iPhoneが日本市場に投入されたのは2008年7月、今から11年前です。以来毎年新機種が発表されてきましたが、もう性能向上も頭打ちになりつつあり、昔のようには買い替えなくなりました。この記事ではそのあたりを振り返りたいと思います。
iPhoneの日本での歴史
iPhoneが日本市場に投入されてからの流れを振り返りましょう。(Wikipediaの記述を参照しました)
モデル | 発表年月 | 購入年月 |
iPhone 3G | 2008年7月 | 2009年4月 |
iPhone 3GS | 2009年6月 | |
iPhone 4 | 2010年6月 | 2010年7月 |
iPhone 4s | 2011年10月 | |
Phone 5 | 2012年9月 | 2012年9月 |
iPhone 5s/5c | 2013年9月 | |
iPhone 6/6 Plus | 2014年9月 | 2014年9月 |
iPhone 6s/6s Plus | 2015年9月 | |
iPhone SE | 2016年3月 | 2017年1月 |
iPhone 7/7 Plus | 2016年9月 | 2016年9月 |
iPhone 8/8 Plus/X | 2017年9月 | 2017年11月 iPhone X 2018年4月 iPhone 8 |
iPhone XS/XS Max/XR | 2018年9月 | |
iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max | 2019年9月 |
途中のiPhone SEを除けば見事に毎年、それも2012年以来9月に発表ということになっています。
従来は、4→5はメジャーな仕様変更、”S”はちょい変えのスタンスだったのですが、X登場あたりから様相が変わってきました。
iPhone SEを除いて6s→7はメジャー仕様変更でした。8は登場時に揶揄されたとおり、8は実質的には7sといえるものです。
そして同じく発表されたX/XS、これは全くの新機軸での出発機です。Touch IDを廃止してFace IDにしたのです
XのシリーズがiPhoneの新規蒔き直しのスタートモデルといえます。
その意味からは確かに仕様をみてもXSはXのちょい替えです。Xの人がわざわざXSを買うとは考えにくい。
そしてiPhone 11。
XR→11
XS→11 Pro
XS Max→11 Pro Max
という具合ですね。セオリーどおり今回はちょい替えよりは大きい変更。特にProモデルは三つ目になりました。メインストリームはもちろんXSシリーズ後継となる11 Proシリーズ。
もはや8の後継の片鱗もない(笑)
iPhone購入の歴史
マニアな方は毎年買い替え(買い足し)ておられるでしょうが、さすがに先立つものの都合があり、ちょい替えの”S”は飛ばしてきたのが私の買い方でした。
みなさんはいかがでしょうか?
先の表をみていただくとお分かりの通り、2008年のiPhone 3G以来、2016年のiPhone 7までは順調に2年ごとの買い替えをしておりました。
ちょい替えはパスしていたのです。
途中のiPone SEはメインではなくサブ機としてかったもので、文字もグレーの斜字にしております。
このペースだと2018年9月のiPhone XSになるはずでしたが、途中iPhone Xに浮気しました。
しかし、Xはジーンズの前ポケットに入らない!
そしてその時iPhone 8 (PRODUCT)REDが出たので、大好きな赤のiPhoneに速攻で乗り換えて、無事ジーンズの前ポケットに収まるようになりました。
このサイクルならば2020年9月が買い替えということになります。少なくとも今年の11はパスです。
iPhone 11シリーズに食指が動かない理由
みなさんはいかがでしょうか?
買い換えるかどうかは今使っている機種次第ですよね。
かつて自分にとって画期的だったのがApple Pay対応・Suica対応でした。それまではAndroidのおサイフケータイにた頼らざるを得なかったので画期的。
さらにAppleWatchが出て、AppleWatchにSuicaを入れたらもう別世界。
そういうエポックメイキングな機能はiPhone 7が最後です。今はもっぱからディスプレイとカメラ。
Appleのサイトを見ると今回のウリは三つ目カメラ。ラピュタに出てくる王蟲(おうむ)を想起させるとか、巨神兵の顔だとか(笑)。実際、近年のモデルは機能的なものはほとんど目新しいのはなくて、パネルがより高精細でクリアになったとかありますが、メインの訴求はカメラ機能ばかりです。
確かにカメラはよく使います、何と言っても手軽なのはすごいけど、やはりRX100M5とかには勝てない。私はそこまでiPhoneのカメラ機能を重視していない。
iPhone 11でもでかい。4.7インチのiPhone 8サイズの後継が欲しい。
性能的にiPhone 8に不満を感じないので、バッテリーが弱ったらバッテリー交換して使い続ける。
まとめ
iPhone買い替えはバッテリー的にも最短2年に1度で十分で、最近は性能向上度合いも鈍化しているので、バッテリー交換修理をして3年くらいは持たせても全く問題ない。
昔はバッテリーの弱りがさよなら時だったのだが、今はそうではない。バッテリー交換して使い続けて3年・4年で買い替えて初めて進化を実感でき、投資の価値を認めることができる。
私はAppleWatchがないと困る状態なのですが、もしAppleWatchの縛りがなかったら、Androidメインにするのもありです。今の所iPhoneそのものよりAppleWatchがあるからiPhoneを使い続けているといえます(Appleの術中にはまっている)。