カレンダーが新しい年になると、真っ先にチェックするのが赤い日、つまり祝祭日と日曜日。
2017年も三連休が多いかな、と期待しつつ見ると…
なんてこった!祝祭日のうち4日も土曜日と重なるじゃないか!
2月11日(土) 建国記念日 4月29日(土) 昭和の日 9月23日(土) 秋分の日 12月23日(土) 天皇誕生日
これって、Σ(日本国民の消費支出)にインパクトがあるんじゃないか?
『「山の日」効果1000億円=消費押し上げ-SMBC日興試算』によれば、山の日は個人消費は1,000億円押し上げる効果があるそうですので、単純に考えると4日の祝日が土曜日に化けてしまうことで、4,000億円個人消費が凹むことになります。
現実には、その程度の消費の凹みで日本経済が悪化するとかそんな話は非常に考えにくいわけで、逆に4,000億円増えたからといって、いきなり景気が良くなるとかそんな話もないのです。
どちらかといえば、そういった金銭効果より精神的・気分的なものが大きいですね。
理屈でいえば、有給休暇取得率が低いのだから祝日なんかに期待せず、有給休暇を使いなさい!というのはあるかもしれません。まあ、それはそうなんですが、職場によって・上司によってはなかなか休みにくい、でも、祝日なら堂々と皆休めるというのはあります。でも、それって有給休暇取得率向上に反しますわな。
管理職の方は、なかなか厳しいとは思いますが、ぜひ平均で月1日の有給休暇を取っていただきたいですね。日本の職場はどうしても上司が早く帰らないと部下も早く帰らない、上司が率先して休暇をとらないと部下も取りにくいという風潮があります。
よくも悪くも上司の背中を部下は見ています。
どうも話が脱線しました。
有給休暇はともかくとして、祝日が土曜日に重なったら前の金曜日を休みにするとかしてはいかがでしょうかね。