20代、30代の方にはちょっと想像が厳しいかもしれませんが、筆者はけっこう良い歳なので子供の頃はもっと涼しかったなぁという記憶が鮮明にあります。ちょっと気象庁データを調べてみました。
8月の最低気温比較
全国的に必ずといっていいほど放送される東京と、昔から暑い京都市(盆地ですから)で1963年と2019年の8月の最低気温比較です。
データ出典は気象庁です。
幼少時代、8月はたしかに暑かった記憶がありますが、それでも夜になるとけっこういい風も吹くし気温もすーっと下がった記憶があります。
もっと差があるかと思ったのですが、このころからすでに人口集中によるヒートアイランド現象が始まっていたのでしょうか?
しかし、2019年8月の最低気温で25度以上は19日、1963年8月では6日と明らかに差があります。
京都は盆地ですが、これは明らかに差があります。
最低気温が25度を超えた日はほんの僅かです。
2019年8月の最低気温で25度以上は20日、1963年8月では3日と相当な差があります。
東京も京都も最低気温は半世紀の間に相当高くなっているようだ。
8月の最高気温比較
熱中症などの原因になる昼間の暑さ、最高気温比較です。
2019年8月の最高気温で35度以上は10日、1963年8月では1日ですね。
2019年8月の最高気温で35度以上は15日、1963年8月では2日ですね。
やはり相当な差があります。
最高気温は半世紀の間にかなり高くなっている。
まとめ
ごく一部の結果をもって温暖化の影響とかそんな無茶は言わないが、原因はどうあれ体感で昔はもっと涼しかった、昔の夜はもっと爽やかだったというのは間違いない。
最高気温の35度以上日数、最低気温の25度以上日数は京都も東京と相当異なり、2019年は1963年に比べて激増している。