何度でも観たくなる「新海誠」監督のアニメ作品、美しい風景と繊細な心理描写が素晴らしい

何度でも観たくなる「新海誠」監督のアニメ作品、美しい風景と繊細な心理描写が素晴らしい

筆者が好きな映画監督の中でトップクラスで好きなのが、アニメーション監督の新海誠。最近では「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締り」がヒットしています。長編作品だけではなく短編の「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」は猫を飼っている筆者にもジーンとくる作品です。多くの作品は見放題もしくはレンタルの配信で見ることができます。

主な作品

最初に商業作品としてのアニメーションを発表したのは2002年の「ほしのこえ」です。

そして一番最近の作品は「すずめの戸締り」で「彼女と彼女の猫」を除けば8作品あります。

タイトル興行収入(億円)メモ見放題配信
彼女と彼女の猫1999年自主制作版
ほしのこえ2002年?U-NEXT
雲のむこう、約束の場所2004年0.5hulu
秒速5センチメートル2007年1hulu
星を追う子ども2011年0.2hulu
言の葉の庭2013年1.5hulu
彼女と彼女の猫 -Everything Flows-2016年原作:新海誠
監督:坂本一也
hulu
君の名は。2016年250.3Netflix、Amazon、hulu
天気の子2019年142.3Netflix、Amazon、hulu
すずめの戸締まり2022年147.9なし
出展:Wikipedia「新海誠」、配信情報は2024/03/22時点

8作品あるはいえ、新海誠監督の作品がブレークしたのは何と言っても興行収入が250億円を超えた「君の名は。」ではないでしょうか?

かくいう筆者も新海誠監督作品を本気で見るようになったのは「君の名は。」からです。

とにかく描かれている風景がとても綺麗で、光が物語を描いています。

2022年公開の「すずめの戸締まり」、筆者は旅先のイオンシネマ金沢フォーラスで観たのですが、後々残る感動という点では「君の名は。」に一歩譲る感じです。

東宝が2002年の「ほしのこえ」から始まる「天気の子」のスペシャル予報(予告編)を公開しています。5分15秒と予告編としてはかなり長いのですが、新海誠監督共通の風景と光の美しさは凄いです。

主人公が祈ると雲が切れて太陽が除き火の光が差し込む。この美しさが新海誠作品をなんどでも観たくなる。

配給会社は「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」と東宝が行い、さすがの東宝パワーもあって一気にブレイクしました。

多くの作品はhuluで見ることができます。



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何度でも観たくなる、それが新海アニメーション

「君の名は。」はとにかく風景描写がとても美しいし、2013年の女子高生「宮水三葉」と2016年の男子高校生「立花瀧」が時を超えて心が入れ替わるという設定が、もどかしくもあり不思議でもある。

距離と時間を超えた不思議な設定でありながら、心の動きを台詞より美しい風景が代弁しているようなところもあり、それが何度でも観たくなる要因なのかもしれません。

筆者が何度でも観たくなる順位:

  1. 君の名は。<ダントツ、とにかく美しい>
  2. 彼女と彼女の猫 -Everything Flows- <何度見てもジーンとくる>
  3. 言の葉の庭
  4. すずめの戸締まり
  5. 天気の子

「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」は一人暮らしの女性と猫を描くもので、猫視点で話が進んでいきます。

自主制作版とちがって坂本一也監督版のほうは、ジーンとくるエンディングですが、このニャンコはきっと幸せな猫生を送ったんだなと思わせます。

最新作の「すずめの戸締まり」は見放題配信はありませんがレンタル配信はあるようです。劇場版で見損なった方は是非ご覧になってください。



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