前回の記事ではANKERの一部機種とcheeroについてスペックのみを比較していましたが、今回は手持ちの小型USB充電器6種全部について外観と実際にiPhoneに繋いで充電電圧・電流を測ってみました。
比較したUSB充電器
今回、比較したUSB充電器は小型のもの6種とおまけとしてAC延長タップにUSB充電機能がついたものの合計7種を比較しました。
上の写真の上端に写っている黒いものが、下の表一番上のPowerPort Speed 2で、そこから時計回りに表にしています。一番下のmitasは、PowerPort Speed 2が刺さっている(下にある)ものです。
ブランド | 製品名 | ポート | 重さ(g) | サイズ(mm) | 備考 |
ANKER | PowerPort Speed 2 | QC3.0 x 2 | 120 | 66 x 65 x 28 | |
cheero | USB AC Charger QC3.0 | QC3.0 x 1 | 54 | 43 x 42.7 x 37.5 | AUTO-IC機能対応 |
ANKER | PowerPort II – 2 PowerIQ | 2 | 84 | 54 x 54 x 28 | 全ポートPowerIQ対応 |
ANKER | PowerPort 2 Elite | 2 | 95 | 61 x 58 x 29 | 全ポートPowerIQ対応 |
ANKER | 24W 2ポート | 2 | 76 | 55 x 47 x 26 | 全ポートPowerIQ対応 |
Apple | 12W USB Power Adapter | 1 | 68 | 45 x 45 x 28 | |
mitas | 急速充電器 ACアダプター | 3ポート+1ポート | 166 | 120 x 65 x 27 |
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重さだけで言えば、1ポートですがQC3.0対応のcheero一択になります。2ポートだとANKER 24W 2ポートが一番軽いですね。
宿泊旅行、それも家族だったり友人やパートナーと一緒だとmitasがダントツ便利でしょう。
実測編
充電の実験は、ANKERの3WAYケーブルを使用し、iPhone 8で充電レベル73%で行いました。接続後10秒間待って写真をとって、それから即ACを抜いています。
ANKER PowerPort Speed 2
iPhoneはQuick Charge非対応なので、PowerIQに対応していないQC3.0のみのポートだと充電は相対的にPowerIQポートで充電するより遅くなるといいますが、この数字、確かに他の充電器より電圧も電流も小さいのです。0.430Whとちょっと小さいかな。
cheero USB AC Charger QC3.0
なかなかいい感じです。0.508Whと0.5Wオーバー。
ANKER PowerPort II – 2 PowerIQ
ま、こんな感じかな。0.456Whです。
ANKER PowerPort 2 Elite
ANKER PowerPort II – 2 PowerIQと同じ0.456Whというのは偶然?
ANKER 24W 2ポート
こちらは0.471Whとちょっと古いモデルでANKERのサイトにはないようですが、まだAmazonでは買えます。安いです!
Apple 12W USB Power Adapter
さすが純正、小型のUSB充電器ではダントツの0.521Whです。
mitas 急速充電器 ACアダプター
大きさを考え萎えればダントツですねぇ。
まとめ
上記の測定はあくまで簡易的な測定であり、目安にしか過ぎないことをお断りしておきます。
その上でのまとめとなります。
- 小型のUSB充電器は、ここで実測したものはどれを使っても大きな差はなさそう。
- iPhone・iPadなどApple製品のみで1ポートでよければ純正が一番小型で軽いのでオススメ。
- AndroidでQC3.0対応だけなら、小型充電器はcheero。
- デバイスを問わず、お泊まりなどであればmitasがオススメ。ただしmitasを途中のカフェや空港ラウンジなどで出すのはちょっと大げさなので小型併用がベター。
以上、めちゃくちゃざっくりですがレビューしてみました。
何かの参考になれば幸いです。