先日紹介したモバイル用キーボードたちの一つに三つ折りキーボードがありました(JETech)。構造もしっかりできているのですが、両側に広がる部分(キーボードの左右端部分)の下側が机上と空間があくためにENTERキーやAキーを叩くとがたついたり、たわんだりします。そこでそうならない工夫を紹介。
三つ折りキーボードとは?
JETech(JEDirect)の三つ折りBluetoothワイヤレスモバイルキーボードで、類似品はAmazonではiCleverや3E(スリーイー)から出ています。
3Eのものは東急ハンズ店頭でも見ることができる店も多いように思います。
実物を見ると結構しっかりしていていい感じだし、タイピングしても悪くありません。
私のものはキーピッチ17mmでちょっとコンパクトですが、3Eのものはキーピッチ19mmの標準サイズのものもあります。
裏をみるとこんな感じ。
中央部がもっこりしていますが、これが底の部分となります。
私のものは英語配列で、Android/Windows/iOS対応ということなっています。
17mmですがタッチもよくてモバイルキーボードとしてはかなりいい線いっています。
三つ折りキーボードの欠点
どんなものにも欠点はありますが、これとて例外ではないです。
上の写真の底部分を見ると凸に出っ張っていますね。
この出っ張った部分が机上にピタリとつく、底になるわけです。
しかし、観音開きで開く左右の端が浮く構造になっています。
上の写真で蝶番左側が中央本体で、下部に平らで広い出っ張りがあります。この部分が机上と接します。
一方上の写真の右側を見ると、中央部でっぱりの凸部の厚みに相当する出っ張りがありません。
つまり、キーボードのENTER(右側)や左側Aキーのほうを強めに叩くと、不安定でぷにょぷにょしてしまいます。
4mm程度の厚みのノートを左右に開いた部分の下に当てると解消します。
このキーボードの欠点は、開いたときに両側の下側に支えがなく4mmほど机上から浮くので、ENTERやAといった両サイドのキーを叩くと、ぽにょぽにょしてしまうことです。
解決策
こまったときの100円ショップ。
最初は3mm厚程度のキズ防止シートを買ってきて貼り付けたのですが、3mmでは薄すぎました。
そしてちょうどよかったのがこれ。
1枚に丸いシートが12枚はりついており、それが2シート入って100円+税金。
開いたときに左右両端に当たる部分(机上から浮いている部分)にはりつけます。
タイプしてみるとENTERを叩いてもぽにょぽにょしません。
よし!
まとめ
JETech (JE Direct) の3つおりキーボードは中央部の底に厚みがあるため、開くと両端が机上から浮く。そのため、両端がぽにょぽにょして打ちにくい。
100円ショップで4mm厚み程度(3mmでは薄い)のキズ防止シートを買ってきて貼り付けるとちょうどよくなる。
類似品でiClerverや3Eにものがあるが、もし同じような欠点があるなら同じ方法で補正できる。