2020/10/25 スペック比較表に誤りがありましたので訂正し、合わせてGeekbench情報を追加しました。
刺激的なタイトルですが、筆者はiPhoneが嫌いではありません。iPhone 8をお財布スマホとして愛用していますが、今回のiPhone 12はどうにも歓迎できません。
iPhone 12 スペック概要
すでにたくさん報道されていますので、スペック概要のみ。
筆者は今となっては小型モデルとなるiPhone 8(4.7インチ)をお財布スマートフォンとして活用しておりますので、iPhone 8/iPhone SE[2020]/iPhone 12 mini/iPhone 12と比較してみます。
8 | SE(2020) | 12 mini | 12 | |
サイズ(mm) | 138.4 x 67.3 x 7.3 | 131.5 x 64.2 x 7.4 | 146.7 x 71.5 x 7.4 | |
重さ(g) | 148 | 133 | 162 | |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.4インチ | 6.1インチ | |
解像度 | 1,334 x 750 326ppi | 2,340 x 1,080 476ppi | 2,532 x 1,170 460ppi | |
CPU | A11 Bionic | A13 Bionic | A14 Bionic | |
ストレージ | 64/128/256GB | |||
カメラ | 12MP広角カメラ ƒ/1.8絞り値 | デュアル12MPカメラシステム 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り | ||
5G対応 | X | X | ○ | ○ |
バッテリー | 1,821mAh | 1,821mAh | 2,227mAh ? | 2,775mAh ? |
Face ID | X | X | ○ | ○ |
Touch ID | ○ | ○ | X | X |
USB TYPE-C | X | X | X | X |
Lightning | ○ | ○ | ○ | ○ |
発売日 | 2017年9月 | 2020年4月 | 2020年11月 予定 | 2020年10月 |
antutu (Ver8) | 約33万 <GARUMAX> | 約46万 <GARUMAX> | 不明 | 約55万 <GARUMAX> |
Geekbench5 Signle | 922 | 1328 | 不明 | 1595 |
Geekbench5 Multi | 1289 | 2288 | 不明 | 3975 |
Geekbench5 Metal | 3887 | 7537 | 不明 | 9484 |
発売時価格(直販) | 78,800~95,800 | 44,800~60,800 | 74,800~90,800 | 85,800~ 101,800 |
iPhone 12に魅力が無い理由
これは筆者の環境・好みが大いに反映していますが、以下の理由によります。
マスク不可欠な時代はまだ続くのにFace IDのみ?そりゃないでしょう
コロナが完全に収束し2019年の生活に戻れるにはあと数年はかかる(日経バイオテク)とも言われています。
少なくとも、iPhone 12がブイブイと幅を聞かせるここ2年くらいはマスクは不可欠でしょう。
それなのにFace IDのみで、さもなければパスコード?かなり冗談きついです。
筆者愛用のHUAWEI Mate 20 Proは3D顔認証と画面内指紋認証を併用できます。
マスクを外していればあっというまに3D顔認証でOKだし、マスク着用時は画面内指紋認証です。
Touch IDのようなブサイクな丸ボタンもありません。
USB TYPE-C急増中なのにまだLightning?時代錯誤です
とにかく、USB microB・Lightning・USB TYPE-Cが混在する状況はなんとかしたいと、筆者の手持ちグッズについては時間をかけて少しずつmicroB使用機器を廃しつつあります。
LightningについてはiPhone 8だけが残っていますが、これは旧モデル活用という確信犯ですからやむをえないとして、最新モデルのiPhone 12もLightningときたもんだ。さらに次のiPhone 13に至ってはいきなりコネクタレスって噂です。
もともとiOSなので汎用周辺デバイスを使うのは難しいのですが、それでもTYPE-Cなら充電ケーブルや充電器はAndroidやiPadと併用できますから。
筆者は決してiPhoneが大嫌いではなく、アンチ・アップルでもありません。
両方使って思うのは、より安価で同程度の性能なら間違いなくAndroidのほうが使える周辺デバイスが多く価格も多分割安でしょう。
日本ではiPhone圧勝ですが、これがいつまで続くのでしょうか?
個人的にはぼちぼち打ち止め感が出てきている気もします。
でも旧モデルiPhoneは活用できる
そんなiPhoneですが、割安なiPhone旧モデルであればお財布専用スマートフォンとして使うにはとても良いと思いっます。
Edyが使えないことのほかは、特にモバイルSuicaについてはiPhoneのほうが日常の使い勝手では圧倒的にAndroidより優れています。
さりとて最新のiPhoneを10万近くだして買うのはもったいなすぎる。
そこでiPhone 7やiPhone 8の出番なのです。
筆者のiPhone 8は朝100%でほぼほぼお財布スマートフォンとしてのみで使うと12時間後でもバッテリーは95%くらいです。(二ヶ月くらい前に正規サポートプロバイダでバッテリー交換しました)
お財布専用なのでデータ容量は3GBもいらない(非常時に使うことも考えられるのであまりに少ないのは考えものです)。
これ、Androidユーザでも絶対おすすめです。
大型のAndroidはお財布としてはでかすぎて不便ですが、4.7インチiPhone (7/8/SE[2020])であればシャツのポケットでも楽勝です。
まとめ
iPhone 12 mini/iPhone 12が発表されたが、コロナ全盛時代でFace IDオンリー(正確には+パスコード)であり指紋認証がないのは使い勝手が悪すぎる。
最新iPhoneを追い求めるよりは、iPhone 7/8/SE[2020]あたりをお財布専用スマホにして、Androidをメインスマホにするほうが幸せになれる人もいるかもしれない。