Surface Go、日本消費者向け仕様ではOfficeプレインストールということで、Officeがない法人や米国モデルに比べると割高です。
とはいえ、使ってみたいけど高値の華で諦めていたSuraceの2in1が買えそうということで、この夏のボーナス投入を考えている人もいるかもしれません。
ま、皆さん、それぞれ自分のお金ですから好きに使ってください、はい、さよなら。
これではこの記事は終わってしまいますが、ノートPC黎明期からノートPCを使ってきた自分に言わせると、ノートPCについては一つの鉄則のようなものがあると思っています。
交換・増設できないメモリやストレージについては、予算が許す限り最大の容量・最高速のものを買え!ということ。本気で使い始めると、メモリが足りなくて複数アプリの同時起動がとろくなるとか、ストレージがたりないとか、アプリ起動そのものが遅いとか、ま、いろいろ不満がでます。その不満の多くが、体感の速度でありストレージ容量です。体感の速度は、CPUグレードよりストレージのアクセス速度に依存度が高いです。
もちろん一番遅いのはHDDですが、スリムノートや2in1でHDDというのは今ではありえないので、自ずからSSDとなります。
SSDだからHDDより速いから気にしない、気にしない?
当たってはいますが、体感速度でいうと同じSSDでも大きく三通りに分かれますので、それで速度がかなり違う。
こちらのサイトを参考にされるとよろしいかと。
Surface Goでいえば64GBモデルはeMMCだそうなので、HDDと比べるともちろん速いけど期待するほどじゃない。一方、Surfaceではないですが、HP Spectre x360のスタンダードモデルは現状では最も高速なNVMeです。これのCrystal Disk Markでのベンチはこんな感じ。
一方、もう手元にはありませんが、dynabook AZ65/BWのSSHDはこんな感じ。
全然違います。
体感でいくと、x360はブートも数秒以内で終わる感じですが、dynabook君は普通に延々と。それでも大抵のHDDベースのPCより速いんですがね。
普通に個人が家庭で使っていて、PCが遅い!と感じるのはネットが遅いか、PC起動が遅いか、アプリ起動が遅いかです。2番目と3番目に関していえば、最低でも8GBメインメモリ(できれば16GB)を乗せ、NVMeのSSD搭載機を選べば現時点のコンシューマモデルとしては十分な体感性能となります。
WindowsやMacOSのノートPCに関する限りは安物買いは銭失いです。急いで買うより、さらに貯金して上位モデルを買ったほうが後悔しません。