてUQモバイルを選ぶべき理由

筆者はかなり前からサブスマートフォン回線はUQモバイルで、家族はその後UQモバイルにMNP。そして昨日の記事のとおり、筆者の主回線もauからUQモバイルに乗り換えました。数あるMVNOのなかでUQはひと味違います!

★2020/9/20 一部記述の誤りを訂正しました。


UQモバイルの特徴

UQモバイルはUQコミュニケーションズ株式会社の提供するスマートフォン・携帯電話向けのMVNOとしてのサービスです。利用しているキャリアはau(KDDI)であるのは皆さん御存知の通り。

UQモバイルは事実上auのサブブランドでして、来る10月1日にUQモバイルはauに統合されます。

具体的にはUQコミュニケーションズ株式会社のUQモバイル事業を分社化し、KDDIが承継します。存続会社はKDDIとなりUQモバイルブランドは継続です。

つまりY!モバイルとSoftBankと同じ関係になります。

UQモバイルは繰越できる

ライバルのサブブランドにはY!モバイルがありますが、Y!モバイルと違ってUQモバイルは余った月間通信容量を翌月に繰越できます。

今どき繰越できるのが当然なのですが、なぜかY!モバイルは頑として通信容量繰越ができません。

UQモバイルは速くて安定

UQモバイルの特徴は速度の速さと時間帯を選ばない安定さです。

3大キャリアが速いのは当たり前ですが、UQはそれに負けずとも劣らぬ速さを誇ります。

(コードを埋め込むと本来グラフが表示されるのですが、うまく出ない場合があるのでリンクにします)

この速度比較サイトは新宿区内の某所で測定しているそうですが、最近のキャリアの東京都心での速度状況がよくわかります。

チェックボックスでキャリアやMVNOを選ぶことができます。

たまたまこの測定の結果かもしれませんが、このデータだけでみるとau>docomo>SoftBankなんですね。

過去24時間に切り替えてみると時間帯での変動がよくわかります。特にUQ以外のMVNOでの変動がすごく激しいです。

SIMWサイトによれば、MVNOの中ではUQモバイルの時間帯による速度変動が少なく、速度は3大キャリア並でY!モバイルより速い。

UQモバイルの低速モードは実用的

UQモバイルの月間通信容量超過後の低速モード(容量無制限)は通常300kbpsで、他のMVNOやキャリアと大差ありません。

しかしUQモバイル スマホプランR(10GB/月)の低速モードは1Mbpsです。

実際に低速モードで測定したのがこれ。

これは都心のある正午過ぎです。

使ったのはHUAWEI Mate 20 Pro(Android 10)です。

大体いつ計ってもこんなもんです。

MVNOにはよくある機能が(キャリアでは見たこと無い、知らないだけかも…)が速度切替です。

ウイジェット・アプリ両方ありますが、このような速度切替が可能です。

コンスタントに1Mbpsの速度が出るとこんなことができるというのが使ってみてわかりました。

SNSやメールは全く問題なく使える。
音楽ストリーミング(Spotify) も無問題。
Radikoも無問題。
Netflixも実はオンデマンドで問題なく鑑賞できる。
YouTubeもOK。

1Mbpsで厳しいのは、写真がとても沢山あるニュースサイトや通販サイト・通販アプリです。これは写真表示にときとして時間がかかることがあるからです。

でも、そのときは高速モードにすればいいだけです。

10GB契約で、通常1Mbpsであればよほどネットショッピングの鬼になるとかしないかぎりはまあ大丈夫でしょう。

UQモバイル(スマホプランRのみ)の容量超過後およびアプリで切り替えられる容量無制限の低速モードは1Mbpsが経験的には都心昼休みでも出るので、メチャクチャ使える。

低速モードが1MbpsなのはスマホプランR(10GB/月)のみであり、他のプランは300kbpsなので申込時に間違えないようにしてください。



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まとめ

UQモバイルはMVNOの中ではY!モバイル同様キャリアのサブブランドである。

UQモバイルの速度はキャリア並であり時間帯を問わず安定している。

同じサブブランドのY!モバイルは容量繰越できないがUQモバイルは繰越ができる。

UQモバイル スマホプランR(10GB)では、低速モード(容量無制限)は1Mbpsなので、写真ばかりのサイト(一部ニュースや通販など)以外は常用モードとして十分使える。



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