新型コロナ感染症拡大しはじめた2月~4月に比べると、怪しいコロナ対策グッズは随分減りましたが、それでもネットではまだまだ販売されているのを見かけます。このような怪しいものには絶対手を出してはいけません、不当な方法で金儲けを企む輩の懐を潤してはいけません。
消費者庁の注意喚起
消費者庁は本件に関して、
新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品の表示に関する改善要請等及び一般消費者への注意喚起について
https://www.caa.go.jp/notice/assets/200310_1100_representation_cms214_01.pdf
この文書に掲載されているもののうち、現在いくつ生き残っているのか知りません。
年配の方が多いようにお見受けするのですが、未だに旨から空間除菌をうたうカードをぶら下げいている人が稀います。
怪しいコロナウイルス対策用品の問題点
問題は「効果がない」というのはもちろんですが、次のようなことが最大の問題となろうか思います。
これさえ身に着けていればコロナは平気なので、手洗い・消毒・マスクとか不要だ!
なんて思い込む御仁が側にいたら….というのが怖いですね。
その人がもし無症状感染だったら、感染源になること間違いありませんよね。ほとんど犯罪行為に近いといっても支障なかろうかと思うくらいです。
他人から見て、まあ対策はしているようなので実害がないから勝手にすれば….というのは以下のような人。
・手洗いや消毒はきちんと行う。
・近くに人がいる場所ではマスクをする。
・不特定多数の人の手が触れるものには直接触らない。
・換気の悪い狭い場所には絶対行かない。
・会食や飲み会には絶対行かない。
などの個人でできる対策をきっちり行っているうえで、空間除菌のグッズとかをぶら下げている人。
まあ、用心深くきっちり対策をして、さらに念を入れて鰯の頭も信心から的な心理で使う人は害がない。
無駄な出費をしているわねぇくらいです。
3月や4月のころと違って、どうすれば感染リスクを減らせるかがわかってきているので、まずはそれらの対策をきっちりすることです。
できることを全部やっても感染したら、それは交通法規を守っているのにいきなり車に突っ込まれたみたいなもので、自分の意思では避けようがない事故です。
全ての努力をしてももらい事故のように感染してしまった人に対しては、どうか温かい言葉をかけてください。間違っても差別をしないように!
まとめ
まだまだ怪しいコロナ対策グッズが溢れているが、それらには絶対手を出さないこと。
効果のない商品を売りつけて金儲けを企む輩に貢いではいけない!