やわから枕ヲタクの筆者、別名枕ジプシーともいいますが、そんな筆者が遂に見つけました。人をダメにする枕!
空間フィットの夢枕
結論を先に書きますと、商品名は「人をダメにする枕」….嘘です、嘘。
本当の商品名は「空間フィットの夢枕 リラックス」です。
なんじゃそりゃ的な名前でありますが、一番近いのはビーズクッションあたり。
こういうやつです。
(オッサンのベッドの写真をUPするのはかなり萎えてしまうので、Amazonへのリンクです)
大きさがどれくらいかというと、80cm X 80cmの巨大サイズで大きめのヨーロピアンサイズです。
空間フィットの夢枕にはサイズや形状が異なるものがいくつかありますが、その中で最大のものがこのリラックスです。
詰め物:粉砕低反発ウレタン、極小発泡ビーズ、マイクロファイバー綿
この3つのブレンドがポイントです。
特徴(実際に3ヶ月程使ってみて)
この枕を実際に3ヶ月ほど使ってみて感じた特徴です。
3種の素材のブレンド:
最大の特徴はこの詰め物にあり、通常のビーズクッションと違うのは、粉砕低反発ウレタンとマイウロファイバー綿が混ぜこぜになって入っていることです。これによりビーズクッション以上のソフトさとフィット感を生み出しているようです。
80cm四方の巨大なサイズ:
80cm四方という大きさも特筆すべきで、伸縮性が高くて非常にソフトな側生地によりめちゃくちゃ感触がよくて肩から頭にほどよくフィットします。
日本人的にはちょっと馴染みが薄所がありますが、頭だけを枕に乗せると首から上が急角度で持ち上がってしまいます。
体のカーブに素早く柔らかにフィットすることで、肩から上をしっかりと乗せることができ首が急角度で曲がることもありません。
フィット感と通気性抜群の詰め物と生地:
普通に混ぜてゆすると粒子の小さいものが下に、大きいものが上になります。しかし、この空間フィットの夢枕リラックスは、3種の素材が上手くミックスされていてビーズクッションのようにビーズが左右に寄ってしまって意外に低く底つきするようなことがありません。
全体が伸縮性がある生地で覆われ、さらに中央に伸縮性のある布での仕切りが入っているので、大きな羽毛クッションのように中の詰め物が逃げてしまうことがありません。
生地・素材とも非常に通気性が良いために、低反発まくらにありがちなムレがありません。通気性の良さは枕に顔を押し付けてうつ伏せになるとわかります。この状態でも息苦しくなく、顔を押し付けると素早く詰め物が移動して顔の凹凸にフィットします。
写真を見ると一見暑苦しそうなのですが、ぜんぜんそんなことは感じません。
寝ている時の体の向きを選ばない:
ありがちなのが仰向けには良いけれど横向きには辛いとか、その逆の枕は当たり前に存在します。
中には中央と両橋の高さなどがちがったりしているものがありますが、人間寝ている間にはそうそう綺麗に寝返りをうつものではありません。
中央に青向きに寝て、そのまま綺麗に右に転がると枕の高い部分に側頭部が当たるなんて、眠る前はいいですが寝ちゃうとほぼ無意味。
この枕は、中身が非常に流動的でありますが、一方で形状を維持するという不思議な素材なので、青向きから横向きになると、青向きの間の両脇に逃げた中身が側頭部を程よく支えて、多すぎる分は逃げていきますので、いつも手頃な高さを保てます。
半信半疑だった
名前もなんと言いますがすごいのですが、あまりにも妙な斜めなので半信半疑で購入。
だってそうじゃないですか。空間フィット?何それ?この巨大さは何?ビーズクッションとどこが違うのさ。
どうで一週間も持てばいいだろうと諦めムードで使い始めると、良い意味で見事に裏切られました。
埋もれて動きにくいんじゃないかとか、蒸れて暑そうとか….。
唯一言えるのは大きいので、ベッドに置いているときはいいですが、押し入れにしまったりすると小型の枕とは比較にならないスペースを取ります(笑)。なので布団向きではないです。頭の部分にヘッドボードか壁がある状態じゃないとちょっと使いずらいかもしれませんのでご注意を。
興味があればお試しください。
Good night.