自宅でPCにヘッドホンを接続して音楽を聞いていると呼ばれても気づかない。呼んでいるほうからすれば、先程から何度も呼んでいるのに返事がない!なんてことになり、いきなり傍にやってきてお冠だったりする。そんな経験は皆さんあるのではないでしょうか。
ヘッドホンの片耳を少しずせば解決しますが、それではあまり意味がない。
ヘッドホンを使うという大前提を崩さずに、呼ばれたら直ぐに気づけるようにするはどうすればよいか?単純に考えれば、PCにマイクをつけてそれをヘッドホンにも流せば良いのです。
さて、自分の環境ではどうなるか。私のメインPCはMac(Mac mini Late 2014)でWebカメラが接続されています。Webカメラには当然マイクが内蔵されているので、録画・録音ソフトなどで外部の音を取り込むことはできます。しかし、MacOSは、サウンド入力をそのまま出力に流すことはできないようになっています。そもそも普通に考えればハウリングの原因になるだけですからね。
では、どうするか。
Line Inというフリーソフトを使います。ダウンロードしてLineIn.appをアプリケーションフォルダにコピーして起動するだけです。
設定もへったくれもありません。どこから入れた音をどこに流すかを選んで「Play Thru」ボタンを押すだけ。
上の例ですと、”Unknown USB Audio Device”というのがUSB接続されたWebカメラのマイクです。これを選んでシステムデフォルトのOutlputを選んで流せばOK。
Inputで拾った音が若干のディレイの後にヘッドホンから、聞いている音楽にMIXされて聞こえてきます。スピーカーから流すとハウリングを起こすことがあるので注意してください。
マイク音量はMacOSのサウンド環境設定で調節しましょう。
これで、ヘッドホンをしているときに呼ばれても気づかないということは「減る」と思います。ゼロにはならないとは思いますが…..