iOS(iPadOS) 13になって、外部ストレージが使えるようになりました。そこで、最近安くなったポータブルSSDを購入したので試してみました。
使用した機材
SSD
購入したSSDはこれです。
Transcend USB3.1 Gen2 コンパクトSSD 耐衝撃 960GB TS960GESD350C
iPhoneに使うのが主目的ではなかったわけですが、物はついでということでテストをしてみました。
購入価格は通販で22,800円。以前、960GBの内蔵用SSDドライブを買った時はその2倍以上でしたから、安くなりました。
iPhone 8と並べて撮影してみました。大きさが相続できるかと思います。
手のひらに乗せると、私のように大きめの手であればすっぽり隠れてしまいます。
デザインはTranscendのポータブルHDDそっくりですが、それのミニチュアって感じです。
付属品は、USB TYPE-C /USB TYPE-Aケーブル、USB TYPE-C/USB TYPE-Cケーブルです。TYPE-Aも付いているのが親切です。
今時のデバイスなのですから、レガシーのmicroUSBとかTYPE-Aとかもうデバイス側としては捨てていいです。そうしないと変わっていきませんから。
iPhone
iPhone 8 256GB iOS13.1.3 です。ごく普通です、何の変哲もありません。
iPad
iPad Pro 11インチ 1TB iPadOS 13.2.3
接続してみる
PCとMac
当たり前ですが普通に使えます。
iPadに繋ぐ
私のiPad Pro 11インチはUSB TYPE-CなのでSSDドライブ(USB TYPE-C)とUSB-Cケーブルで接続しました。
認識して使えるかどうかは、新しくなったFILEアプリでわかります。
はい、左側のペインに”TRANSCEND”と出ていますが、このSSDのボリューム名です。右側のコンテンツ表示に出ているのがその中身です。とりあえずMacにつないで入れてみたものです。中身が空ではわからないので。
iPad Pro 11 (2018年版) では、USB TYPE-Cケーブルで接続することで問題なく認識しました。
iPhoneに繋ぐ
ちょっと問題だったのはiPhoneです。
iPhoneにUSB-Lightningケーブルで接続しFILEアプリでみましたが「TRANSCEND」ドライブが出てきません。
ありゃ?
いろいろ情報を探ると、大容量ストレージだと電力の問題で認識しないものがあるといいます。
ならばSSDの電源をiPhoneからとらなきゃいいのね。
Lightning – USB 3カメラアダプタ
これはLightning(オス:iPhoneに繋ぐ)と反対側がUSB TYPE-A(メス)とLightning(メス)になっており、その名の通りUSB TYPE-Aのデバイスを接続し、なおかつ電源供給もできるもので、MIDIキーボードをiPhoneのKORGアプリを音源としてiPhoneのバッテリーを減らさずに接続できたりします。
これを使って接続。電源はUSB電源アダプタから供給です。
中央の白くて大きいのが、Lightning – USB 3カメラアダプタです。右側に生えている黒いケーブルが写真の下側を通ってSSDにつながっています。
この状態でFILEアプリを起動。
やりましたね、無事認識です。
「TRANSCEND」というSSDのボリューム名が表示されました。それをタップするとコンテンツが見えました。
iPhoneで認識させるには電源容量不足であり、Lightning – USB 3カメラアダプタを介して接続する必要がある。
まとめ
TRANSCENDのUSB3.1 Gen2 コンパクトSSD 耐衝撃 960GB TS960GESD350Cという960GBのポータブルSSDは掌より少しだけ大きい程度のコンパクトサイズ。
iPad Pro 11 (iPadOS 13)には普通のUSB TYPE-Cケーブルで認識できる。
iPhone 8 (iOS 13)にLightning USB TYPE-Cを繋いでもiPhoneからの電源供給不足で認識しないが、Apple純正のLightning – USB 3カメラアダプタを使って、外部から電源供給すれば認識する。
iPhone 8以外のiPhoneではどうなのかもっていないのでわかりませんが、旅先での写真バックアップ等に使えそうだ。