マイクジプシーに終止符、VLOGや旅LOG用マイクの決定版、RØDE Wireless GO II

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当ブログでは何度もマイクのことを書いていました。VLOGや旅LOGに自分の声をクリアに収録すると言うことで、マイクジプシー生活が続いていました。しかしついに決定版に巡り会いました。RØDE Wireless GO IIです。筆者はRØDE Wireless GOの単なる受信機と送信機2組セットの「II」だと思っていましたが大きな間違いでした。なぜもっと早く買わなかったのだろう、ずいぶん回り道をしました。

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RØDE Wireless GOとRØDE Wireless GO IIの違い

RØDE Wireless GO

RØDE Wireless GOはマイク内蔵の小型送信機1台と小型受信機1台のセットで、RØDE Wireless GO IIはマイク内蔵の小型送信機「2台」と小型受信機「1台」(2波)のセットです。

筆者は「RØDE Wireless GO II」の「II」を送信機と受信機が2ペアセットの「II」だと勝手に思い込んで手を出しませんでした。

「RØDE Wireless GO」は2.4GHz デジタルワイヤレス通信を使用しており見通し距離で最大70m到達し、満充電で最大7時間使用できます。

小型の送信機にはクリップとマイクが内蔵されており、マイクには付属ウィンドガードを取り付けることができます。

なかなか良いのですが、抜群にすらばらしいというわけでもないと感じていました。

RØDE Wireless GO II

自分がすごく勘違いをしていたと知ったきっかけがドリキンさんのこちらの動画です。

https://youtu.be/D_kLeIpCyf0

動画の2:27のあたりで、キャップの向かって右側(ご本人の左側)につけておられるRØDE Wireless GO IIのことをちらと触れていらっしゃいます。

ここで、え?あれ、受信機はGoProにはついていないよね(動画の7:56のあたりでGoProの全貌が右下のPinPで映っています)。

これが調べてみるきっかけです。

あと、収録されたドリキンさんの音声がとてもいい感じというのもあります。

主な進化点

  1. デュアルチャンネルで1台の受信機で2台の送信機から同時に受信できる
  2. 送信機内にバックアップ録音ができる
  3. 受信機がなくても送信機単体で7時間の録音ができるICレコーダーとして使える
  4. 受信機をUSB TYPE-C経由でiPhoneやAndroidに接続してアナログを経由せずデジタルで録音できる
  5. 見通し伝送距離が最大70mから最大200mになった。

見通し伝送距離は70mでも十分なのですが、2.4GHz帯は干渉が多い周波数ですのでこの部分のスペック底上げは嬉しいです。

筆者の場合は今の所考えにくいですが、送信機が2台になると「RØDE Wireless GO」では受信機も2台になりカメラ側で一工夫必要になりますが、仮にそのような状況になっても「RØDE Wireless GO II」ならば受信機の設定で2台の音声をミックスしたり、LとRに振り分けたりできます。

何より大きいのが2.と3.です。

基本機能としてマイク内蔵送信機側にも録音機能が追加されました。

受信機とペアで使っている時のみ受信機側でもバックアップとして録音するとか、受信機がなくても単体で電源を入れれば即録音開始するようなモード(Always)があります。

先にあげた動画でドリキンさんはAlwaysのモードでお使いになっていたわけですね。

カメラ(GoProやスマホなど)でも音声収録しておけば、筆者の場合はDaVinci Resolve Stuideで波形同期により音声と動画を同期できます。Adobe Premiere ProやApple Final Cut Proでも同様の機能がありますので問題ありません。

もちろん普通にワイヤレスピンマイクとして使えます。

ここまで来たら買わない手はありませんよね!

なので買いました。

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買いました、開梱

 

 

USB TYPE-C/Lightningケーブルで受信機とiPhoneを直結できますので、”Made for iPhone|iPad|iPod”ロゴがついています。

 

内容はソフトケース、送信機2台、受信機1台、ウインドスクリーンド3個(1個は予備)、ケーブルです。

 

こちらが送信機。

 

送信機にあるボタンは電源ボタンのみ。設定などはPC/Mac/スマートフォンに接続してRØDE Central”アプリから行います。単体ではほとんど何も設定できません。

購入したものはファームウェアが古い場合がありますので、全ての受信機と送信機を順にPC/Mac/スマートフォンに接続してRØDE Centralアプリでアップデートします。アップデート後に各種設定をします。

付属ケーブルがこちら。

 

USB TYPE-A・USB TYPE-Cケーブルが3本、TRS-TRSのステレオミニケーブルが1本。ステレオミニケーブルは受信機をカメラのアクセサリーシューにつけてカメラの外部マイク端子と接続します。

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RØDE Wireless GO IIの形状

RØDE Wireless GO IIは初代モデル同様にウインドスクリーンをマイクに被せて使います。

RØDE Wireless GO IIのウインドスクリーンは受信機上部のマイク部分に差し込んでひねるとロックされます。単に被せるだけのものとは違いますし、一旦装着すれば外す必要はありません。

ウインドスクリーンを装着した状態でも、状態を示すLED2つは十分見えますので問題ありません。

 

GoProやスマートフォンを使うならGoPro本体マイクでも音声(環境音+筆者のトーク)を録り、「RØDE Wireless GO II」は襟元にとめて内蔵マイクで筆者の音声をはっきりと録ります。

そして編集時にDaVinci Resolve Studioで波形同期します。

カメラであればカメラのアクセサリーシューに「RØDE VideoMic GO」を装着して外部マイクで使いますが、この時でも「RØDE Wireless GO II」の送信機はICレコーダーのように単体で音声を撮ったほうが確実に聞き取りやすくなるでしょう。

編集時に必要に応じてミキシングすれば良いだけの話です。

これからロケハンなどで活躍してくれると思います。

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