67種類もあるGarminウォッチから、自分に合うものの選び方 <まずシリーズを選ぼう>

67種類もあるGarminウォッチから、自分に合うものの選び方 <まずシリーズを選ぼう>

Garmin Watch推しの筆者ですが、買い替えを考えるごとにこの種類の多さにめまいがするくらいです。逆に種類が多すぎてちょっと引いてしまい、他のスマートウォッチに流れる人もいるかも、と考えてまずはシリーズから選ぶヒントを差し上げます。自分の要求にに適したシリーズを見つけて、そこからソーラー充電有無やディスプレイの違いなどで選ぶと良いでしょう。

Garminスマートウォッチのシリーズ

2024/01/10時点で何と67機種もあるGarminスマートウォッチです。その品揃えでは他のメーカーは足元にも及びません。

これだけ沢山あると選び方がわからないという人が多数だと思います。

まずは自分のニーズに応じてシリーズを選びましょう。

・普通にスマートウォッチ機能+ある程度のトレーニング支援機能であれば、fenixシリーズ とepixシリーズ 。もう少しライトなもので良いならヘルス&ウェルネスシリーズから選ぶ。
ランニング重視ならForerunnerシリーズ。
ゴルフをする人ならApproachシリーズ。
ダイビングする人ならDescentシリーズ。
アウトドアアクティビティが多い、あるいはG-SHOCKのようなごついテイストがお好みならInstinctシリーズ・

ゴルフ・ダイビング・ランニング特化ニーズがないのであれば、fēnixシリーズ 、epixシリーズ、Instinctシリーズが適当だと思います・

ヘルス&ウェルネスシリーズはモデルにより機能差がかなりありますのでよく仕様を見て後悔しないように。

MARQシリーズ

Garminの最高峰のモデルです。GOLFER、ATHLETE、COMMANDER、ADVENTURER、AVIATOR、CAPTAINの種類があります。それぞれゴルフ機能、アスリート機能、ミリタリー&航空機能、アドベンチャー機能、航空機能、航海機能を強化したモデルとなります。

価格も最高峰らしく、270,000円(ATHELETE)〜484,000円(COMMANDER)とパンピーには縁のない価格であります。

めちゃくちゃお高くてPCやMacより高い!のであります(笑)。

多分普通の人にはほぼ関係ないシリーズなので、気にしなくて良いです。

fēnixシリーズ とepixシリーズ 

Garminのメインストリームといえるモデルで、とてもGarminらしいシリーズです。

fēnixはディスプレイがMIP(メモリインピクセル)液晶でソーラー充電対応のシリーズで、epixはAMOLEDディスプレイでソーラー充電には対応しません。両者は機能的にはほとんど同じであり、違いはディスプレイとソーラー充電の有無だと思って間違いありません。

補足:MIP液晶
MIP液晶は表示の維持に電力を必要としないため、電気を食わずに常時表示できます。周囲が明るければ明るいほどくっきり見やすくなります。AMOLEDディスプレイが苦手な真夏の直射日光下においてはAMOLEDよりはるかにくっきり見えます。しかし室内などではなんだか薄暗く冴えないように見えますし、暗所においてはバックライト点灯が必要です。

[ケータイWatch] ケータイ用語の基礎知識、第697回:メモリインピクセル液晶 とは
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/689736.html

Forerunnerシリーズ・ForAthleteシリーズ

文字通りランニングウォッチです。

最新モデルの965と265はAMOLEDディスプレイなのでくっきり見やすいですが、一昨年のモデル(955と255)とForAthlete 5SはMIP液晶でAMOLEDとは見え方が全く違いますのでご注意ください。

下の動画はForenunner 965を使ったトレーニングの一旦を紹介しているものです。走った実績(距離やペース、心拍や呼吸数など)を取って見せてくれるスマートウォッチはあたりまえなのですが、Forenunnerの場合はトレーニングのメニューを作ることもできます。こうした積極的なトレーニング寄与機能があるのがミソです。

サンデーランナーにはForerunnerほどの機能は不要(というかあっても多分活かせない)でしょうが、ガチランナーにはとてもよろしいのではないでしょうか?

