ある日、突然勝手に電源オン・オフをバッテリーがなくなるまで繰り返すようになったデジタルカメラ SONY RX100M5A。御徒町にあるソニーサービスステーション経由で修理に出したのが、想定の半分程度の期間で戻ってきました。原因はなんだったのでしょう?
SONY RX100M5Aの故障
故障とは冒頭に書いた通りなのですが…
- 撮影中、突然電源がオフになってレンズが収納され、すぐに勝手にオンになりレンズが出てくることを繰り返す場合がある。
- オフにしている状態で持ち歩いていると、突然オンになってレンズがせり出てきて、またオフになって、オンになってを繰り返す時がある。バッグの中に入れていてもなる場合があるようで、バッテリー満タンだったのが、ほとんど撮影していないのに、ゲージ残り1目盛になっていたりする。
- 持ち歩いていると、あるいは撮影していると突然ファインダーが飛び出る。もちろんEJECTボタンなどは押していません。
勝手に電源がオンオフされる状況の動画がこれ。
なんとも面妖な現象であります。
修理に出した結果は?
ソニーサービスステーションに持ち込んだのは、即位礼正殿の儀(2019年10月22日[火曜日])の前日の平日である21日[月曜日]。
そして、「修理終わりましタァ!」と私のスマホに電話があったのが、3日後の24日[木曜日]です。
この手の修理はまあ一週間くらいかかるのが相場なので、来週(28日の週)だろうと思っていました。
それが中2日ですからびっくりポンです。
早速、金曜日に取りに行ってきました。
修理内容はこんな感じです。
ファインダー内部部品の位置ズレにおり、勝手に電源が入ったり、ポップアップしてしまう不具合を確認したため、ファインダー部の部品手直しをいたしました。
症状:電源不良
箇所:ビューファインダー部
状態:ゆるみ
処置:補修
なるほど、理解できる内容です。
RX100M5Aはポップアップ式のビューファインダーが内蔵されており、ビューファインダーをポップアップさせると、電源がオフであっても自動的に電源がオンになりレンズが出てきます。
電源スイッチをオフにしなくても、ビューファインダーを押し込んでしまうと電源が自動的にオフになります。
つまり、ビューファインダのポップアップや収納の動作で機械的に電源をオン・オフさせるセンサーあるいはスイッチがついているのでしょう。
それの取り付けが緩んで、オンになったりオフになったりしたのでしょう。
(多分)回復して帰ってきました。
今回は保証期間をあと2ヶ月残しての修理でしたので無償でしたが、有償修理だと2万円を超えるようですので、ソニーオンラインショップで購入するのもありだと思います。
新機種で手元にクーポンがある場合だと価格.com最安といい勝負することもあります。メーカー直販=高いとは限りませんので要チェック。
修理費用を考えると、拡大あるいは延長保証がつくような場合はメーカー直販購入もありだと思います。
まとめ
電源スイッチ以外に、ファインダポップアップなどの付随品動作で電源が入るものは、その付近の部品の接触不良やゆるみなので、勝手に電源オン・オフなどの現象が起こる事がある。
ソニーのCyberShot RX100シリーズの有償修理代金目安は税別で24,000円~31,500円と高いので、修理代を考えるとソニーオンラインストアで買うのも手。