Apple Watch Series 7で測定した電池消費状況。自分の使い方での持ち時間をより正確に推測!

モバイル・デジカメ
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Apple Watch 7をGARMINとともに愛用している筆者。Apple Watchの永遠の課題はバッテリー駆動時間の短さです。事前に自分の使い方ではどれくらい持ちそうなのかをできるだけ正確に知っておき、モバイルバッテリーから充電できるような準備もしておきましょう。

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電池あってのスマートウォッチ

いくらスマート(賢い)ウオッチでも電池がなくなればただの腕お錘にしかすぎません。

我がApple Watchも初期に比べると随分長く持つようになり、スマートウォッチ昨日だけでアクティビティトラッキングなどを使わなければ丸一日は楽勝で持つようになりました。

[公式] Apple Watchのバッテリー
https://www.apple.com/jp/watch/battery/

さりとて、筆者が持っているもう一つのスマートウォッチGARMIN Instinct 2 Dual Powerのように、適切な太陽光があればスマートウォッチモードであれば無限に動くとか、太陽光がなくてもフル充電で28日は動くといったものからはほと遠いのは間違いありません。

それどころか1週間とか数日といった駆動日数にさえはるかに届きません。

Apple WatchはiPhoneユーザーにはナイスバディ(nice buddy)であることは疑いないですが、いくらナイスバディで優れた機能満載であっても、電池持ちがまだまだ決定的に短すぎるのが最大の欠点です。

今の時点でできることは、自分の使い方ではどれくらいApple Watchの電池が持つのかを把握しておくことです。

とはいえ、何度も何度も残量がなくなるまで使うようなことはしたくないですね。ゼロになるとその後の充電もそれなりに時間がかかり、シャワーを浴びている間にフル充電というわけにはいきません。

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単位時間あたり消費量、1%あたりの駆動時間を求める

筆者の使い方でどれくらい持つのかを、フル充電後からの経過時点のその時点の残量を記録しておき、単位時間あたり消費量、1%あたりの駆動時間を求めてみました。

やり方は簡単で、フル受電した後適当な時間経過した時点でスクリーンショットをとるだけでデータ収集ができます。

スクリーンショットは[設定] > [バッテリー]で出てくる画面を、充電完了時刻が表示されるように少しだけスクロールアップして、デジタルクラウンとサイドボタンを同時押しすることで、「カシャリ」と音がしてスクリーンショットが撮られます。

取得したスクリーンショットはペアになっているiPhoneの写真に入ります。

あとは計算するだけ。

こう言う表をEXCELで作りました。

満充電
完了時刻
測定時刻使用時間使用時間(h)残量(%)時間あたり
消費量(%)
1%あたり
駆動時間(h)
22:426:488:068.10861.730.58
7:3814:266:486.80802.940.34
7:3819:4812:1012.17642.960.34
22:449:1410:3010.50722.670.38
22:4415:3516:5116.85522.850.35
22:346:227:487.80871.670.60
22:277:559:289.47812.010.50
23:307:478:178.28812.290.44
0:1314:2014:0714.12781.560.64
8:1919:4511:2611.43613.410.29
22:576:107:137.22871.800.56
22:437:158:328.53841.880.53
23:048:309:269.43792.230.45
9:2920:4911:2011.33653.090.32
22:597:098:108.17832.080.48
8:1614:035:475.78862.420.41
22:328:289:569.93762.420.41
13:4319:546:116.18832.750.36
22:246:288:048.07832.110.47
8:3514:005:255.42823.320.30
平均2.410.44
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測定&計算結果

平均値では、1時間あたり2.41%消費、1%あたり0.44時間駆動となりますので、100%から10%になるまでの推定駆動時間は39.6時間。すなわち1日と15時間36分

もっとも駆動時間が長いものですと、1時間あたり1.56%消費、1%あたり0.64時間駆動で、100%から10%までは57.6時間、2日と9時間36分

もっとも駆動時間が短いものですと、1時間あたり3.41%消費、1%あたり0.29時間駆動で、100%から10%までは26.1時間、1日と2時間6分

スマートウォッチ機能の利用だけでも平均1日半強、長くても2日、短いと1日程度しかもたない。GPSを使ったランニングやウォーキングなどを行うとバッテリーはもっともっと短くなり1日は持たないことは容易に推測できる。

GPSを使ったトラッキングを使うとバッテリーがもたないのはGARMINでも同じですが、1日も持たないということはないと思います。

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どこでも・いつでも充電できる環境を持つ

使いたい状況によっては出先で充電できるような工夫も必要です。

以下の記事で、モバイルバッテリーを使ってApple Watchを充電できる方法を解説しています。

一周回ってApple Watch Series 7を手にする
https://aichanworld.com/wd/2022/02/20/post-22596/

 

一周回ってApple Watch Series 7を手にする
筆者がApple Watchを辞めた記事を書いたのは2年前の2020年2月。それから2年がたってApple Watch Nike Series 7を使い始めました。なぜ今更Apple Watchに戻っ...

この記事で紹介しているのは、AnkerのPortable Magnetic Charger for Apple WatchというものでUSB TYPE-A対応とUSB TYPE-C対応がありますので間違えないようにして下さい。

普段持ち歩くモバイルバッテリーと一緒に持っておくと心強いです。

 

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まとめ

Apple Watch Series 7でスマートウォッチ機能のみでも1日半程度しかもたないが、公称18時間の2倍は持つ勘定だ。

GPSを使ったランニングやウォーキングを一日のうちになんどかやるときは、バッテリーはかなり厳しくなると予想される。

モバイルバッテリーのUSBに刺してApple Watchを充電できる磁気充電アダプターがAnkerから発売されているので、それをモバイルバッテリーと一緒に持つと安心。

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