Garminに限らず、フェイス(盤面)変更可能なものはある程度パターンが決まっていて、数字だらけのいかにもスマートウォッチという面構えのものから、スマートウォッチの癖にアナログ時計と曜日・日付だけシンプルやつまで種々です。ありそうでないのがデジタル+アナログ両方表示のフェイスが意外と少ないですが「フレア」というフェイスはなかなか良いです。
デジタル+アナログのフェイス
fenix 7X ProはMIPカラー液晶のため、
今回紹介するのは「フレア」というフェイスです。
fenix 7X Proには最初からインストールされていますが、Connecct IQからも無料でダウンロードできます。
サイケデリックなデザインではなく、クロノグラフっぽいデザインで、最上部に時刻表示があります。
数字だけのデジタル表示だけだと便利さ最優先となり時計っぽくないからなぁ….という思いもあって「フレア」を使ってみました。
Enduro 2
fenix 7 シリーズ(Solar Edition)
fenix 7 Pro シリーズ(Solar Edition)
tactix 7
tactix Pro
兄弟モデルのepixには適用できません。
「フレア」はデジタル+アナログであるだけではなく、デジタル表示のローカル時刻に加えて、2つの世界時計をデジタルで表示できます。ただし、ズバリの都市名ではなくUTC(世界協定時)との時差で表される代表的な都市が3文字で表示され、DST(Daylight Saving Time、夏時間)設定は自動ではないので少々というかあまり役立たないかもしれません。
カスタマイズ範囲は小さい
カスタマイズはウォッチ本体ではできず、Connect IQアプリでインストール済みのフェイスに出てきますので、そこの「設定」で行います。
上の図で黒四角に白抜き文字のデータ項目だけがカスタマイズ可能です。データ以外ではカラーテーマが「Tomato」(デフォルト)、「Khaki」「Dodger Blue」「Lawn Green」がありますが、MIP液晶では「Tomato」が一番見やすいと思いますが、そこは好み。
カスタマイズ可能なのは、上記スクリーンショットの黒地に白文字の項目だけです。
- 「高度」と「心拍」はそれぞれ別々に以下の項目に替えて設定できます。 気圧、温度、ソーラーパネルにあたる太陽光の強さ、日の出時刻、翌日の日の出時刻、日没時刻、翌日の日没時刻、湿度、風速、世界時計(前述)
- 「週間運動量」と「歩数」はそれぞれ別々に以下の項目に替えて設定できます。 歩数(リアルタイム)、歩数(過去7日間の移動合計[Moving Total])、歩数(過去7日間の移動平均)、階段上昇階数、階段上昇階数(過去7日間の移動合計[Moving Total])、階段上昇階数(過去7日間の移動平均)、週間運動量
週間運動量と歩数の部分で変更できる項目の種類が極めて限定的なのがこのフェイスの最大の欠点かもしれません。
デジタル+アナログの宿命でもありますが、アナログの時針や分針に表示が隠れてしまうことが多々あります。これは物理的なデジタル+アナログ時計も同じです。
まとめ
アナログ+デジタルのフェイスはGarminでもあまり多くなくて、ポップなものはありますが「カッコイイ」ものはなかなか見当たりません。
「フレア」はクロノグラフっぽいデザインでなかなか気に入っています。