UQ mobileのスマホプランRは、節約モードでも1Mbpsの速度がデータ容量上限なしで、なおかつユーザーが任意で通常速度とこの節約モードを切り替えて使えます。これがかなり使えてスマホ生活も変わりました。
UQ mobileのスマホプランR
間違えないでいただきたいのは、上記のメリットがあるのは「スマホプランR」だけであり、「スマホプランS」にはこのようなメリットはありませんのでご注意ください。
以下の表は記載のない限り全て税別料金です。
月額料金 | 2,980円 |
データ容量 | 10GB |
データ容量繰越 | 翌月繰越可能 |
節約モード | 1Mbps (データ消費はゼロ) |
契約解除料 | なし |
通話オプション | 国内通話かけ放題:1,700円 国内通話10分以内かけ放題:700円 国内通話月間60分までかけ放題:500円 |
通話オプションなしでの税込み月額:3,278円
家族割引適用(2回線目以降である場合):2,728円
UQはauのサブブランドになりましたのでMVNOではなくMNOですね。
肝心の速度ですが、SoftBank、docomo、au以外のブランド・MVNOではYahoo!モバイルとならんで常に安定して高速の通信ができるSIMです。
UQ mobileやY!モバイルより安定して高速なMVNOは存在しないし、それを求めるなら前述の三大ブランドから選ぶしかないのが現状です。
UQ mobileの速度
どのキャリア・MVNOでもいえますが、速度は場所・時間帯により大きく変わることがあります。
その中で3大キャリアブランドはやはり安定しだ速度での通信ができます。
一方格安SIMのMVNOは、速い時はそこそこ出るけど場所・時間帯によっては劇遅になるのが常です。
UQ mobileやY!モバイルやどの評価サイトを見ていただいても、3大キャリア並の速度を安定的出してくれるわりに安いが特徴といえます。
以下は首都圏郊外での平日午前中の測定です。
まずは節約モード(1Mbps)。
節約モードですがいつ測っても1Mpbsは出ています(これとても重要!)
次は高速モード(いわゆる普通の通信モード)。
高速モードではばらつきはありますが、経験的には20~60Mbpsですので実用的には何ら問題はありません。
ちなみに、某日(平日午前中)に郊外のとあるスーパー店内で測定したらとんでもない速度が出ました。もちろんWifiはオフにして測定していますので、店内のWifiを拾ったようなことはありません。
これはすごいな、auも同じような速度なのだろうと推測します。
スマホプランRはこんなメリットがある
さて冒頭で紹介した筆者のスマホ生活が変わったという話です。
変わったというと大げさかもしれませんが、筆者的には結構画期的です。
スマホプランRの節約モード(1Mbps)ではこんなことが普通に問題なくできます。
・radikoでのラジオ聴取がデータ容量を気にせずできる。
・Amazon MusicやSportifyの音楽ストリーミングをデータ容量を気にせず使える。
・NetflixやAmazon Prime Videoを事前ダウンロードせずともデータ容量を気にせず致命的な問題はなく視聴できる。
つまりはオンラインストリーミング系のサービスをデータ容量を気にせず使えるわけです。
筆者の使い方は、普段は節約モードにしておいてデータ量を全く気にしないで、速度が必要なときだけ高速モードにするという使い方をしています。
radiko
今までは、番組podcastをダウンロードしていましたが、podcastだと編集されていて全部聞けないとか曲はカットされているといった残念なところがありますが、radikoはラジオそのままなので問題なし。
筆者は仕事のある日の朝の通勤ではニッポン放送「飯田工事のOK! Cozy up !」を聞いています。
聞き始める時間が遅れても、タイムフリーサービスで頭から聴取しています。
同じ平日の夕方帰宅時はニッポン放送「坊治郎 ズーム そこまで言うか!」を聞いていますが、朝と同じく15:30からの放送をタイムフリーサービスで頭から聴取しながら電車に揺られています。
ジムへ行っている日曜午前中は、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」です。以前はパソコンで録音したradikoの先週分の放送をSynology NASのローカルpodcastを使って、スマホのpodcastぬダウンロードして聞いていましたが、今はデータ容量を気にせずリアルタイムもしくはタイムフリーで聞いています。やはり一週間前のラジオ番組録音だとちょっと古い感がありますからね。
radikoで節約モードの欠点:
起動後の曲選択と番組表表示までが高速モードより少し遅いのと、最初にキャッシュをするのに高速モードより時間がかかることだけ。番組が始まってしまえば支障を感じたことはありません。
radikoではデータ容量は1時間で30~40Mバイト程度だそうで、往復2時間で20日使うと単純計算で1.6GB。その他に立ち上がりや番組表・選曲などもありますから都合2GB/月は行きそうです。
そのうえ休日に出掛けたときなども聞くと、7GB程度のプランで半分くらいはradikoで食ってしまいますね。
でもUQ mobile スマホプランRでは心配不要です。
音楽ストリーミング
こちらは使い方としてお気に入りの曲はオフラインでも聞けるようにダウンロードしていますが、聞き流す場合に威力を発揮します。
こちらのほうはわかりやすいと思います。
欠点は特に….無いように感じます。
データ量は標準で1時間43MB、高音質では72MB程度だそうなのでradikoより少し多い。
1日2時間使うとして1日で86MB(標準音質)、30日/月とすれば2.58GBですね。
しかしUQ mobile スマホプランRならデータ量の心配不要。
Amazon Prime VideoやNetflix
こちらは動画なので諦めていましたが、意外なことにそこそこ視聴可能です。
1Mbpsでなにか支障があったかといえば、そんなに多くモバイル視聴していませんが、それでも途中で止まってしまうようなことは記憶にありません。
Netflixではスマートフォンでは480p以上のストリーミングに対応しています。HD画質でのストリーミングはスマートフォンの仕様により可能だそうです。
モバイルデバイスでは以下の方法で画質選択が可能です。
筆者のHUAWEI Mate 20 Proでは「自動設定」になっています。データ容量は「自動設定」では1GBでおよそ4時間視聴だそうです。この状態でデータ量の心配なく前述のとおり支障なく使えます。
まとめ
動画や音声ストリーミングは非常に便利で魅力手なサービスだるが、データ量を気にするのでなかなかガンガン使い切れない。
しかし、UQ mobile スマホプランRの節約モード(1Mbps)ならデータ量無制限なので、radikoやNetflexなどのストリーミングも気にせず楽しめる。
UQ mobileはauのサブブランドであり、節約モードでも実測で1Mbpsは出るし、高速モードでは20~60Mbps程度は出るので、MVNOとは格が違う。しかし料金はMVNO並に安い。
余ったデータ量を翌月繰越ができ、節約モードと高速モードを任意に切り替えて使用できるのがY!モバイルとは決定的に違う使いやすさである。