何かと話題のHUAWEIですが、HUAWEI Watch GT2eはApple Watchよりずっと凄い!

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スマートウォッチはApple Watchだけではありません。Androidで使える非常に使いやすいものはあります。筆者はGarminと交互に使っているHUAWEI Watch GT2eを紹介します。

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HUAWEI Watch GT2e

HUAWEI Watch GT2eは、2020年4月に市場投入された中国・HUAWEI社のスマートウォッチで、HUAWEI Watch GT2の後継モデルです。

前任モデル(GT2)からの変更点

まずはスペック比較ですが、スペック上はほとんど差がありません。

 GT2GT2e
ディスプレイAMOLED  HD
454 x 454 (46mm)
390 x 390 (42mm)
AMOLED  HD
454 x 454 (46mm)
重さ
(バンドを除く)
41g (46mm)
29g (42mm)
43g
センサー加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
気圧センサー
装着検知センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
気圧センサー
装着検知センサー
バッテリー寿命14日間  (46mm)
7日間  (42mm)
14日間
防水5ATM5ATM
通信Bluetooth 5.1 BLE/BR/EDRBluetooth 5.1 BLE/BR/EDR

下の写真が前任モデルのGT2です(筆者はいっとき使っていました)。

下の写真がGT2eです。同じフェイスを表示させているので同じように見えますがベゼルデザインはGT2eのほうがスッキリしており、ボタンはGT2が飛び出ているのに対して、GT2eは四角いフラットで突起の少ないタイプです。

両方使ってわかったのですが、ボタンの突起が少ないGT2eは手首の動きで誤っておされることはありませんが、GT2だとボタンが知らずに押されてしまうことがありました。

どちらも46mmのサイズなのですが、46mmと大きいがゆえに手首を上向き(曲がる方向と反対側)に反らせたりしたときに当たっておされてしまうのです。これは絶対よろしくないですので、GT2よりGT2eのほうが良い。

豊富なWatchフェイス

Watchフェイスは呆れるくらいたくさんあります。HUAWEIとういよりはユーザー謹製のものですね。

Apple Watchとの比較

 GT2Apple Watch 5
対応OSAndroid/iOSiOSのみ
ディスプレイAMOLED  HD
454 x 454 (46mm)
LTPO OLED常時表示Retina
368 x 448 (44mm)
常時表示可能
(常時表示時はバッテリー寿命が約半分の7日間になる)
可能
重さ
(バンドを除く)
43g36.5g
(アルミケース)
センサー加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
気圧センサー
装着検知センサー
加速度センサー
ジャイロセンサー
磁気センサー
光学式心拍センサー
環境光センサー
気圧センサー
装着検知センサー
睡眠モニターありなし
電子決済非対応Apple Pay (Suicaなど)
データ閲覧アプリがあれば他のスマホでも可ペアリングしたiPhoneのみ
バッテリー寿命14日間
(常時表示では7日間)
18時間(1日未満)
防水5ATM50m 
通信Bluetooth 5.1 BLE/BR/EDRBluetooth 5.0
Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz

予めお断りしておきますが、筆者はApple Nike+、Apple Watch 3。Apple Watch 5と歴代3モデルを使ってきましたので、その上での比較となります。

何と言っても、Apple Watchの電池駆動は短すぎる。逆に言えばHUAWEI Watch GT2eの電池駆動が長すぎる(笑)。
常時表示なしでは14日間、常時表示ありでは7日間、話7割としても常時表示なしで10日間ほど、常時表示ありでも5日間程度はもつので、毎晩充電必須なApple Watchとは偉い違う。
2泊3日の旅行なら、Apple Watchは磁気充電ケーブル必須ですが、HUAWEI Watch GT2eは出発前に充電しておけばOK。

ずっとApple Watchユーザーであった頃から思っていたのが、時計なんだからバッテリーが1日持たないなんてありえないでしょう?
あんないったいなんのさ!?
といいたいストレスフルなApple Watch君です。

Apple Watchを装着しているとバッテリー残が気になりますg,HUAWEI Watch GT2eはそんなことは気にしません。週前津に充電すればOK。

以下は、Apple WatchでApple Pay(Suica定期を含む)を使っていた経験から:
Apple WatchはApple Pay対応しているが、経験的にはスマホが電子決済対応ならそれでOK
店頭のリーダーは中には狭いところに押し込められている場合があり、スマホならギリOKでもApple Watchをはめた手首は入らないなんてこともあります。
また、やけに低いところにリーダーがあって、これに手首をかざすには結構しゃがまないといけないという情けない図になります。

睡眠モニター

HUAWEI Watch GT2eやGARMINにあって、Apple Watchにネイティブでは存在しない機能が睡眠モニターです。

HUAWEIウエアラブルの睡眠モニターは非常に細やかです。

ちなみに昼寝も検知してくれます(笑)。

自分がよく寝られたかどうかはもちろん感覚的にわかるものですが、それを可視化してデータロギングしてみることで、慢性的な疲労蓄積を回避することも可能になります。

HUAWEI Watch GT2eの欠点

なんといっても中国製ということ。

GARMINはGARMINのサーバーとスマホがつながっていないとデータすらみれません。

Apple Watchは別にiCooudが無くてもOKです。

HUAWEI Watch GT2eは、スマホ単体でデータ解析や閲覧できますが、自動的にHUAWEIのサーバーと接続します(アカウントが必要)。

つまり、おそらくは中国にあるであろうHUAWEIのサーバーにアクティビティデータが送られているわけです。

別にVIPでもなんでもない一人の日本国民なのでどうでもいいですが….

域外適用可能という前代未聞の悪法である香港国家安全維持法ができてしまい、仮に筆者が香港の状況に大いに反対し中国当局の感に触れるような発言を「日本国内で」繰り返したとすると、中国は中国と犯罪人引渡し条約締結国(日本は締結していません)に行くか、あるいは中国の主権下にある中国の航空会社や船などに乗ったときに逮捕されてしまいます。そして、HUAWEI  Watchからの位置情報で現在位置を調べられて、いつのまにかいなくなってしまうかもしれません。

筆者ごときを拉致っても中国国民に対して何ら見せしめにはなりませんので、可能性はほとんどゼロですが、完璧にゼロではありません。リスクととして存在することは間違いありません。

このあたりが中国製スマートフォンやスマートウォッチを使うリスクでしょう。

ですが、現実にそんなことがおきれば相当な国際問題になりますから、中国当局が国外在住外国人一般市民に対してそのようなことをすることはまず考えられませんので、そこはまあ安心してよろしいかと。そんなことが起きる可能性より、交通事故にあう可能性のほうが圧倒的に高いはずなので、現実的で身近なん心配をしましょう。

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まとめ

HUAWEI Watch GT2eはGT2の後継モデルであり、ボタンの出っ張りがほとんどなくなったので手首にあたって押されてしまうことがなくなった。

Apple Watchに比べると稼働時間が圧倒的に長い。1日持たないApple Watchに対して常時表示なしなら約14日間、常時表示ありでも7日間はもつバッテリーは凄い。

Apple Watchにはない睡眠モニターはGARMINと比べても分析が細かい。

唯一の欠点は、何かと話題のHUAWEI製であり、データはHUAWEIサーバーと同期していること。これを同評価するかは利用者次第あるが、VIPででも無い限り関係ないであろう。

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