京の老舗和菓子屋店、仙太郎の「ご存じ最中」

京の老舗和菓子屋店、仙太郎の「ご存じ最中」

皆さん、和菓子の「最中」はお好きでしょうか?もちろん「さいちゅう」ではなくて「もなか」です(笑)。もち米の粉で作ったパリパリの皮に餡を挟んだものです。筆者の好物菓子の一つですが、中でも好きなのが京都の老舗和菓子店である仙太郎(せんたろう)の「ご存じ最中」です。

仙太郎について

京都で老舗というと創業100年以上を指すのが一般的のようです。

今回ご紹介する仙太郎はこういうお店です。

 

会社名株式会社 仙太郎
創業1886年(明治19年)
所在地京都市中京区
会社設立1951年12月
事業所■関西■
・本店
・山科店
・丹波工場
・大丸京都店
・髙島屋京都店
・ジェイアール京都伊勢丹店
・阪急うめだ本店
・近鉄あべのハルカス店
・髙島屋大阪店
・神戸阪急店
■中部■
・松坂屋名古屋店
・ジェイアール名古屋タカシマヤ店
■関東■
・東京支社(練馬区内にある店舗と工場)
・髙島屋横浜店
・伊勢丹新宿本店
・東武池袋店
・三越銀座店
・東急東横のれん街店
・京王新宿店

出典:仙太郎ホームページ 会社概要

創業年数でいうと134年です。

京都の老舗和菓子店ですが、首都圏でも練馬区にある東京支社、横浜高島屋、伊勢丹新宿、東武池袋、三越銀座、京王新宿、東横のれん街でも一部の商品を扱っています。



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ご存じ最中

筆者が好きなのはご存じ最中

最中は最中ですが、餡の量が多くて皮の上下がぴったりと合うどころか、餡に皮が張り付いている感じです。

皮を含めての重さは約90gとずっしりです。

使用している小豆は丹波大納言小豆でして、一時この丹波大納言小豆が不作になり一部の店舗でしか販売されなくなっていましたが、今年の1月21日から全店で販売再開となりました。

皮からはみ出るほどたっぷりはいった餡はこの量を食べてもくどく感じることのないあっさりした甘さ。

この「ご存じ最中」の餡の量になれると、市販の他の最中は餡が少なすぎて超・物足りない状態になる、罪作りの最中です。

皮がこわれやすいので通販はしておりませんから、関東だと前述のどこかのお店で買うしかありません。

一つ260円ですが食べごたえ抜群。
もう、他の最中は食えない感じ。

餡たっぷりの最中といえば有名なのは新生堂の切腹最中。
ヘマをしたときのお詫びの品の代表格みたいな扱いで気の毒ではありますが…。

この切腹最中をもってしても重さは62gだそうで、「ご存じ最中」の90gの2/3程度となります。

最中は平均的には40g前後なのだそうですから、普通サイズの二倍ってことになります。

たっぷりの濃いの緑茶がよく合います。

最中好きの方、機会があれば一度お試しください!

まとめ

京の創業134年になる老舗和菓子店、仙太郎の「ご存じ最中」は皮からはみ出るほどの餡で重量は約90gと、一般的な最中の2倍ほどの重量である。

丹波大納言小豆のみを使用しており、1個260円であるが満足度は高い。

関東では東京や横浜のデパートを中心に出店している。



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