iPhone 13 Pro MaxからGalaxy S23 Ultraに乗り換えたらとっても凄くよかった!

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筆者のスマホは生活必須端末として小型のiPhone 13 miniと、情報・エンタメ・仕事端末としてのiPhone 13 Pro Maxでした。今回、後者をGalaxy S23 Ultraに機種変更しました。結論、もうPro Maxは目じゃない!1年前まで使っていたGalaxy S21 Ultra 5Gの良さがさらに磨きをかけて筆者の元にやってきた感じ。

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iPhone 13 Pro Maxの不満点

殊更強烈な不満があるわけではなくかなり満足度の高い端末です。

・バッテリーライフが長い(DXOMARKのテストで2日と20時間、US$800以上の機種で第3位)
・サクサク・ヌルヌルのハイパフォーマンス(AnTuTu [v9] スコア 801,691 )
・美しくて明るいディスプレイ(ピーク時1200ニト)
・Mac mini,MacBook Air,iPad Pro,iPad min、iPhone 13 miniを使う筆者にはデータやり取りに便利

それなら買い替えなくてもいいでしょう?

一般的にはそのとおりなんですが!そこは自他ともに認めるガジェヲタの筆者のこと、趣味の対象でもある大型ハイエンド端末を長々使い続けるわけもないというもの。

世の中には完璧なものは存在しないということで、目をつぶって見ないことにするには大き過ぎる欠点もあります。

・充電が遅く、特にラストワンマイルチャージ(95%〜)が遅い。

出かける前に100%充電したいのは皆同じ。しかしiPhoneの場合は95%あたりから100%になるのに時間がかかります。Appleの狙いはバッテリー保護なんですが、そんなもの2年持ってヘタったら全国の正規サービスプロバイダで有償交換して貰えば簡単に済む話です。どうも世の中にはバッテリー寿命至上主義みたいなところがありますがこれには賛同できません。ここはバッテリー保護優先にするか充電速度優先にするかをユーザーが選べるようにしてほしい。何がなんでもフルチャージサイクル500回クリアする必要はありません。

・メインカメラは良いけれど望遠は3xまでしかない。

筆者の場合はせめて5xの光学ズームまでは欲しい。Pixel 7 Proのように光学ズーム5xは必要だと実感しており、iPhoneのx3では足りない.。

・外部へのデータ吐き出し手段が超絶限定的で猛烈に遅い

Appleクローズドシステムの最悪なところの一つ。大量にとった写真や動画をそのままiPhoneで処理する人なんかレアでしょう。Appleクローズの世界ではiCloudにアップロードしてそれをMacやPCで処理しなさいということなんですが、とんでもない!いちいちそんなものに通信を使っていられませんぜ。

筆者は確かにMacユーザーで写真や動画の処理もMacで行うわけですが、撮った写真などは一旦自宅のNASに入れます。問題はその方法。

iPhoneの写真をWifi経由で直接NASのフォルダに落とそうとしてもクローズドなiOSの仕様のおかげで事とはそう簡単ではありません。ファイルアプリでNASを認識させて、写真アプリから共有で送ればうまくいきそうな気がするのですがこれがなかなか手強い。送り終わったような顔をされるのですが、iPhoneのファイルアプリ配下やそこで指定したNASの共有フォルダのどこにもなかったりします。どうなってるの?

とにかくiPhoneとローカルネットにあるNASとはことごとく相性がよろしくない。そういう存在をiPhoneは認めないみたない勢を感じてしまうわけです。

有線ならどうか?iPhoneのLightningの転送速度はいまだに信じられないことにUSB2.0です。これで何百MBかの写真をケーブル経由で転送するとなると果てしなく時間がかかりますし、SSDとかSDカードリーダーライターを使おうとしても転送速度はUSB2.0の速度。ふざんけんな!と叫びたくなります。

AirDropにしても数十枚までならいいのですが、何百枚になると途中でエラーになりいつの間にか処理が無かったことになっていたりします。数枚の写真を送るように考えられたと思いますのでこういう使い方が例外なのかもしれませんが、正直なところ役に立たない。

大小2台体制での筆者の大型ハイエンドスマホ歴:
・HUAWEI Mate Pro 20
・Galaxy S21 Ultra 5G
・iPhone 13 Pro Max

このように同じ用途でAndroidハイエンド機とiPhoneハイエンド機の両方を使った経験から、筆者にはiPhoneハイエンドのスペックは厳しい。

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Galaxy S23 Ultraの良いところ

基本的にはiPhone 13 Pro Maxの良いところは踏襲し、ダメなところもカバーしています。

・バッテリーライフが長い(DXOMARKのテストで2日と19時間、US$800以上の機種で第1位)
・さらにサクサク・ヌルヌルのハイパフォーマンス(AnTuTu [v9] スコア1,241,531 )
・さらに美しくて明るいディスプレイ(ピーク時17500ニト)

そしてiPhone 13 Pro Maxでダメな点が全て改善です。

・充電は高速。30WのPD対応のアダプタで93%〜満充電まで13分(実測)
・望遠は70mm相当の3x光学ズーム、230mm相当の10x光学ズームがあり、30xまでは十分実用範囲なシャープさ
・2300mm相当の100枚ズームは流石に荒くなりますが、旅先で望遠鏡がわりとして重宝します(Galaxy S21 Ultra 5Gのとき)
・外部へのデータ吐き出し手段はUSB TYPE-C 3.2が使えるので、外部SSDでも非常に高速アクセスができる

Galaxy S23 Ultraにして少しだけ不便なのがAirDropが使えないことですね。

数枚の写真を家族(iPhone 14 Pro)に送りたい時とか少々不便。よくわからない家族にいろいろやらせるよりiPhone 13 mini経由にしたほうが簡単だと判明。

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比べてみよう

簡単に比べてみました。

重さ(Spigenのケースに入れて常に持ち運んでいる状態)でiPhone 13 Pro Maxは293g、Galaxy S23 Ultraは292gと誤差の範囲で同じ重量。ちなみに裸だとiPhone 13 Pro Maxは240g、Galaxy S23 Ultraは234gなのでiPhone 13 Pro Maxのほうがやや重いです。

大きさはケースに入れるとケースの構造が違うこともあって写真のとおり結構差がでます。裸ではGalaxy S23 Ultraが高さで2.6mm大きいのですが幅は全く同じ78.1mm。

厚みはiPhone 13 Pro Maxが7.7mm(最厚部11.3mm)、(Galaxy S23 Ultraは8.9mm(最厚部10.7mm)でカメラ部の出っ張りはiPhone 13 Pro Maxは異常なまでにもっこりしており、これが机上に置いた時にはケースがカバーしきれずカクカクする原因です。このカクカク、嫌ですねぇ。

デザインの好みは千差万別であるとはいえ、今こうして並べてみるとiPhone 13 Pro Maxの丸っこいデザインはレトロな感じがします。良くも悪くも両方の意味でレトロです。温かみがあるしふんわりしているけど丸っこくてダサい。Galaxy S23 Ultraは今風にカクカクしてスマートだけれど色気なし。

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全般的に

Galaxy S23 Ultraの節で書いたように、全体的には今の所めちゃくちゃ満足度が高いです。

あえて不満をいうなら、SIMフリーモデルがないこと。これはSシリーズに関しては今後とも日本市場では期待できそうもありません。

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