iPhone 16間近、iPhone 15 Pro/Pro MaxユーザーはiPhone 17を待とう！

噂では日本時間9月10日に発表されるというiPhone 16シリーズ。今回はそれらの噂をもとにiPhone 15 Pro / Pro Maxを持っている人が買い換えるべきか静観するべきかを考えてみました。お世辞にも安いとはいえないPro / Pro Maxなので大枚はたく価値があるのか？

iPhone 16 Pro / Pro Maxの噂

主な特徴（噂）

筆者から見ると劇的な変化はありません。というのもA17 Pro, A18 ProでiOS18以降で利用できるようになるApple Intelligenceが今回の売りでありますが、日本語が利用できるのは最速でも2025年もしくはそれ以降となるようです。

ディスプレイの大型化

ディスプレイは微妙にサイズが大きくなりが本体サイズと重量も微妙に増加します。

ディスプレイサイズ：
iPhone 16 Pro：6.1” → 6.3”
iPhone 16 Pro Max：6.7” → 6.9”

大型化には当然代償が伴います。

重量：
iPhone 16 Pro：187g → 194g
iPhone 16 Pro Max：221g → 225g
わずかに増えています。
Pro Maxは14gも増加しています、ただでさえ重いのに！

本体サイズ：
iPhone 16 Pro：146.6 x 70.60 x 8.25 → 149.6 x 71.45 x 8.25 (mm)
iPhone 16 Pro Max：159.9 x 76.70 x 8.25 → 163.0 x 77.58 x 8.26 (mm)
こちらもわずかに大型化。

ベゼル：
iPhone 16 Pro：1.71 → 1.2 (mm)
iPhone 16 Pro Max：1.55 ⇨ 1.15 (mm)
これ以上ベゼルを薄く流するのは無理って感じです。
現状でも全然問題ないし十分薄いです。

最大輝度： 1,000ニト → 1,200ニト
ぶっちゃけ大差ないです。

キャプチャボタン新設

噂によれば、電源ボタンの側の中央部、縦に持ったときに電源ボタンの下側に新設されるそうです。

Appleのデザインチームが自撮りのことを考えてデザインするとも思えないので影響が気になるところです。

カメラの進化

超広角カメラは現在12MPですが、これが48MPになるという噂。

新発売のGoogle Pixel 9 Proは、超広角と望遠が48MP、広角（メインカメラ）が50MPですので、別にそれに対抗したわけではないのでしょうが、iPhone 16 Pro / Pro Maxも超広角が48MPになるようです。

望遠の解像度についての噂はなさそうですが、iPhone 15 Proは光学3倍だったのがPro Maxと同じようにiPhone 16 Proでは5倍ズームになるようです。

A18 Proチップ

よりアップグレードされたNeural Engineを積んでいるという話ですが、それが生かされるのはApple Intelligenceでしょう。

Apple Intelligenceは当初英語のみの対応であり、各国語の提供は2025年以降順次とAppleは発表しています。

またApple Intelligenceに対応しているのは現行ではA17 Proチップを積んだiPhone 15 Pro / Pro Maxであり、日本語版がリリースされればiPhone 15 Pro / Pro Maxでもその恩恵に預かることができます。

Apple Intelligenceを目当てにiPhone 16 Pro / Pro Maxを狙う必要はありません。

Wi-Fi 7対応

Wi-Fi 7にしても自宅のWi-Fiルーターが対応していないとほぼ無意味ですよね。

Wi-Fiだけ早くなっても肝心のルーターから先のネットワークが遅ければメリットはありません。

現時点ではWi-Fi 7のメリットはほとんど享受できないのではないでしょうか？

iPhone 15 Pro / Pro Maxから変えるメリットは？

現時点での噂情報を元にすると、わざわざ買い換えるメリットがあるでしょうか？

結論

iPhone 15 Pro / Pro Maxから買い換えるメリットという視点で考えると、お金が余っていて使いたい人を別にすれば、そのままiPhone 17やiPhone 18のためにとっておいた方が賢明です。