猫飼いさんなら誰でも見ている「猫のふみふみ」。かわいいですねぇ….ずっと見ていたくなります。
猫のふみふみ
筆者宅の先住猫であるラグドールのマロンのふみふみ。
猫ちゃんにもよりますが、大抵の猫ちゃんはふみふみするようです。
上記動画のように布団の上だったり、ポヨンポヨンのお父さんのお腹(筆者のお腹はシックスパックですので違います)の上だったりさまざまですが、総じて柔らかいものの上でふみふみします。
なぜふみふみするのか
アノコム損保株式会社の「猫との暮らし大百科」を見てみました。
英語では「ミルクトレッド(milk tread)」や「ニーディング(kneading)」というそうで、「お腹が空いた時」(=両手でおっぱいを揉むような動き)、「甘えたい時」、「眠くなった時」などだそうです。
我が家のマロンちゃんは14歳なのでもはやふみふみはしない(と思う)のですが、限りなくスノーシューに近い保護猫のメルくんはときどきします。
最近のお気に入りふみふみグッズは、上の写真にある膝掛けです。
このモコモコがとても良いらしいです。
写真はふみふみの一瞬で手(前足)の指がぐわっと開いて爪がニョキっと出ています。
メル(♂)のふみふみ
メルはふみふみしたくなると、飼い主に向かって「にゃぁにゃぁ」と鳴き、お気に入りひざかけが置いてある娘のベッドのほうに飼い主を誘導し、ひざかけを布団の上に広げると飛び乗ってふみふみ….。
ふみふみ始めたらからといって部屋から出ていくと、しばらくすると後を追いかけてきて「にゃぁー」と呼びます。
どうやら「まだ、行かないで!」と言っているようです。
本など読みながらしばらくそばにいてやるとふみふみ続けて、そのうち皮毛の手入れを始めます。
メルの場合、皮毛の手入れは寝る前の儀式です。
予想通り結構長い間皮毛の手入れ(=なめなめ)したあと丸くなって寝てしまいます。
この時点で飼い主(=下僕)は解放です。
メルのふみふみ:
・お昼寝したいときに時々行うようだ。
・お気に入りの場所とグッズでふみふみを始める。
・ふみふみの時には飼い主の誰かにそばにいてほしい。
・ふみふみを終えると体ナメナメしてお手入れ。
・お手入れ後には丸くなっておやすみなさい。
なんだか、小さな子供のようです。
猫がふみふみする理由は「お腹が空いた時」、「甘えたい時」、「眠くなった時」ということですが、どうやらメルくんの場合は3番目の「眠くなった時」のようでなおかつ飼い主にそばにいて欲しいようです。
ふみふみは要注意のこともある
筆者がまだ成人前の頃、実家では雑種を親子2世代で飼っていました。元々犬好きで猫は飼ったことなかったのですが、猫のふみふみは少なくとも筆者の飼っていた犬ではみたことがありませんが、実際には犬(特に子犬)もふみふみすることがあるそうです。
犬も猫もふみふみ(もみもみという言い方もあるようです)は可愛いですが、時にはストレスが溜まっている状態であることもあるらしい。ストレスを紛らわせるために母犬・母猫のおっぱいを思い出してリラックスしようとする自己防衛反応のことあるそうなので、普段ふみふみしない犬・猫がふみふみ始めたら、喜んでばかりはいられません。
なにか他に変わったことがないかどうか気を付けてあげましょう。