ジンバルにスマホをつけて歩きながら撮る時、ジンバルは斜め前方に差し出すように構えたほうが映像の上下動を減らすことができます。しかし、この構え方はスマートフォンとジンバル稼働部という重心が斜め上方に行ってしまうため、時間が経つと手がプルプルしてきます。買い替えて新しくしたトレーニンググローブをはめると….いいじゃん!
トレーニンググローブとは?
筆者が買い替えた新しいものはこちらです。
ジムでウェイトトレーニングやマシントレーニングをする時に、手が痛くなるのを防ぐと同時に手汗でウェイトやマシンから手が滑って怪我をするのを防ぐ目的があります。
[ぷれすた] ウェイトトレーニング用グローブおすすめ人気12選!効果やメリットも解説!
筆者のものはリストラップ付きです。
リストラップというのは手首に巻いて高負荷のときに手首を守るために使用します。
価格はAmazonでは2,000~4,000円程度とさほど高くありません。
ジンバル+トレーニンググローブ
冒頭に書きました通り、ジンバルにスマホを取り付けて撮る場合は斜め前方に構えるほうが歩いた時の上下動を腕で吸収しやすいのです。
ジンバルだから上下動とか平気じゃん!と思われるかもしれませんが、ジンバルは細かい振動やブレ・傾きを吸収できますが、撮影者の体が上下することによる画像の変化は防ぎきれません。
こちらの動画が非常によくわかります。
20度ほど前方に傾けていますが、これはスマホでも一眼でも理屈は同じです。スマホは軽い分それだけブレて動きやすいので垂直に体に近づけて撮ると後からみて酔うような映像になってしまいます。
筆者にも経験がありますが、これ、マジで気持ち悪くなります。
先の動画のように前方に向けて構えると良いのですが、スマホ+小型ジンバルは利き手(多くは右手)だけで構えます。
最初はいいのですが、季節によっては手が汗ばんできて滑りやすくなったり、いくら軽いとはいえスマホ+ジンバル稼働部の重さが手と手首にかかりプルプルしてきたりします。
先日、買い替えたトレーニンググローブを見て、これをはめて撮ったらどうか?と思いました。
上の写真はかなり極端に前方に差し出していますが、ここまでいかずに20度~30度程度前方に傾けた場合、手指・掌・手首にかかる負担がまるで違うのには驚きました。
メリット・ディメリット
ジンバル+トレーニンググローブのメリット・ディメリット。
メリット1:手汗で滑りにくい
メリット2:指先はあいているのでジンバルやスマホの操作には支障がない
メリット3:リストラップにより手首への負担がすごく軽くなる
ディメリット1:大抵の人はトレーニンググローブを買わねばならない
ディメリット2:見た目がちょっと不思議でアレな感じ
短時間では必要ないですが、ある程度時間続けて撮影するような場合は手や手首への負荷を減らすためにも導入検討の余地は大いにあると思います。