アメリカの報道によれば、iPhoneのいくつかのモデルは2020年にLightningを含めた一切のコネクタを無くするというではないですか。
Lightningを消せ!
とにかく違うものを提供してユーザーを困惑させるのはAppleの得意技です。
iPhoneからコネクタ類を一切消そうという動きは前からあったようで、その第1段がイヤホンジャックの廃止です。
最初はブーイングの嵐でしたが、そのうち安価なBluetoothヘッドホンも出回り始め、むしろコードレスの快適さに有線ヘッドホンをiPhoneで使う人が減ってきているように思えます。
残っているのはLightningだけ。
残っているLightningも消せ!というのは方向性としてはうなづけなくもないです。
ただ、Lightningを廃止して一足飛びにワイヤレス充電オンリーにするというのはいくらなんでも飛び過ぎます。
噂の元
一つ見つけたのはCNN。
まあ、噂は噂。
確かWSJでも同じような記事があったような…
希望はTYPE-C
私がLightningを廃止してほしいとおもっているのは、ケーブルやチャージャーをシンプルにしたいから。
最近はモバイルバッテリーでもTYPE-C対応(充電ポート)のものしか買わないようにしています。
今持っているAirPodsもLightningですが、新しいAirPods ProもLightningなので完全シカト。TYPE-Cになったら考えます。
愛用のiPad Proも買い換えて晴れてTYPE-Cになりました。
残るはクソiPhone(iPhone愛用者ですが….Lightning搭載のくそったれです)だけです。
iPhoneがTYPE-C対応になるまで新モデルは買わないと決めたのに、このままではiPhone人生が終わってしまいます。
ディメリットは?
USB TYPE-Cを飛び越えて一気にワイヤレスになることで、今はディメリットのほうが大きいです。
冒頭に書いた通り、バッテリーが1日も持たない状況ではモバイルバッテリーは現状でも必須であるのに、それに加えてワイヤレスチャージャーを持たなくてはならず荷物が増える。
ケーブルならばモバイルバッテリーに接続したままバッグに放り込めるが、ワイヤレス充電だと適当にバッグに入れても充電できない。
iPhoneを1回充電したらヘビーに使っても1週間持つならワイヤレス充電オンリーでよいが、下手すると1日持たない現状では、モバイルバッテリーにワイヤレス充電アダプタも持つというアホな状態になります。とんでもない話。
有線充電では接続して充電中はiPhone本体への電力供給はチャージャーから行われますが、ワイヤレス充電では充電中の本体への給電もバッテリーから行なわねばならないので、バッテリーの消耗(充電回数の増加)を招きます。
メリットは?
一切のコネクタ・ジャック類がなくなることで開口部がなくなり、防水性を一気に高めることができます。
それこそ100m防水iPhoneなんてのも夢じゃないかもしれないが、水中だと静電式タッチパネルは使えないからどうするんだろ?とか思ったりします。
その水中タッチパネル問題もそのうち解決されるかもしれません。
現実的な話をするなら、こうしたメカニカルな接触部分はトラブルが発生しやすいため、そうしたトラブルが減少するというのは確実にありますね。
とはいえ、そうしたトラブルはそんなに多くない。
あとは、出来が超悪いApple純正Lightningケーブルとさよならできることですかね。付け根がすぐに切れちゃうアホケーブルです。
まとめ
2020年発売iPhoneの上位モデルから一切のコネクタがなくなるという噂がある。
ワイヤレス充電になると、モバイルバッテリーに加えて荷物が増える。
ケーブル充電なら繋いだままバッグやポケットに放り込んで充電継続できるが、ワイヤレスだとそうはいかない。
iPhone充電がハードにつかって1週間ほど持つならワイヤレス充電オンリーもあり。そうでないならiPhoneとのさよならも考える。