この記事では、モバイル用USB充電器やモバイルバッテリーで有名なAnker社の小型2ポートUSB充電器について比較しています。
持ち歩くのは2ポート充電器
私が通勤や旅行で常時持ち歩くUSB充電器は2ポートのものであることが多いです。
これはモバイルバッテリーを除いてUSB充電を必要とするデバイスを最低2種類は持つことが多いからです。
具体的には、iPhone 8、AQUOS R Compact、そしてタブレットのMedia Pad M5 LTEまたはiPad Proのどちらかの都合3つです。
手持ちのUSB2ポート充電器は以下の4種類です。4つめのものはAmazonのタイムセールで安くなっていたので購入しました。
- Anker 24W 2ポート USB急速充電器
- Anker PowerPort 2 Elite
- Anker PowerPort II – 2 PowerIQ
- Anker PowerPort ll PD – 1 PD and 1 PowerIQ 2.0
選んでいる条件は各ポート最大2.4Aで2ポート同時にその容量が供給できる、つまり各ポート最大2.4A、合計最大容量4.8Aです。
理由は簡単でタブレットと同時充電できるようにということです。
2ポート充電器でも各ポート最大2.4A、合計最大2.4Aというのもあります。超小型充電器や安い充電器に多いので注意が必要です。
最初の「Anker 24W 2ポート」はAmazonでの取り扱い開始が2015年9月10日なのですでに丸四年になる結構なロングセラー商品です。
重量もこの4つの中ではダントツに軽い76gで、千円台半ばで買えるのでまよったらこれを買え的なド定番安心商品です。
一つあっても損はしないです、安いのですがAmazonタイムセールなどのときになるとさらに安くなる可能性があるのでオススメです。
PD対応2ポート充電器
つい最近購入したのが、4番目の「Anker PowerPort ll PD – 1 PD and 1 PowerIQ 2.0」です。
私の手持ち充電器初めてのUSB TYPE-C PD対応。PDの供給能力は30Wまでなので、ノートPCの充電には足りませんが、Apple純正USB TYPE-C Lightningケーブルを使うことで、iPhoneへの充電が高速化されます。
パッケージはAnker的にごく普通。
中身を取り出しました。
側面ですが、写真でこれだけ見たのではどのアダプタかわからない。
ポート部分拡大
銘板部分拡大。
3種類現物比較
4種類をあげましたが、ド定番以外の3種類について現物比較してみました。
左から…
Anker PowerPort ll PD – 1 PD and 1 PowerIQ 2.0
Anker PowerPort II Elite
Anker PowerPort II – 2 PowerIQ
…です。
いかにもPDがでかいですね。
平置きした時のフットプリントだけではなく厚みもPDは結構あります。
上はAnker PowerPort II – 2 PowerIQの重量実測。
Anker PowerPort II Eliteの重さ。
Anker PowerPort ll PD – 1 PD and 1 PowerIQ 2.0です。なんと150gです。
Anker 24W 2ポート USB急速充電器のほぼ2倍の重さです。
さすがにここまで重さが違うと常時持ち歩くのに適切とは言い難いです。
私の場合でいえば、iPad Pro 10.5には有効です。バッテリー容量がでかいので持ちも良いのですが、充電にはそれなりに時間がかかりますから、それを短縮できるのはありがたい。
私の場合、用途的には手持ちではなくキャリーとかに入れて宿で充電するために使う充電器でしょうか。
重さとPDによる充電のメリットとのバランスだと思います。常時バッグに入れるにはモバイルバッテリーと合わせるとちと重い。
まとめ
- USB充電器はAnker製が種類も多く信頼性も高い。
- 2ポート充電器なら2.4Ax2ポート、合計4.8Aは欲しい。各ポート2.4A-MAXで合計も2.4A-MAXというのがあるので注意。
- 普段持ちであれば、丸4年のロングセラーになるAnker 24W 2ポート充電器が鉄板の選択で価格も千円台半ばと安い。とりあえずこれがあればOK。
- Anker PowerPort ll PD – 1 PD and 1 PowerIQ 2.0は、150gになり手に取ってもその重さを感じるレベルになる。iPhone 8以降やiPad ProだとPDは有効に働き充電時間短縮が期待できるので旅行などに好適。