Galaxy S21 Ultra 5Gはハイスペックで高性能なカメラを搭載したハイエンドスマホですが、何故かmicroSDに対応していません。解決する一助となるのは外部SSDなのです!
256GBで足りるのか?
Galaxy S21 Ultra 5G / S21+5G / S21 5Gはいずれもストレージは256GBありますが、外部ストレージ(microSD )は非対応です。あっても損はないとは思うのですが….。
256GBで足りるか?
これは使い方によると思いますが、筆者の使い方ではiPhoneにせよAndroidにせよ256GBで足りないと思ったことは一度もありません。
筆者の場合、画像が6.42GB、音楽が19.68GB、アプリが30.78GB、システムが31.94GB、そp野田で5GBほどとなりおよそ94GBを使用し使用率は36%です。
256GBで足りない…という人、ひょとしてスマホを倉庫がわりにしていませんか?
スマホはデータ倉庫ではありません。
スマホをデータ倉庫につかうのは、自宅のNASやクラウドと違って、破損・盗難・紛失のリスクが格段に高くなります。写真もRAWデータを入れない限り何十GBになることは考えにくいです。ありうるのはHI-RES音源をたくさん入れることでしょうか。これはあり得ますが、実際にそういう人はスマホユーザーの中でごくわずかだと推測します。
HI-RES音源は別にして、撮りためた写真や動画はこまめにPCやクラウドに移しましょう。
USB接続ストレージという選択肢
Galaxy S21 Ultra 5G / S21+5G / S21 5GのUSBはホスト機能があるので、USB接続の外部ストレージが使えます。
この時のUSB接続外部ストレージの条件:
・持ち運びの容易さを考えて手のひらサイズ以下
・外部電源不要
・USB TYPE-C対応
・USB 3.1 Gen1以上の速度
となるとUSBメモリ型SSDか外部ポータブルSSDになります。
価格.comを探せば上記を満たすUSBメモリは数種類程度は見つかりますが、より汎用的で使い勝手が良いのはポータブルSSDだと思います。
Galaxy S21 Ultra 5GにポータブルSSDを繋ぐ
今回筆者が試したのは手持ちの外部SSDでSamsungのもの。
別にSamsungのスマホだからSamsungのSSDを選んだわけではなく偶然です。
手のひらサイズで一般的なUSBメモリ型SSDのようにガッツリとPCやMacのUSBから飛び出ないのがメリットです。
PCでもMacでもiPad Proでも問題なく使えます。
今回Galaxy S21 Ultra 5GのDCIMフォルダ(カメラ画像フォルダ)約6.5GBを転送し同時に時間を測ってみました。
転送につかったのは愛用のAndroidアプリ「File Commander」です。
Galaxy S21 Ultra 5GにこのSSDをSSD付属ケーブルで差し込むと認識してくれます。
特に電源の問題はありませんでした。
はい、転送スタート!
転送完了。
転送に要した時間は3分04秒69、およそ185秒です。
転送容量は6.5GB。
単純計算ではポータブルSSDへの書き込み転送に1GBにつき28秒かかります。
これが速いか遅いか….微妙なところですがスマートフォンとのやりとりであることを考えると上々だと思います。
なんといってもポータブルSSDの汎用性の高さと携帯性の良さ、大容量の種類が多いことから個人的にはお勧めのスマートフォンストレージ空き確保の手段かと思います。
まとめ
microSD非対応なGalaxy S21シリーズでは、外部へのデータ退避のために使える手段はUSBメモリ型SSDかポータブルSSDであり、容量が大きいものはポータブルSSDに揃っている。
Galasxy S21 UltraにSamsungのポータブルSSDを接続して書き込みを試すと6.5GBで185秒であった。