ワイヤレスキーボード6種をAndroudで試す、日本語⇔英文字切替は?

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経験的にiOSの場合はあまり問題ないのですが、Androidでは外付けキーボードを使ったときに日本語⇔英文字切り替えにこまったりすることが多々あります。今回は筆者のもつコンパクト型Bluetoothキーボード6種を使って日本語⇔英文字切り替えを検証しました。

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検証環境(スマートフォン)

本体情報

・機種:HUAWEI Mate 20 Pro (LYA-L29)
・OS:EMUI 10.1.0、Android 10

日本語入力

・Google日本語入力:バージョン 11.32.8.23.arm64
・Gboard:バージョン 9.8.06.328163918-arm64-v8a
・iWn IME:バージョン 2.15.0-HW-01

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検証環境(キーボード)

下の写真が今回検証したキーボード6種。

JETech 2157

三つ折りキーボードです。
ペアリングはシングルでAndroid/iOS/Windows対応です。
キー配列は英語配列。
現在は入手できないようです。

iclever IC-BK03

三つ折りキーボードです。
ペアリングは3つまでのマルチパエリングでAndroid/iOS/Windows対応です。
キー配列は部分的にカナ刻印はないですが日本語配列。
普通に通販等で購入可能です。

iclever IC-BK06 Lite

二つ折りキーボードです。
ペアリングは3つまでのマルチパエリングですが、キーボード刻印にOS切り替えがありません。
キー配列は部分的にカナ刻印はないですが日本語配列。
普通に通販等で購入可能です。

ZAGGKEY Flex

現在は購入できません。
コンパクトキーボードですが非常にタイピング心地が良いスグレモノです。
具体的なデータがないですが、電池のもちも相当なもので自然放電も極めて少ないです。
シングルペアリングでスイッチでiOS/Androidを切り替えます。

Logicool K380

高信頼性のLogicoolです。
3つまでのマルチペアリングでWindows/Mac/Android/Chromeに対応していますがiOSは対応外となっています。
電源は単4電池2本です。
普通に購入できます。
普通にPCで使えるキーボードで、筆者はこれのテンキー付きタイプK780をメインのPC環境で使っています。円形キートップに違和感がないといえば嘘ですが、使ってみると円形であるがゆえにミスタイプも少なくて想像以上に使い心地が良いです。
パンタグラフ方式キーボードです。

ELECOM TK-FBP100

ELECOMのコンパクトキーボードです。
3つまでのマルチペアリング対応でWindows/Mac/Android/iOSに対応しています。
電源は単4電池2本です。
普通に購入できます。
キータッチはK380のほうがいいかもしれません。
パンタグラフ方式キーボードです。

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Androidで入力切替テスト

iOSではあまり問題になりませんが、Androidは複数のIMEが利用可能でありそれぞれ特徴がありますが、外付けキーボード(物理キーボード)を使うときには、日本語⇔英文字入力切り替えがうまく行かないことがあります。

テスト方法

Google日本語入力/Gboard/iWnn IME(HUAWEI Mate 20 Proに組み込み)で、仮想キーボードを表示したまま物理キーボードから日本語⇔英文字入力切り替えをテストします。

仮想キーボードを表示したままにすることで、英文字に切り替わればQWERTキーが表示され、日本語に切り替われば携帯方式のひらがな入力キーボードが表示されるようにしておくことで、仮想キーボードの表示よりモード切り替えが即座にわかります。

Google日本語入力

Androidでは無料で普通に使える日本語入力です。Googleは今後はGboardに切り替えていく方針のようです。

物理キーボードレイアウト:
JETechのみ英語(アメリカ)ーインターナショナル配列(Androidキーボード)、他は日本語109A(Google日本語入力)をセット。
キーボード側はAndroidを設定。

Google日本語入力では、6種類どのキーボードでも「Shift+Ctrl」で日本語⇔英文字の切り替えが可能です。
Shiftキーは右側でも左側でもどちらでもOKです。

Gboard

無料で使えるGoogle日本語入力の後継IMEですがユーザーから大変良い!という声があまり聞こえてきませんが…。

物理キーボードレイアウト:
JETechのみ英語(アメリカ)ーインターナショナル配列(Androidキーボード)、他は日本語109A配列(Gboard)をセット。
キーボード側はAndroidを設定。

Google日本語入力とは異なり、Shft、Ctrl、スペース、alt、変換、無変換、CapsLock、カタカナ/ひらがななどいろいろ試しましたが、どの組み合わせでもどのキーボードでも日本語⇔英文字の切り替えができませんでした。唯一、仮想キーボードの「あ/a」のみが有効でした。

物理キーボードを使う場合はGboardは現実的な選択肢ではありません。
物理キーボードも使う可能性があるなら、GboadではなくGoogle日本語入力を使うべきでしょう。

iWnn IME

純日本製IMEでオムロンの開発によるもので単体購入できずメーカープレインストールとなります。
HUAWEI Mate 20 Proにもプレインストール(ROM焼き込み)されています。

物理キーボードレイアウト:
JETechのみ英語(アメリカ)ーインターナショナル配列(Androidキーボード)、他は日本語109A(Google日本語入力)をセット。
キーボード側はAndroidを設定。

どのキーボードでも「Shift+スペース」で日本語⇔英文字の切り替えができました。
Shjftキーは右側でも左側でもOKです。

iWnn IMEでは「かっこ」で「()」などを変換してさらに(と)の間にカーソルを置くことができます
これは地味に便利。

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まとめ

今回は6種類のAndroid対応Bluetoothキーボードを使って、Google日本語入力・Gboad・iWnn IMEの3種のIMEで日本語⇔英文字入力の切り替えができるかどうか試した。

どのキーボードでもGoogle日本語入力では日本語⇔英文字入力は「Shft+Ctrl」で切り替えられる。

どのキーボードでもGboardでは日本語⇔英文字入力の切り替えができなかった。唯一確実なのは仮想キーボードを使って切り替えるだけなので非実用的。

どのキーボードでもiWnn IMEでは日本語⇔英文字入力の切り替えは「Shft+スペース」で切り替えられる。

個人差はあろうが切り替えが楽なのはiWnn IMEである。

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