テレビのワイドショーは人をダメにする!ラジオで思考力と想像力を磨こう!

日常生活・猫
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筆者は通勤車中ではラジオ(radikoですが)を聴くことが非常に多いです。ラジオの魅力はなんでしょうか?今回はラジオ(放送)の話です。

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ラジオ(放送)の特徴

まずはラジオという機器ではなく放送(radikoも含めて)の特徴を見てみましょう。

・「ながら」聴取ができる。
・radikoのタイムシフトを使えば聞き逃した番組でも気軽に聴くことができる。
・radikoプレミアム<月額385円(税込)>を使えば日本全国の番組を聴くことができる。
・音楽番組は一方的に曲が流れてくるので思わぬ音楽に出会えることがある。
災害発生時に威力を発揮する。
・情報源としては「音」だけであるため想像力を掻き立てられる。
・余分な視覚情報がないため情報を得るためには集中して聞かないといけない。
・テレビ情報番組に比べてラジオ番組のほうが自主規制がゆるく歯に衣着せない辛辣なトークや情報が多い。
・ビジュアルメディアに比べて単位時間あたりの情報量が非常に少ない。

中でも重要だと思う特徴が下線部です。

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想像力

テレビなどのビジュアルメディアは非常に情報量が多いです。

脳は耳と眼からの情報処理を行わねばならず、まともに全部処理しきれいないので脳が無関係と判断した部分は処理をしないで捨ててしまいます。

これが「見えているけど見ていない」という状況です。

一般には脳にとって情報量が多すぎて切り捨てることはあっても、足りない部分を想像で補う必要性も少ないしその暇もないわけです。

ラジオはどうでしょうか?

音声だけの情報というのは単位時間あたりの情報が非常に少ないので、脳は処理能力に余裕ができるため、耳から入った情報を自分の経験や知識をベースに膨らませたり、さらに深く思考してしたりするわけです。

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思考力

放送する方も音声だけで伝えられる情報の少なさを十分理解しているわけで、いかに聴取者に伝えるかの工夫を凝らしています。

伝えたいことを全部伝えるのは時間の問題で不可能なので、コアとなる部分(核心部分)だけをしっかり伝えて枝葉は聴取者の思考に任せるとも言えます。

忙しすぎて情報にあふれる現代だからこそ、ポツポツとした、しかし的確なコアのある情報を受取り、そこから自分が考える、そんなことができるメディアがラジオだと思います。

ラジオのニュースバラエティ番組での話題などは、意外にも頭に残っていて当ブログのネタになったりすることも多々あります。

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辛辣発言はラジオに多い

良くも悪くも自主規制はテレビのほうが圧倒的に強力のようで、結果的にテレビでの出演者の発言はゆるいものとなります。

ラジオも自主規制がないわけではないでしょうけれどテレビに比べるとゆるいし、その結果として辛辣な発言をするアナウンサーや解説者も多いです。

ラジオのニュースバラエティでかなり厳しい発言をしていた評論家氏が、テレビのワイドショーでは人が変わったように無難なことしか言わないというのはよくある話。

テレビでは他局同調というのもあって、コロナを例に取れば異口同音に「渋谷のスクランブル交差点ですが人手が多いです!」「本日の東京の感染者はXXX人で先週の同じ曜日よりXX人増えています」といった、今となっては何の得にもならない情報を垂れ流しているだけです。

一方、ラジオだと番組にもよりますが、中にはテレビワイドショーのそうした報道姿勢を辛辣に批判しもっとこうすべきだとは発言する解説者やアナウンサーもいます。

緊急事態宣言が出るとテレビでは「食わなきゃいけないので営業します」「やむを得ないので従いますが苦しい、もう倒産寸前」というインタビューを何度も何度も放送するだけ。

しかし、ラジオのある番組では飲食業というのは小さな店の集合体で結束力も小さく政治的に影響を持てるような業界でない。政府はコロナ感染者が増えて何もしないと政権が危うくなるので、縛っても文句を言えない(政治的に影響がない)業界をいじめているとしか思えない、とまでいう解説者もいます。

こういうところから、いろいろ考えさせるのがラジオです。

テレビでは毎度おなじみスクランブル交差点とインビューを見せられて嫌になるだけで、どうあるべきかなんて考えさせるようなことは一切ありません。

ラジオの辛辣な報道は、ボーッとテレビを見ているだけでは気づきにくいポイントに気づくヒントを与えてくれます。

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ラジオのススメ

通勤車内でスマートフォンでゲームをするのではなく、radikoでニュースやニュースバラエティを聞いてみましょう。

今まで気づかなかった新しい発見があるはずです。

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