2021年、手帳の選び方

日常生活・猫
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10月も目の前になり書店・文房具店の店頭には来年の手帳が所狭しと並ぶ季節になりました。使い切るかどうかは別として手帳を手にとって選ぶのは楽しいですよね。今年はこういうのにしようとか、今年こそ日記を書いてみようとかいろいろ決意は頭をよぎります。とはいってもやはり選び方というのがあります。2021年固有の話は少ないかと思いますが参考になりますかな?

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手帳の種類

システム手帳の方は高価なバインダーを買っている筈なので、早々かんたんに乗り換えたりはしないでしょうから、ここでは普通に1,000円前後~数千円程度のものまでの冊子体のものを取り上げます。

サイズと内容の関係

メーカーにより差がありますが、筆者の独断と偏見ではざっくりこんな感じです。

各サイズは正寸(ぴったりそのサイズ)とそのサイズに近いけどや高さあるいは幅が少し異なる変形版が存在する場合があります。

A5B6A6B7
サイズ(mm)210×148182×128148×105120×70
近いものA4コピー用紙の半分写真プリントの2L版文庫本iPhone 7/8より縦が2cm程短い
特徴持ち歩きがかさばり重くなるが沢山書ける。持ち歩きの少ないデスクダイアリー。一番人気のサイズで非常に種類が多い。筆記面積と可搬性のバランスが良い。文庫本用カバーが使えるのでリフィルだけ買えば良く、B6と並ぶ人気サイズで種類も多い。小さくなるのでやや書きにくい。ポケットサイズだが筆記面積が小さい。分厚くなると相当書きにくくなる。
マンスリーサイズは大きくなるが、厚みが無いので常にバッグに入れておける。予定+メモでもOKな使い方ができる。マンスリーでは愛用者が多い。スペースが大きいが薄いため可搬性は良い。マンスリーではB6と並ぶ人気。日記には不向きだが簡単な予定や簡単なメモならこれでもOK。一覧性バグツン。どちらかといえばカレンダー代わり。
ウィークリーデスクダイアリーと称して売られていることが多い。実際、サイズを考えるとデスク利用向け。片ページがメモタイプでも、両ページで1週間でも、簡単な予定と数行日記を兼ねた使い方ができる。予定のみなら時刻メモリ入りが良い。数行日記なら時刻メモリなしがベター。予定と日記両方はきつい。あまり予定が多くなければこれでOKかも。
デイリー分厚く大きく重いので持ち歩きには不適であるが、筆記スペースは相当大きい。1日分を文字や絵で埋めるにもそれなりに時間がかかるので、それが趣味の人向け。たくさんかけるがページ数があるのでやや重くなるが、1日1ページではA6サイズに次ぐ人気。バッグがやや重くなってしまうのが欠点。文庫本の片ページ分が1日で手頃な筆記面積、持ち運びも楽で、1日1ページのデイリーでは人気サイズ。ほぼ日手帳もこのサイズ。人によっては書ける面積がすくないかも。分厚くなるがサイズが小さいので書きにくいのが難点。ポケットに問題なく入るのが特徴。

店頭を見るとわかりますが、種類が多くて選択肢が抜群なのはマンスリーやウィークリーのA6サイズ、ウィークリーかデイリーのB6サイズです。

A5になると大きくなるので可搬性が損なわれどちらかといえば、スケジュール手帳というよりは日付とかに関係ない仕事メモ・ノートとしてA5サイズでページ数が多いものが人気が出てきます。

筆者も現役管理職で部下が数十人居たころは、A5の分厚い高品質用紙で書きやすいノートを使っていました。この大きさで100枚綴じくらいでも結構使ってしまったのですよね。管理職現役を離れた今ではそういうのとは無縁ですけど(笑)。

B7はメモ的使い方でも少々小さすぎます。気分的には豆本になります。ガッツリ使うには小さすぎますし、個人的にはぴったり用途というのが考えにくい。ただ、これは男性視点だからであり、女性の場合には小ぶりなのでバッグで場所を取らないという大きなメリットがあります。

机上利用がほとんどならA5かB6持ち歩きが多いならA5の文庫サイズかさらに小さいB6というのが順当なところでしょうか。

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始まり曜日

手帳により月曜始まりと日曜始まりがあります。

これはもう好みなので、市販のカレンダーと同じ方が良いなら日曜始まり

実際の生活を考えると、月曜日から金曜日が仕事で土日は休日という方は多いと思いますので、そういう方は月曜始まりのほうが週末予定なども考えやすいですね。金曜日に休暇をとって三連休にするというケースにも使いやすいです。

筆者はスマートフォンの予定表アプリは月曜始まりに設定し、手帳も選べる限りは月曜始まりを基本としています。

やはり土日と続いているほうが予定など考えやすいですが、サイズほどのクリティカルな要素ではありません。なれているほうを使えば良いです。

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用途

大きくは「スケジュール管理」と「日記・メモ」に分かれると思います。

筆者の場合、スケジュール管理はすべてスマートフォン(カレンダー実体はG Suite [Googleの有償サービス] のカレンダー)を使っていますので、手帳で予定管理をすることは絶対ありません。

