未だにガラケーから脱していないAndroidスマホのおサイフケータイ

未だにガラケーから脱していないAndroidスマホのおサイフケータイ

Androidスマートフォンのおサイフケータイは、仕組み的にはガラケー全盛時代から何も変わっていません。Google Payといっても所詮はおサイフケータイに皮をかぶせただけです。特に問題になるのがモバイルSuica。一旦モバイルSuicaを使ってしまうとショップあるいはメーカーでないとFelicaメモリの完全初期化ができません。今でもそうなのか?試してみました。

SHARP AQUOS R Compact (SH-M06)

今回の話は、私の愛用セカンドスマホのSHARP AQUOS R Compact (SH-M06) SIMフリーモデルの話です。

以前はiPhoneとApple Watch 3にそれぞれ別々のSuicaを入れており、定期券はApple Watchに入れていましたが、脱Apple Watch束縛を目的としてApple WatchからSuicaをiPhoneに移動。

もともとiPhoneにあったSuicaは解約(払い戻し)をして、Apple Watchから移動した定期券付きSuicaだけを有効としました。

諸般の事情でSuicaは定期入り以外にもう一つ欲しいので、AQUOSのおサイフケータイを有効にしました。

これまでAQUOSのおサイフケータイのSuicaを使わなかったのは、おサイフケータイのFelicaで一旦Suicaを入れてしまうと、「鉄道・バス領域」にエリアが確保されてしまい、キャリアモデルならキャリアショップでクリア、SIMフリーモデルなら工場送りにしないとクリアできないからです。

しかし、止むに止まれずAQUOSにモバイルSuicaを入れました(正確にはGoogle Pay経由)。これで手放す時は工場送りでクリアしてもらえないといけません。

共通領域を占めているのは、Google Pay経由でのiDとQUICKPayです。

試しにSuicaを消してみた

これで当初の目的は達成したわけですが、それじゃブログネタにならない、いや、探究心がおさまらない。

モバイルSuicaを解約するのは簡単ですが、手数料として220円差っ引かれ、残りが1ヶ月ほどしてから指定した口座に振り込まれます。

まあ220円、セブンのコーヒー約2杯分ですがいいとしましょう。



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モバイルSuica解約手順

Suicaの解約手順はこんな感じで進みます。

Google PayからSuicaをタップするとこの画面になります。

まずは会員メニューをタップ。

案内をよく読んでから「同意する」をタップ。

「退会」タップしますが、まだこれで終わりではなく返金先口座情報などをこの先で入力します。

現在のSuica残高情報と返金額、手数料が表示されます。

「次へ」をクリックすると続いて、銀行名、支店名、口座種別、口座番号などの情報を入力して最終的に解約完了です。

しかし、おサイフケータイって仕組みもGUIもあいかわらずガラケー時代のUIですねぇ。十数年年進化なし?

で、どうなった?

こうしてSuicaを退会処理しSuicaアプリも削除。

その結果、どうなったかというと、実はスクリーンショット撮り忘れました。

「鉄道・バス領域」自身は残ったままですが、0/345ブロックと使用量はゼロになりました。

これがゼロになればOKというのは最低限の話で、キャリアモデルをショップでクリアすると、「鉄道・バス領域」そのものが消えて無くなります。

なので、「鉄道・バス領域」自身は残ったままで使用ブロック数0という状態は問題はないにせよ、完全な初期化ではありません。

結論

Androidのおサイフケータイは十数年たっても何も進歩していない。Felicaメモリの完全初期化はキャリアモデルならショップで、SIMフリーならメーカー送りにしないと完全な初期状態にはならない。シャープの場合は送料以外は無料「らしい」

SIMフリーモデルのおサイフケータイのモバイルSuicaを使うには、手放す時に手間と時にはお金がかかる(富士通だと7,000円以上だとか)覚悟が必要。

なんだかなぁ….



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