安くなったSSD
以前、iPadにSSDをつなぐという記事を書きまして、これが結構皆様にアクセスをいただいております。
その記事というのがこちらです。
この記事で使用したのは、Transcend USB3.1 Gen2 コンパクトSSD 耐衝撃 960GB TS960GESD350C。
購入したのは2019年11月とおよそ1年前で22,800円でした(通販)。
今回、記事で紹介するはバッファローのものです。
外付けポータブルSSD SSD-PGM960U3-B/N( USB 3.2(Gen 2)/3.2(Gen 1)/3.1(Gen 2)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0対応)というもので、通販で12,480円と半額に近い金額でした。
なんと一年で半額!
恐ろしや。
USBケーブルを差し込む部分はくぼんでおり、ケーブルを曲げたときの物理的な力がコネクタにかかりにくくなっています。
表示はステイタスランプで、通常は白色点灯、故障予測通知でオレンジ色点灯、SSDは異常時は白色とオレンジ色の交互点灯となります。
寸法:95mm x 50mm x 10.9mm
重量:52g
iPadでSSDが使えるのは冒頭に書いたとおりなのです。
Transcendのものは別の用途に使っているので、今回あらたにバッファローを購入。
iPad ProでSSDが認識されない
意気揚々とiPad ProにSSD SSD-PGM960U3-B/Nを付属のTYPE-Cケーブルで接続します。
TranscendのようにiPadのファイルアプリで認識されるはず!
なのですが….
待てど暮らせどSSDが認識される様子がありません。
…嘘っ!
…んな馬鹿な!
一瞬、USBの電力不足かと思いましたが、ハードディスクならともかく今どきのSSDがiPad ProのUSBで駆動できないわけがありません。
考えること、数秒。
すぐに思いあたりました。
今回購入したSSD-PGM960U3-B/NはまだPCにもMacにも接続していません。
とりあえず手元のノートPCにぶっ刺してプロパティを見ました。
わかりますか、赤枠のところ。
SSD SSD-PGM960U3-B/NはNTFSでフォーマットされている
のです。iPad OSはNTFSは認識しませんから。
iPadがSSD-PGM960U3-B/Nを認識しないのは、SSD-PGM960U3-B/NがNTFSでフォーマットされているから。
TS960GESD350CはexFATでフォーマット済み出荷でしたが、SSD-PGM960U3-B/NはNTFSフォーマットなのです。
iPadで買ったばかりのSSDが認識されないときはフォーマットを調べるべし。
exFATでフォーマットして解決
iPadでは拉致があかないので、PC(Windows 10)でexFATでフォーマットします。
クィックフォーマットでOKです。
すぐに終わります。
念の為プロパティを確認しましょう。
はい、これで認識するはずです。
では、iPad Proに挿してみましょう。
SSDのボリュームラベルは「SSD-PGMU3」(出荷時のそれ)なのですが、ファイルアプリを開くとちゃんと左側に表示されます。
この玲では、上記のスクリーンショットのJPEGファイルをiPad Proで入れてみました。
これで解決。
買ったばかりのSSDがiPadで認識されない!という場合に確認してみてください。
もし手元にPCやMacがない場合は、購入前にフォーマットを確認してexFATでフォーマットされているものを買いましょう。NTFSのものはPCかMacの手助けが必要です。
まとめ
新品のポータブルSSDはexFATでフォーマットされている場合と、NTFSでフォーマットされている場合がある。
exFATはiPadOSで認識するが、NTFSは認識されないので、NTFSでフォーマット・出荷されている製品ではiPadにいきなりつないでも認識されない。
認識されない場合は、慌てず騒がずPCにつないでドライブのプロパティでフォーマットを確かめよ。
NTFSならPC・MacでexFATでフォーマットすることでiPadでも認識するようになる。