手帳で予定管理をする人

手帳で予定管理をする人で、予定が多い人(昔の管理職現役時代の筆者のような人)は、ウィークリーでA5サイズの縦型時間メモリ入りが使いやすいです。

横型だと詰まったスケジュールを書くのに横書きでは次の予定とかぶってしまって書きにくいのです。

手帳で予定は管理しない人

この場合は逆に時間メモリは邪魔で目障りです。予定を管理しないならウィークリー縦型という選択肢はほぼありません。

ウィークリー

内容的にはメモや日記になるでしょうから、数行日記ならウィークリーの片側1週間(反対側はメモ)か見開き1週間をおすすめします。これは昨年から筆者がA6文庫サイズで数行日記で使っています。

数行なので書けることは少ないですが、1週間の記録を見渡せるのがポイントです。

1日1ページ

デイリーの1日1ページになると手帳メーカーのPRサイトにあるように、絵を書いたり落書きしたりなんでもできます。特にB6サイズの1日1ページだと結構書きごたえがあります。

1日1ページを選ぶ場合は、イラストや落書きを書くのが好きな人でない限り欲張って大きすぎないほうが良いです。

文字だけでA5サイズやB6サイズを半分も埋めるのは結構大変なので、寂しくなってやめちゃうのがオチなので、1日1ページにチャレンジするなら文庫本サイズ・ほぼ日手帳タイプのものがいいと思います。

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代表的なメーカー

書店に行くと多くのスペースを占めるのは「高橋書店」と「日本能率協会マネジメントセンター」のNOLTYとPAGEMあたりはどこの所定でも種類に限りはあれどもおいてある感じです。

個人的にはPAGEMを買うことが多いです。

今の筆者の場合は、仕事予定では全く使わないのビジネスタイプのダイアリーが多いNOLTYよりはカジュアルテイストなPAGEMがあっています。PAGEMのたっぷり書けるウィークリー メモタイプ が気に入っています。

穴なのがAfternoon Tea Livingのスタッフダイアリーです。何度か使ったことがありますが、びっしり予定管理ではなく記録管理・日記には意外に向いています。女性向けのお店ですが、スタッフダイアリーはバリバリビジネス「マン」用途でなければ意外に男性にもフィットします。お店に入るには少々勇気がいるかも(笑)。

Afternoon Tea Livingのスタッフダイアリーは以前は樹脂製のクリアカバーがついていたのですが、今はリフィルだけ販売です。カバーは別売り(A5・B6ともに)ですが、フェミニンなものが多いので男性の方は別途A5のノートカバーかB6のカバーを探したほうが良いかもしれません。

1日1ページではほぼ日手帳が有名です。1日1ページ版は用紙に「トモエリバー」を使っており、万年筆でもにじみにくく裏写りが少ない(しないわけではない)のが特徴です。

ほぼ日手帳はかなりいいと思いますが、個人的には毎日のページの下側にあるいわゆる「お言葉」が邪魔なんです。私はまず読まないしその分筆記スペースが小さくなるので邪魔なだけなんです。ほぼ日のスタッフには申し訳ないのですが、この「お言葉」がいやでほぼ日手帳」を使わなくなりまひた。

1日1ページでは結構いいのが、MARK’Sのもの。特にEDiTはほぼ日手帳のヒット以降の後発で余計なお言葉もなく使いやすいので気に入っています。A5・B6・A6・A7の各サイズがあります。

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筆記具

手帳のお供が筆記具です。

お手頃で書きやすく筆者の一番のおすすめは三菱鉛筆のJetstreamです。

最近でこそ他社でも類似品がありますが、なんといってもこの書きやすさ・滑らかさは抜群です。

水性のように乾きにくくなく速乾性抜群、なめらかは水性ボールペン並でインクの色の濃さは油性ボールペン並といいとこどりです。

手帳、特にメモや日記として使うには単色よりは3色か4色がおすすめです。シャープペンが入った多機能は軸が太すぎますしシャープペンって想像以上に使うチャンスがないです。

3色なら黒・青・赤、4色ならそれに緑が加わります。

太さは好みですが0.5mmだとちょっと細すぎて薄く見えたりJetstream特有の滑らかさが少なくなるので、0.7mmが非常に書き心地がよく筆跡もくっきりしますので使っても見ても快適だと思います。

Amazonあたりでついで買いするとお安く買えるかと思います。

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まとめ

手帳・ダイアリーで種類が多いのはA6文庫サイズか、はがきより一回り大きいB6サイズである。

予定管理につかうかどうかで中身のタイプが全く変わってっくる。

がっつり予定管理に使いたいならA5縦型の見開きウィークリー時刻メモリ入りがおすすめ。

日記的な使い方で数行日記なら、A6文庫サイズで左右見開き一週間で時刻メモリなし(PAGEMのウィークリー メモタイプなど)がおすすめ。沢山書くならA6かB6の1日1ページがお手頃。

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