おつまみミックスナッツに必ず入っているのがクルミ。先日札幌のとある場所で落下したクルミの実を見ました。これが衝撃的でもありました。
クルミについて
BARなどでおつまみに出てくるミックスナッツにほぼ間違いなく入っているのがクルミですね。
こういうやつ。
美味しいですよね、お酒を飲まなくても美味しいおつまみだと思います。
炒りクルミの主な栄養値(10gあたり)
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
・エネルギー:71kcal
・タンパク質:1.3g
・脂質:6.9g
・炭水化物:1.2g
・脂肪酸のトリアシルグリセロール当量:7.1g
あまり耳にしないのが「トリアシルグリセロール」です。
何、それ?
トリアシルグリセロール(英語: Triglyceride)とは、1分子のグリセロール(Glycerol、グリセリン、Glycerine、Glycerin)に3分子の脂肪酸がエステル結合したアシルグリセロール(Acylglycerol、グリセリド、Glyceride)で、単純脂質に属する中性脂肪の1つである。
出典:トリアシルグリセロール – Wikipedia
これをとりすぎるとどうなるのか?
トリアシルグリセロールが高値になると動脈硬化・膵臓炎になる。肝臓にトリアシルグリセロールが過剰に沈着すると、脂肪肝になる。
出典:トリアシルグリセロール – Wikipedia
筆者はこの手の栄養学についてはド素人ですので、クルミの効能やとりすぎの悪影響については専門家にお尋ねください。
良いこと(メリット)についてはこちらがPR的ですが詳しいかも。
カリフォルニア くるみ協会 公式サイト (californiakurumi.jp)
オメガ3脂肪酸を多く含む。
出典:カリフォルニア くるみ協会 公式サイト (californiakurumi.jp)
満腹感を得やすい。
代謝アップや疲労回復に役立つ
ま、何事も過ぎたるは及ばざるが如しといいます。
適量を楽しみましょう。
くるみの実の構造
普段、おつまみで見かけるクルミですが、あれってあの形のまま木になっていると思う人はまずいないでしょう。
ではどうなっているのか?
一番馴染みの深いおつまみのクルミの部分から外側に向かって説明します。
炒ってたべるクルミの凸凹した独特の形状の部分は「仁(じん)」といいます。
この仁を硬い殻の「核果(かくか)」と呼ばれるものが覆っています。クルミの種類によっては核果が非常に固くハンマーとかくるみ割りの道具がないと割れないやつです。
この核果が木になっているわけではなく、マンゴーなどと同様にこのまわりを柔らかい部分が覆っています。これを「仮果(かか)」と呼びます。
北大植物園のクルミ
先日、緊急事態宣言が開けてから妻と恒例の札幌旅行に行ってきました(恒例ではありますが流石に昨年は無理でした)。
そこで訪れた北海道大学のキャンパスに隣接している北海道大学 植物園。
最初に園内に落ちているのを見つけたのがこれ。
これは落下していますが、木になっています。
段々ちゃいろくなって外側の柔らかい部分が朽ちていくようです。
可果を一部取り除くとこうなります。
見覚えのある姿の核果が現れます。
核果がかなり乾燥してきたようです。
これをかち割るとようやく見覚えのあるクルミである仁がでてきました。
こんなふううになっているのですね。
筆者は知りませんでしたが、妻はTVで見て話はしっていたそう。
しかし、生で実物をみたの初めてだとか。
今度クルミを食べるときはこの光景を思い出すに違いありません。