HUAWEI WATCH GT2e 日本版で血中酸素レベルの測定が可能に!

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Apple Watch Series 6から機能が提供された血中酸素レベルの測定が、HUAWEI WATCH GT2eでも可能になりました。体温のように頻繁に測るようなものではありませんが、血中酸素レベルをみることでちゃんと酸素が血中に取り込まれているかを知ることができます。

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医療機器認証について

正確には血中酸素飽和度といいまして、医療では指先を挟み込むような小型の器具(パルスオキシメーター)により測定し正常値は96%~99%とされています。

医療目的で血中酸素飽和度を測定する機器は日本では例外なく「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(通称、薬機法)による承認を得ないと商品として販売することができず、非認証機器は医療器具として使用することはできません。

市販のスマートウォッチで、医療機器認証を得ずに血中酸素レベルを測定できるとしているのは、治療や診断に使うものではなくウエルネス目的で参考データとして使用するものです。

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HUAWEI WATCH GT2eでも対応

血中酸素レベルをウエルネス目的での参考データとして測定できるスマートウォッチで日本で販売されているものでは、FitbitやApple Watch Serise 6、Amazfitなどがありますが、今回HUAWEIもソフトウェア・アップデートで対応しました。

筆者のHUAWEI WATCH GT2eにも先日アップデートが飛んできましたので、早速アップデートしてためしました。

今までなかった「血中酸素」のメニューが表示されるようになりました。

これをタップすると、静かにして動かないようにという注意とともに計測が始まります。

計測中は赤いサークルの外側の点々のゲージが時計回りに増えていき測定中であることを示します。

最初に数字が表示されるまでおよそ15秒。

その後、計測は続き数字は変動し最初から1分程度で測定値が確定します。

測定完了になると下側に赤文字で「測定」が表示され、この時の値がHUAWEI HEALTHにも記録されます。

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測定の注意

医療機器のパルスオキシメーターは指先を挟み込んで、指先を透ける光を解析してSpO2を測定していますが、ウォッチタイプでは光(赤と緑のLEDは)の反射を解析しています。

したがって皮膚とウォッチのセンサー部との間に隙間があったりゆるゆるだったりすると、数値が不安定になったりします。

測定時は、ウォッチフェイスを上に向けて動かず静止していることが重要。その際、ウォッチと皮膚の隙間から光(=ノイズ)が入ることを防ぐために測定時だけはバンドをきつくしっかり締めたほうが良い。

やってみるとわかりますが、普段は締めないきつさでがっつりしめるとすぐに数字は安定しますが、きつすぎない程度の普段の強さだと結構変動が大きくなるようです。

出てきた数字で一喜一憂する必要はありませんが、息苦しいとか呼吸が荒くなるなどの症状があればすぐに医師に相談すべきです。

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まとめ

HUAWEI WATCH GT2eでもアップデートで血中酸素レベルが測定できるようになった。

測定時はフェイスを上に受けて静かにし、皮膚とウォッチの隙間から光(=ノイズ)が入るのを防ぐために、測定時のみバンドはしっかりきつく締めたほうが良い。

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