ハイエンドスマホに慣れていてもストレスをほとんど感じないAUQOS sense8の良さ

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IDCの調査によれば2023年国内スマートフォン出荷台数でAndroidでは1位のシェアを誇るSHARP。その中核といえるsenseシリーズ最新のAQUOS sense8。発売から9か月たちましたが筆者も入手しました。普段はiPhone 15 Pro MaxとGalaxy S24というハイエンドに慣れている身でAQUOS sense8を操作しても快適なのです。前世代のsense7との圧倒的な差を体で感じました。

<参考記事> SHARP AQUOS sense8、ミッドレンジスマホではトップクラスの「ちょうどよさ」

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AQUOS sense7から買い替える価値はある?

筆者は十分「ある」と思います。

スクロールで引っ掛かりを感じにくくなった。

CPUの速度は3割り増しだそうですが、画面のリフレッシュレートが60Hzから90Hzになり、スクロール時の残像が劇的になくなりましたので、操作した体感はそれ以上です。

以前使用していたAQUOS sense7ではスクロールで残像があるため「ひっかかった」ような微妙な感じを受けて、「遅い」と感じることがありましたがAQUOS sense8ではほとんど感じなくなりました。

指紋認証精度が非常に高い

AQUOS sense7はサイドボタンと指紋センサーが右横に縦並びについていました。なぜ分かれているのか理解に苦しむところ。手探りでロック解除するときに、間違えてサイドボタンにタッチしていてロック解除されないなんてことも頻繁にありました。

AQUOS sense8ではXperiaなどと同じようにサイドボタンが指紋センサーを兼ねていますので使いやすくなりました。認識精度も高いようで感覚的にGalaxy S24の画面内指紋認証といい勝負しているというかそれ以上の認識の良さ。

Zenfone 10もサイドボタンの認証ですがイマイチで、結構エラーになりました。AQUOS sense8は極めて優秀で左手中指、右手人差し指を登録していますが、どちらも問題なく一発!もちろん手が濡れているとか風呂上がりはダメですが。

USB3.2 Gen1になり高速化

AQUOS sense7は480MbpsのUSB2.0でしたが、AQUOS sense8は5Gbpsとなりました。

旅先で外部SSDへ写真のバックアップを取る時にUSB2.0だと果てしなく時間がかかるのですが、USB3.2 Gen1ですと普通に短時間で終了します。単純計算で10倍の差でUSB3.2 Gen1だと5分でおわるものが1時間近くかかるわけなので耐えられなかった。

使うチャンスは少ないかもしれませんが、Display Port機能もついたので適したケーブルを利用して外部モニタにミラーリングできます。

肌で感じる心地よさ

メールやWeb閲覧などであればエントリーモデルで十分だといわれますが、それは快適なのではなく不自由ない程度には使えますという意味でしょう。

AQUOS sense8は、負荷の高いゲームをしない限り電池はsense7より持つし、指紋センサーの認識率はかなり高い、ディスプレイも高速化され、それでいて100g台半ばという軽さ。

光学式手ぶれ補正対応

AQUOS sense7でこれはダメだと思っていたのがカメラに光学式手ぶれ補正(OIS)がなかったこと。電子式手ぶれ補正(EIS)はありましたが、クロップされてしまうのと何よりも効きがよろしくない。

AQUOS sense8では標準カメラにOISがついています。ファームウェアのバージョンアップでは動画撮影時にOISとEISを同時に効かせるハイブリッド手ぶれ補正まで使えるようになりました。

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これでいいではなく、これが良いといえるスマホ

AQUOS sense8ではミッドレンジスマホとして普通のことが普通に快適につかえるようになりました。

普通の事がよりハイグレードにできる、より多機能でいろいろなことができるのがハイエンドモデルです。

普通のことが、普通に快適にできて心地よく安心して使えるのがミッドレンジスマホのあるべき姿です。このレンジは比較的ユーザーの年齢層も高く、長く使う人も多いようですので、基本がしっかりできているのが大切です。

日常ハイエンドモデルを使っている筆者が使っても、ストレスをほとんど感じないのに驚いたAQUOS sense8でした。

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