外出自粛ならば室内で楽しもうってことで買ってみたトイドローン Ryze-Tech Tello の紹介の続きです。今回はプロペラ交換とオプションの紹介です。
プロペラ取り外しと取り付けの注意
プロペラの外し方
前回の最後に説明したIMUキャリブレーションを行うときには、プロペラガードとプロペラを外す必要があります。プロペラガードは簡単に外れますが、プロペラを外すには付属のプロペラ取り外しツールを使います。
これがプロペラ取りはずしツールです。予備のプロペラと一緒に入っています。
このようにプロペラ本体と軸の隙間にツールのU字部分を挟み込んでテコの要領で外します。
絶対手で引き抜こうとしてはいけません。プロペラの破損や軸を曲げたりして正常に動作しなくなります。
プロペラの取り付け方と注意
プロペラを取り付けるのは単純にモーターの軸をプロペラの穴に差し込めばいいだけです。
しかし、よく見るとプロペラには羽根の傾きが逆になっているものがあることがわかります。モーターは皆同じ向きに回るのではなく、2組が反対方向にまわりバランスを取るようになっています。
モーターが入っているプラスチック部分とプロペラの根本にマークがありますのでその組み合わせで合わせます。
上の写真2枚を見ると、モーターの根っこ部分と羽根の根っこ部分に凸型のマークが入っていることがわかりますね。
この組み合わせでとりつけます。
こちらはマークのない側です。マークのないプロペラはマークのないモーターに取り付けます。
正規オプション
Ryze-Tech Telloにはいくつかのオプションが用意されています。
名称 | オフィシャルショップ価格 |
Tello フライトバッテリー | 2,514円 |
Tello バッテリー充電ハブ | 1,826円 |
Tello クイックリリースプロペラ | 407円 |
Tello プロペラガード | 605円 |
GameSir T1d コントローラー (ゲーム機のコントローラみたいなの) | 3,861円 |
Tello スナップ装着式本体カバー (黄/青) (複数人が複数のTelloで遊ぶときに区別できる) | 1,221円 |
この中で買う可能性が高いのはプロペラとプロペラガードでしょうか。
激突したり落下したりしてプロペラやプロペラガードが外れて飛び散ったときに、誰かが誤って踏んづけて壊してしまうというのは大いにありえます。犬や猫を室内飼いしていると、彼ら・彼女らが加えて持っていってしまいガリガリにかじるという可能性もなくはない。
そうでなくても、室内で落下したときにプロペラが外れてどこかに飛んでいくというケースは大いにあります。実際私も先程落下してプロペラが一個見つかりません(笑)
プロペラは落下したときにどこかに飛んでいったり、折れたりする可能性があるので、予備は2組くらい買ったほうが良い。プロペラガードも1組予備がったほうが良い。
3rdパーティオプション
あまりありませんが、Amazonを見るとキャリングケースがありました。
Amazonなのでリンクを掲載してもすぐに変わってしまう可能性がありますので、「Tello」「ケース」といったキーワードで検索してみてください。
本体と予備バッテリーを入れるもの、GameSir T1d コントローラーも収納できるものなどがあります。
今回のまとめ
プロペラの取り外しは、付属のプロペラ取り外しツールを使うこと。絶対手で引き抜いたりしないこと。
プロペラには2種類あり羽根の向きが違い、プロペラとモーター部分にマークが入っている。間違えると飛ばない。
オプションでは、無くしたり壊れたりするのでプロペラ予備2組とプロペラガード1組は買ったほうが良い。
次回予告
次回はTello最終回でScratchで簡単なプログラムを作って、Telloをプログラムコントロールしてみたいと思います。