手軽だけれど美味しい店は少ない立ち食いそば、筆者好みの駅近くにある4店舗

手軽だけれど美味しい店は少ない立ち食いそば、筆者好みの駅近くにある4店舗

安くて美味しい立ち食い、江戸時代の屋台蕎麦がルーツの一つであろうと言われている現在の立ち食い蕎麦。日本独自のファストフードの筆頭です。関西にも立ち食いうどんはありますが、やはり立ち食い麺類の王者といえば立ち食い蕎麦でしょう。腹を持たせるだけの安いだけの立ち食い蕎麦はたくさんありますが、美味しい立ち食いは存外少ないものです。筆者がよく食べる4店舗をご紹介。

基本は盛りそば

筆者は単なる蕎麦好きであり、蕎麦通などとは無縁です。

初めての蕎麦屋で頼むのは十中八九「もり蕎麦」です。ざる蕎麦じゃなくてもり蕎麦。慣れて味がわかっている店なら寒い時には暖かい蕎麦も食べますが、具材で誤魔化されたくないのでその場合でもかけそばです。

余計な具材がなく、茹で上げて水で締めた蕎麦はごまかしようがない味を見せてくれます。美味しくても不味くても素の蕎麦の味を知ることができます。

ツユもネギやワサビを入れない出されたままを口に含むと、もうその店の味が一発でわかる、善し悪しではなく自分の好みとフィットするかどうかがわかりますね。

江戸落語のように蕎麦の先っちょだけをつけるのではなく、2/3くらいまでをつけて啜るか、ツユが気に入ったらドバーッとつけて一気に啜り込む。これが蕎麦の楽しみです。

小諸そば EQUiA 北千住店

北千住駅というのは面白い駅で、JR常磐線・東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の4路線が改札内でつながっており自由に行き来ができます。

この中の東武線駅ナカがEQUiA(エキア)北千住で合計43の店舗・施設があります。

その中の東武線3-4番ホームにあるのが小諸そば EQUiA北千住店。

入口外側にある券売機(現金またはPASMO・Suicaなど交通系IC)で食券を買って中に入ると、狭い店内なのですがフロア担当の女性の方がいらっしゃるという立ち食い蕎麦には珍しいスタイルです。

フロア担当の方がテキパキと片づけるといこともあって回転が速いし、立ち食い蕎麦には珍しく蕎麦湯も湯筒(ゆとう)に入れて提供してくれます。

二枚盛り(もり蕎麦2玉分)が440円という破格のお値段です。薬味はセルフサービスで食べるカウンターの上に置かれていますので、必要な人だけが取れば良い。筆者のように何も入れない人は捨てることになるので、そういう無駄もすくないのが好ましいです。

ツユの加減が筆者好みで江戸風に辛口ですが甘すぎることもなく、蕎麦とよくあうので筆者の好みです。

暖かい蕎麦は食べたことがありません、もり一択。

[公式] EQUiA北千住

〒120-0026
東京都足立区千住旭町42-1
東武鉄道北千住駅3,4番線ホーム

Google Mapsユーザー評価:3.9(871)

越後そば 東京店

経験的に越後そばってあまり美味しい店がないような気がしているのですが(知らないだけかも)、この八重洲一番街にある越後蕎麦は別格。

女性一人客も多く、駅で働く人も結構姿を見ます。

蕎麦は小諸そばよりしっかりしており、ツユはそれに似合うようにしっかりしたツユです。優しめの小諸そばにガツンとパンチを入れたらこんな感じかというところ。ここも八重洲で軽く蕎麦でも….という時に利用しています。

〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目9-1
東京駅一番街 地下1階

Google Mapsユーザー評価:3.8(665)



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喜乃字屋

科学博物館に行った時に、蕎麦を食べたいなぁと思ってうろうろ探してみたが良さげな店がない。駅の外を歩いていて目についがのが上野の森さくらテラス1Fにあるこのお店。

当ブログでも紹介しています。

ここでもり蕎麦一択です。

〒110-0007
東京都台東区上野公園1-54
上野の森さくらテラス1階

Google Mapsユーザー評価:3.6(499)

名代 箱根そば 秋葉原店

通称「はこそば」というようです。

ここは特別美味しいとか価値があるわけではないのですが、アキヨドのすぐ近くで時間をかけずにお安く待たずに蕎麦が食べられるということで、秋葉原に出向いたときにはかなり高確率で利用しています。

個人的には、昔小田原方面に長距離新幹線通勤していた時代があり、仕事帰りの新幹線待ちの間に帰宅まで腹の虫を宥めるためによく食べたものです(Google Maps [名代 箱根そば 小田原店]、https://maps.app.goo.gl/PgMSj6 )。

〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1丁目19-1

Google Mapsユーザー評価:3.5(455)

まとめ

まとめるほどのことはないもないのですが、本格的に食べるにはちょっと時刻が半端、さりとて食べないとひもじい、そんなときには、筆者の場合は「もり蕎麦」を一気に啜ります。

さっと入って、さっと注文して、さっと出てきて、さっとすすって、店を出る。

とにかく江戸時代からのファストフード。

都内で小腹が空いた時、探すのが立ち食い蕎麦。



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