健康診断は年齢とともに数字に戦々恐々、かかりつけ医に結果を見せよう

健康診断は年齢とともに数字に戦々恐々、かかりつけ医に結果を見せよう

会社勤めの人であれば、法律で年に一度従業員に健康診断を受けさせる義務が会社にありますので、受けたことのない大企業サラリーマンはいないと思います。若い時は滅多なことはないので、不安もへったくれもないと思います。が、加齢とともに検査項目も増えて不安要素も増えてくる。

人の体も機械の一種、経年劣化がある

いわずもがなですが、世の中に未来永劫不変のものは存在しません。

iPhoneのバッテリーは重放電を繰り返すと弱ってきますし、車だって定期点検や車検を受けて悪いところは直してもやはりガタがくる。家だって劣化してきます。

人だけ特別なんて話はどこにもなくて、各所に経年劣化が出てきますね。

・白髪の増加
・老眼で小さな文字が見えない
・皮膚のシワの増加
・運動能力低下にともなう怪我の増加
・各種臓器の劣化

ま、どれもパーツの経年劣化ですわな。

自作パソコンなら電源が弱ってきたら、ショップで新しい電源ユニットを買ってきて交換すればOKだし、ケースはそのままでマザーボードやCPUをより高性能に変えることだってできます。

中身はいいのだけれど、ケースがどうもイマイチ….という場合には、新しいケースを買ってきて、マザーボードや電源などを移植することもできます。

ですが残念なことに人の体はそうはいかない。



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健康診断は劣化したパーツや機能を見つける作業。

真新しいiPhone 15 Pro Maxは初期不良でもない限り点検なんか不要ですが、最新iOSもサポートされなくなったiPhone 7などですとこれは結構キテるかもしれません。

年をとると健診が嫌になる

そりゃそうですね、どう転んだって加齢とともに各種数値が悪くなることはあっても、どんどん良化することは普通はありません。

人それぞれで色々気になるところがありますよね。

何かのCMにありましたが、健康診断の結果の数字が….また薬が増えるなぁ….とかなんとか。

PCのパーツ劣化と同じで人の体の劣化も不可逆変化であり決して元には戻りません。

人は不都合な真実を見たくない、現実から目を背けたいという気持ちがありますから、健康診断も若いうちは気にならなくても、加齢と共に「★」とか「*」のついた項目が増えてきてダークになったりします。

検診結果はかかりつけ医に見せる

大きな会社の場合は、産業医という人が配置されていまして、集団検診結果を評価して「★」とか「*」があると再検査とか要治療とか言われて、放置すると人事や厚生部門からお小言をくらいます。

ですが、産業医がいない規模の企業やそもそも会社勤めでない人はどうするか?

重要なのはホームドクター・かかりつけ医を持つことです。

何か体で心配事があれば、診療科によらずとりあえず相談できる医師を持つことは重要です。そういう医師がいれば、検診結果を丸ごと見せればよいわけで、少なくとも産業医より丁寧に見てくれて、必要があれば投薬したりさらに検査したり、あるいはより高度な検査ができる病院を紹介したりするわけです。

俺は今まで医者には全く無縁だ!というのが自慢になるかどうかは疑問です。

医者にかかったことがない=かかりつけ医がいない=自分の体のことをよく知ってくれている医師がいないということです。

なんでもないのにやたら医師にかかって保険財政を悪化させる手助けをするのはよくありませんが、必要なときには相談して必要な処置をしてもらうかかりつけ医を持ちましょう。

といいつつ、この記事が公開される日は筆者が健康診断を受けたあとで、それから1週間か2週間ほどで郵送で冗談で「死刑宣告書」と自分が勝手に呼んでいる診断結果がきます。

はあ、どきどき。

受ける前からどきどきするわ。

結論:歳をとっての健康診断はシンゾーに悪いぞ(笑)



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