SONY アクションカム FDR-X3000とジンバルカメラ DJI OSMO Pocketの両方を使って感じたこと。両者は性格が全く異なりますが、どちらもポケットサイズで取り回しが非常によく気軽に動画撮影ができます。
SONY アクションカム FDR-X3000
良いところ
- 何と言っても小型でポケットに楽勝で入る。
- 小型三脚(ゴリラポッドのミニサイズみたいなやつ)をつけても存在感がない。
- 空間光学手ブレ補正のブレ補正効果は素晴らしい。
- 小さいのに外部マイク端子がしっかりと存在しているので、ピンマイクとかをつけることができる。
- 小さいのに画質は良い。
- センサーサイズはビデオカメラAX45と同サイズの1/2.5型。
よくないところ
- 広角すぎて映像の歪みが激しすぎる
- ジンバル機能はないので、カメラを垂直にしっかり構えないと後で見たら斜めった映像になっていることが多々ある。
- 本体にモニターがないので、どの範囲がどのように撮れているかの概要すらわからない。
- リモコンモニターはあるけれど、Wifiをオンにするとバッテリーの消耗を増進させてしまう。
自分的に問題なのは、やはり水平を取りにくいこと。まっすぐ持って歩いているつもりでも、なんか水平じゃないじゃん、ってのこと多々あり。まあ、スチルカメラでも水平を取るのが苦手な私も歩いのですが。
あと、やはり無理やり画角を広げているところがあり、周囲の歪みが激しくて不自然なのがどうもね。
DJI OSMO Pocket
良いところ
- カメラとは思えない小型さ。
- 小さい割には画質も良い。
- センサーサイズは1/2.3と大抵のコンシューマー向け家庭用ビデオカメラの上位機種に匹敵する。
- この大きさでジンバル内蔵なので、普通にもっていてもきちんと水平を保ってくれる。
よくないところ
- ジンバル内蔵なのですが、可動範囲をこえていないのにレンズが上を向いたまま戻らないことがある。モニターが小さいのであらぬ方向を向いているのに気づかないことが多々。可動範囲を超えて動かすとその限度で固定されることがあるのは、これは仕様かと。
- これに限らず、3軸ジンバルは歩いたり走ったりする上下動は補正できないので、画像はぬるぬると上下に動くものが撮れていることも多々ある。(OSMO Pocketが悪いわけではありません、ジンバルの特性です)
- バッテリーがイマイチ持たない。
もう一つのアイデア
私が持っているカメラにSONY サイバーショット DSC-RX100M5aがあります。
なんといっても基本はスチルカメラなのでそっちは問題なし。1型の大型センサーでこのサイズはもう言うことなし。
手ぶれ補正も内蔵していますが、さすがに空間手ぶれ補正ほどの補正能力はありませんので、これをグリップにつけて(写真のミニ三脚はグリップを兼ねます)、X3000のように持って動画をとると結構ブレます(当たり前)。
なので、これにあうようなジンバルがないかと探したところ、PILOTFLY TRAVELERというやつで、PILOTFLY C45の後継モデルで今年リリースされたばかりです。対応カメラ範囲(重量範囲)が広がりアクションカムやスマホにも適用可能といいう素晴らしいやつです。
ちょっと値は張りますが、対応範囲が自分の持っているカメラ類とマッチするので一つ買おうかとも思ったりします。でも申し訳ないけれど、販売しているのが会社じゃなくって個人っぽいんですよね。安くないので販売者の心配もないとはいえない。
で、もう一つ。
こちらのほうがいいかな。