札幌で有名なお菓子屋さん「きのとや」創業者である長沼昭夫氏のご子息である長沼真太郎氏が立ち上げた株式会社BAKE。この2年程度で有名になったのですが、その中にクロッカンシュー ザクザクというシュークリーム系の菓子があります。
普通のシュークリームと違って、細長くて一見巨大なエビフライに見えなくもない。外側はパリパリを通り越したバリバリでサクサク、中のカスタードクリームがとろりというお菓子です。
前に妻と札幌に行った時、大通りビッセに入っているこのとやカフェで頂きました。このときに食べたのは、冷やされていて(仕方ないです)皮もややしんなりとしてしまっていました。
しかし、池袋東武に出店し、焼き立てをいただけるようになりました。昨日、所用で妻と池袋に行った時に、作りたてを頂いてきました。
シュークリームではありますが、見慣れた丸いものではなく細長いのです。
出してみるとこんな感じ。見かけはある意味グロテスクといえなくもない。このぶつぶつが食べていると剥がれてボロボロこぼれたりしますけど。
大通りビッセで食べたのはいまいちでしたが、池袋東武(今は都内の他の場所にもあります)のは、焼き立てを冷ましたものを、客からの注文が入るたびに、その個数だけその場でクリームを充填します。とにかく池袋東武店は店内で焼いて、注文が入ると詰めてくれるので、買って、その場で食べる(一応食べるスペースがあるのが一番美味しい。クリームで皮が湿気る前に、文字通りザクザクと音を立てながらいただけます。シュークリームなのに、ザクザク音がするのです。だからザクザク。
ここで、食べるときの注意が一つ。
クリームは細がない菓子の片方の端から注入します。
その穴を袋の底になるように店員さんが入れるので、そのまま縦にもって食べると、注入した穴からクリームが流れ出ます。
上の写真だと穴がわかりにくいので別の写真。
これならわかりますね。この穴を袋の奥になるように入れてくれるので(何故だ?、ひょっとしたら店員や店舗で異なるかも????)、立ててそのままもつと、じんわりとしかし確実にクリームが漏れ出します。
- 袋からザクザクを全部取り出す。
- 前後を入れ替える(注入口が袋の手前、かじる側にくるように)
- そしてかじります。
こうしないと、袋の底に美味しいクリームが流れ出てしまいます。もったいなーい!
美味しい!のです。
一度お試しを。