NHK衛星契約（BS）を解約すると、年間いくらの節約になるのか？

以前の記事でBSは全く見ないのでNHKを衛星契約から地上契約に切り替えたという記事を書きました。そもそも衛生契約から地上契約に切り替えるといくら節約できるのでしょうか？

解約条件はかなり厳しい

逆立ちしてもBSを視聴することができないことが衛星契約を解約できる条件です。

今時のテレビでBS受信機能がついていない地上波デジタルだけのテレビなんかまずお目にかかりません。すなわちBSの電波さえテレビに送り込めれば「受信可能」になるわけです。テレビがなくてもパソコンでケーブルテレビや光回線経由でNHK-BSを視聴できればそれは「受信可能」です。

そうなると住居のほうで、BSアンテナやケーブルテレビ・光回線などを使用したBS受信設備が存在しないことが前提です。これまた今時のマンションであればBS受信設備のないマンションを探すのは難しい。戸建てであれば「現時点においてBSアンテナがない」ことが条件です。

＜参考記事＞ BSを見ないのでNHKの衛星契約を解約した

我が家の場合、地デジはTVと壁面アンテナ端子直結で視聴可能ですが、BSやCSはJ:COMのセットトップボックス（STB）を介さないと視聴不可能です。これはJ:COMの場合BSやCSについてはトランスモジュレーション方式といって、BSやCS放送をそのままの周波数で流すのではなく、ケーブルテレビ用の変調方式に変換して配信し、各家庭に設置されたセットトップボックスで通常のBSやCS放送の周波数や変調方式に戻す方式をとっています。

[J:COM] J:COM TV｜BSデジタル放送について／J:COM TVでBSデジタル放送は見られますか?

そのため、J:COMのセットトップボックスを使用しない限りはBSやCSの視聴は絶対不可能です。

我が家はBS放送は見ないので、「J:COM TVを解約したのでBS放送を見ることができなくなった」として衛星契約を解約して通常の地上契約にしました。ただしJ:COM技術者によるSTB撤去作業の報告書のコピーをNHKへ提出せよという念の入れようです。

普通だと、
・共同のBSアンテナが存在しないこと
・個人でBSアンテナを立てていないこと
・ケーブルテレビや光回線で視聴可能ではないことなど
を確認されるでしょう。

注意が必要なのは、自分がしらないうちに居住者向けサービスということでいつのまにかBSアンテナが立ってしまうこと。

そうなるとBSをみることができる（実際に見ているかどうかは関係ない）ので衛星契約にしなくてはならなくなりますので注意が必要です。この場合諦めて衛星契約するしかないです、現場の放送法では….。

節約できる額

結論からいうと12ヶ月前払いで10,535円の節約になります。

これが多額か少額かはひとそれぞれですが、本来法的にも払わなくて良い費用なのでとっとと支払わなくて良い状況にしましょう。