Apple Watch 3 (GPS+Cellular)を使ってきましたが、ふとしたことでApple Watch 5(GPS)を購入しました。通常ならApple Watch 3を手放すところですが、今回はそのまま手元に2台ある状態です。どう使い分けているかを紹介します。
Apple Watch 3とApple Watch 5の比較
私が持っているのはApple Watch 3 (42mm)とApple Watch 5(44mm)です。
仕様比較
まずは仕様ベースで比較してみましょう。
Apple Watch 3 | Apple Watch 5 | |
常時表示 | – | ○ |
厚み | 11.4mm | 10.7mm |
心拍センサー | 光学式 | 第2世代光学式 |
電気心拍センサー | – | ○ |
コンパス | – | ○ |
転倒検出 | – | ○ |
プロセッサ | S3 | S5 (S3より2倍高速) |
ワイヤレスチップ | W2 | W3 |
デジタルクラウンの触覚フィードバック | – | ○ |
加速度センサー | 最大16G | 最大32G |
メモリ | 8GB (Cellularモデルは16GB) | 32GB |
ディスプレイ | 312 x 390 pix | 368 x 448 pix |
Bluetooth | 4.2 | 5.0 |
写真で比較
写真で並べて比較してみます。
バンドはどちらもスポーツループです。
以下の写真はすべて右側がApple Watch 3(GPS+Cellular)、左がApple Watch 5(GPS)です。
以前の記事にもかきましたが、Cellularははっきりいって不要です。腕時計と話したりしませんし、単体でCellularを使うとバッテリー駆動時間にダメージがあります。
パスコードの入力画面ですが、随分テンキーの大きさが違うことがわかると思います。
実際、入力のし易さが相当違います。
右のApple Watch 3のデジタルクラウンが赤いのはCellularモデルだからです。
左のApple Watch 5のデジタルクラウンとサイドボタンの間の穴は「マイク」です。Apple Watch 3ではマイクは左側面に通気孔と並んでありました。
右側のApple Watch 3の穴2つは下がマイク、上が通気孔です。上方のスリット2つがスピーカーとなります。
左側のApple Watch 5の縦穴はスピーカーと通気口。
左側のApple Watch 5裏面が第2世代の心拍センサーです。
随分違いますね。
使い分け
Apple Watch 3以降で複数台持ちの場合、使い分けるために必須の条件があります。
決してSuica(特に定期券)はApple Watchに入れないこと
経験的にこれをやってしまうと、外出時は常にApple Watchしか装着できなくなり、他の時計をすることができません。
左手にApple Watch、右手に普通の時計とかできなくはないですが、傍目にみてかなり変な人になります。気にしなければそれでいいともいえますが、まあ、ぶっちゃけ、やはり変な人です。
昼は5、夜は3
Apple Watch最大の弱点はやはり公称18時間というバッテリーです。Apple Watch 5を使ってみてバッテリー消耗率は1時間あたり3.4%程度です。もちろん通知の多少、操作内容により大きく異なりますが、このペースなら残り10%になるまでに26時間です。
経験的にも実際には24時間くらいはもつと思いますが、GARMIN INSTINCTのい二週間には到底叶いません。
また、私は寝ている間は、iPhoneアプリのAutoSleepを使って睡眠ログ取得と睡眠状況把握をしていますので、夜の間も装着必須です。
Apple Watch 3だけのとき:
入浴前に外して充電し、風呂からでたら装着しベッドに入る。朝起きたらすぐに再チャージして出かける前に装着。
これだと朝出かける前に装着しわすれることが度々ありました。さりとて朝充電しないと不安です。
Apple Watch 3+5になって:
昼間はApple Watch 5装着。入浴前に充電スタンドからApple Watch 3を外しApple Watch 5を充電スタンドに載せる。
風呂からでたらApple Watch 3を装着し、そのままベッドに入る。
朝起きたら、充電スタンドのApple Watch 5を手につけて、外したApple Watch 3を充電台に載せる。
この後者の方法が思った以上にうまくいっています。
iPhoneとの接続は、装着したほうが自動的にiPhoneと接続されますので、複数台のApple Watch使い分けにはいかなる切り替え操作も不要です。
アクティビティログはiPhoneの「アクティビティ」アプリが2台のApple Watchデータを集約してくれます。
さらにApple WatchではなくGARMIN INSTINCTを使った場合も「ヘルスケア」アプリが集約してくれますのでデータ的にはほとんど問題ありません。
バッテリー問題は2台のApple Watchを使うことで多少は助けになっているともいえます。
まとめ
Apple Watch 3も販売されている(2019年10月時点)が、買うなら絶対5が良い。
Cellularモデルは用途とバッテリー駆動時間を考えると全く必要ない。
いろいろな時計を使い分けるためにも、Apple WatchにSuicaを入れてはいけない。
複数台のApple Watchを1台のiPhoneにペアリングさせても、装着した方と自動的に接続され切り替え操作は一切不要。アクティビティ記録などは自動的にiPhoneのアクティビティアプリやヘルスケアアプリが集約してくれる。