OSMO Pocket コントローラー ホイールは必需品だ!!

OSMO Pocket コントローラー ホイールは必需品だ!!

12cm・116gでジンバル一体化のアクションカメラだ!

今、所有しているアクションカメラはDJI OSMO PocketとSONY アクションカム FDR-X3000ですが、出番は圧倒的にOSMO Pocketが多いのです。

なんといっても小さめバッグでも隅に入る大きさです。この大きさ(121.9mm x 28.6mm x 36.9mm)で超軽量(116g)でジンバル内蔵というか超小型ジンバルに超小型4Kカメラを内蔵したというか、とにかく小さいので動画カメラもつぞぉ!なんて意識しなくてもよく、ボディバッグの隅にほうり込めます。女性の小さめショルダーでもOKでしょう。

DJIの製品ってネット通販だとどこも品切れ・取り寄せが多くて困りますが、これはもう見つけたら買うか、待つしかありません。

ジンバルを自在に操るには?

ジンバルは意のままには動かない

OSMO Pocketというジンバル内蔵動画カメラというか、動画カメラ内蔵ジンバルというか、とにかくOSMO Pocketは手軽に文字通りポケットから取り出してすぐ使えます。

使っていると、撮影モード(チルト固定・FPV・フォロー)に関わらず、カメラ本体を動かさずに上下の角度調整(チルト)やパンしたいことが多々出てきます。特に固定モード(チルト固定)にしているときに、ちょっと上を写したいとか思ってカメラを上に向けても、賢明なジンバルくんはちゃんと当初の目標をとらえ続けます。これが逆に働いて何かの拍子に上を向いてしまったカメラを下に向けるには、手でレンズを下に向けるか、ボタンダブルクリックで元の位置に戻すしかありません。しかし、後者でポチポチやると音声にクリック音が録音されちゃいます。これは相当不愉快です。

端的に言えば、OSMO Pocketに限らずジンバルは撮影者の意のままには動きません。内蔵されたジャイロの信号にしたがって動きます

コントローラーホイールはジンバルを自在に動かす

それを解決するのがDJI純正オプションのコンローラーホイールです。これにより動画撮影中の構図修正などが非常にスムーズに行きます。

ジンバルは確かに水平を保ったり、上下左右の揺れの吸収などには絶大な威力を発揮します。しかも、一番小型のものでもそれなりのサイズになるのに、OSMO Pocketはジンバルとカメラがセットになっていて、ズボンのポケットに入ってしまうというとんでもなく素晴らしい製品です。

しかし、先ほど書いたようにちょっと上あるいは下に向けたいとか、上に向いちゃったものを下に戻したい(ジンバルのおかげで本体を下向きにしてもレンズはその姿勢をキープする)というのをスムーズに行う方法は本体だけでは存在しませんが、コントローラーホイールはその手段を提供してくれます。

実物写真です。LightningとかUSB Type-Cアタッチメントをつける8極接点のある部分に装着します。

左のローラーでチルトまたはパンを撮影中どのモードでも自在に変えられます。液晶パネル右端を上下にスワイプするとレンズのチルト角が変えられますが、肝心の撮影中には拒否られて調整できません。

ローラーは一つですが、ローラー下部のスライドスッチを切り替えることで、左にスライドすれば左右のパン、右にスライドすれば上下のチルトを撮影中に調整できます。パンはカメラを静かに回せばレンズも付いてきますのがチルトはモードによってはそうではありませんのでこいつの出番です。

できればホイールじゃなくてスマホ用ジンバルのOSMO Mobile 2で採用されているようなジョイスティック方式のほうがより直感的にあやつれてよかったのですが….。OSMO Pocket controller joystickとかでませんかねぇ。あるいはマウスのホイールのように、左右にローラーを傾けることでパンしてくれるとすごーく直感的です。どうでしょう?DJIさん、新製品開発モニターやりまっせ(爆笑)。

右側のボタンはフリップ、すなわち通常の撮影と自撮りを切り替えます。長押しすると押している間だけジンバルを現在の視野で固定します。つまり長押ししている間はボタンをおした瞬間の画面位置をジンバルが動いてその可動範囲を最大限に生かして保とうとします。説明書ではFPVモードのときは長押しするとさんセンタリングとありますが、実際には前述の視野固定となります。左のボタンは固定/フォロー/FPVモードの切り替えです。

このホイールのおかげでジンバルの操作性が格段にあがります。あるとないでは大違い。



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収納の不便さ解消方法

想像つくと思いますが、標準の状態だと付属品の保護ケースにLightningあるいはType-Cコネクタを装着した状態でもうまくしまうことができジンバル可動部を保護できます。

しかし、コントローラーホイールを装着してしまうと保護ケースにははいりません。保護ケースに入れないとレンズとジンバル可動部が保護できません。

標準付属の保護ケース
小型で軽いが華奢なジンバル部分
スマホ接続用のアダプタをつけていても収納できるようになっている
こんな風にスマホと有線接続できます。
コントローラーホイールをつけると保護ケースに入らない
保護ケースに入れないとバッグで揺れたらジンバル可動部が破損する
ジンバルとレンズ保護には首の部分だけの3rdパーティのプロテクタがある

そんなときの100均です。そうです100均の保護ケース。私はSeriaで買い求めたもののストックの中にちょうどいい大きさのものがありましたので入れてみました。

役に立つのが100均の保護ケース
あつらえたようにぴったり
邪魔にならないサイズ
見た目も悪くない。色は趣味ってことでお好きなものをどうぞ。

この中に、やはり100均のファスナー袋(透明なファスナー付き小袋)にLightningとTYPE-C用のアダプタを入れて、そのファスナー袋も一緒にしまえばなお便利です。

まとめ

どういう使い方をするにせよ、OSMO Pocketで動画を撮るなら、Controller Wheelはほぼ必須と思って間違いありません標準の状態で使っていて不便に思ったことのかなりの部分が解消されます。

不便なのは標準の保護ケースが使えなくなることですが、先に書いたようにそれも3rdパーティの小型プロテクタと100均の保護ポーチで難なくクリアできます。

OSMO Pocketを買うなら是非一緒にお求めください。



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