筆者の知り合いのランナーさんたちは、みなさんForerunnerの愛用者ばかりです。サンデーランナーですとForeAthleteでも良いかもしれません。それで不足になったらForerunnerに買い換え。

Instinctシリーズ

一見するとCASIO G-SHOCKみたいな風貌のアウトドアウォッチです。ごつい外見通り、アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810」準拠の高い耐熱性、耐衝撃性および耐水性を有しているのが特徴です。

全てのモデルはMIP白黒液晶で、Instinct 2と2Xは右上に小さい円形のディスプレイがあるデュアルタイプで、crossoverはアナログ時計(針がある時計)とデジタルのデュアルタイプです。

Instinct 2 Dual PowerとInstinct 2X Dual Powerでは、「50,000ルクスの条件で1日3時間の屋外での終日着用」がある場合には稼働時間はスマートウォッチモードでは無制限となります。

Instinct 2X Dual PowerではGPSモードでも連続145時間(6日間)は動き続けるので、アウトドアにもってこいでfす。

筆者はInstinct(初代)、Instinct 2 Dual Power、Instinct 2X Dual Powerと使ってきましたが信頼できる相棒です。

アウトドアの趣味がなくても、がっちりと逞しいですしInstinct 2 Dual Powerの稼働時間の長さは特筆に値します。

Approachシリーズ

ゴルフに特化した機能を持つシリーズです。

頻繁にコースを回る人には欠かせない存在になりそうなモデル、ゴルフコンピューターとも言えます。

筆者はゴルフとは無縁ですので、Approach独自のゴルフ機能について解説する知識はないのですが…。

Approach S70ではスイングの履歴、風速・風向、標高など、さまざまな要素からお薦めクラブを表示するバーチャルキャディがあったり、またPlaysLike Distance(高低差情報)も強化されているそうであります。

Descentシリーズ

スキューバダイビングをやる人向けのダイビングコンピューターでもあります。

筆者は昔々その昔(笑)ダイビングをやっていたことがありますが、このころは全てがアナログでありダイビングコンピュータなんてありませんでした。

Descent T2 トランシーバーをタンクのファーストステージに装着すれば、タンクの残圧や残り空気量などをモニタリングできます。

当然ですが、GARMIN Venu 2 Plusり「Note」でありDiveり「Note」でありAndroidのを使うことでダイブログを記録することができます。

ヘルス&ウェルネスシリーズ

モデルでいうとVenu、vivoactive、vivomoveなどいわゆる一般向けモデルです。

ディスプレイはAMOLEDのものが多いのですが、アナログ時計もついているモデルではモノクロLCDのものもあります。このシリーズのアナログ時計付きは、主役がアナログ時計であり、それに白表示の液晶が付いている感じです。かなりアナログ時計に近いイメージ。

それに引き換えVenu 3はこのシリーズで一番多機能なモデルです。

他社のスマートウォッチと競合するゾーンでもあります。

筆者が持っているのはVenu 3。一般モデルですが、体調を数値化すると言ってもよいHRVステータス(心拍変動)に対応しています。

初めてのGarminであればまずはこの中から選べば良いでしょう。一般的なモデルである分、Garminらしさが少ないとも言えます。

アナログ時計が主体のvivomoveとLilyは一般のスマートウォッチとは異なり、アナログ時計にスマートウォッチ機能がついた感じになっています。表示エリアや表示内容もある程度限定されているので、実機を店頭で見て操作してから購入することを勧めます。つけていてもスマートウォッチには見えません。

筆者は今はディスコンとなっているvivomove Styleを使っていたことがありますが、スマートウォッチとしての多機能さには欠けますので、ガジェットヲタクの筆者を満足させることはできませんでした。



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まとめ

とにかく種類が多いGarmin。それだけに大抵の人を満足させてくれる選択肢があると思いますので、GarminのWebサイトや店頭で実機を見てよく選んでください。

<参考記事>

 



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