延々迷い続けている筆者のスマートフォン次機種。iPhone 12 Pro MaxとXperia 5 IIIに絞ったように思ったのですが、ここへきてdocomoショップで触ったGalaxy S21 Ultraに惚れまして急浮上してきました。
ノミネートした候補と落選させた候補
ハイエンドになると、ゲームをしない筆者の場合はほとんど性能的にどれを選んでも不満は出ないはずです。
筆者の選択ポイントはバッテリー駆動時間とカメラ性能。
バッテリー駆動時間は単体でもそうですし、docomo 5Gギガホ プレミアで使える5G SIMフリーかdocomoスマホから選べば、MacBook Air M1と一緒に連れ出してのテザリングでも有利です。
旅行の際カメラはVLOGCAMとかRX100M5Aを持ち出すにしてもすぐにぱっと取れるのは間違いなくスマートフォンのカメラです。
カメラの性能が良いと、後からみてやはりスマホのカメラだわ、とがっかりしなくて良いです。
今回取り上げる機種に関して重視しているポイントの比較表を作ってみました。
(表はクリックで拡大します)
残念ながら落選
Xperia 1 II / 1 III
当ブログで何度も書いていますが、最初はXperia 1 IIIを狙ったのですが内外のどの評価サイトを見てもバッテリー駆動についてはネガティブな評価ばかりです。
一つ前のXperia 1 IIも芳しく有りません。
Xperia 1 IIIのカメラアプリPhotography Proは、カメラ小僧いやカメラおじさんのハートに突き刺さるのです。筆者はαのユーザーではありませんが、かなりぐさりときます。
カメラは良くてもバッテリーがよろしくない。
これで一気にアウトになりました。
AQUOS R6
AQUOS R6は一部には評価の高い1インチセンサーですが、スマートフォンカメラとして考えると、ズームは全部デジタルになっちゃうのは結構厳しい。
さらに光学手ブレ補正がなく電子手ブレ補正のみです。
さらにカメラの話ですがSnapdragon 888 5Gをつかっているのにゆっくりパンしてもカメラアプリのモニター画像がひっかかるのです。
現有のAQUOS sense5Gはミッドレンジですが、このひっかかりに関してはsense5GよりはAQUOS R6のほうがマシ程度。
これをホットモックで見て一気に興ざめ。
ノミネート候補
iPhone 12 (13) Pro Max
現時点ではiPhone 12 Pro Max、秋ならば新発売のiPhone 13 Pro Max。
iPhone 3GからiPhone Xまで使っていた筆者ですのでiPhoneは好きです。
なんといっても安定の性能です。
そしてiPhone 12 Pro Maxではバッテリー駆動時間も長いです。
カメラに関してはiPhone伝統のオートのみで、どちらかといえば「映える」写真を撮れるのが特徴。
裏を買えば、ちょっと撮影にマニュアルやシャッター速度優先で…なんてのは不可能です。これがXperiaのPhotography Proアプリに惹かれる筆者にとっては、オート撮影のみというのは大きなネガティブポイントです。
もう一つマスク必須の状態はまだしばらく続きますが、その状態で指紋認証ではなくFace IDしかないのは結構致命的でもあります。これがiPhoneファミリーの新機種に転ばない最大の理由です。
iPhone 14からはFace IDとTouch IDの両方搭載の噂もあるので期待したいところ。
Xperia 5 II / 5 III
SONYのXperia 5のシリーズはこれまでグローバル版が先行して発売され、その直後にストレージ半分にしたキャリアモデルが出て、グローバル版から1年近く遅れてSIMフリー版が出ることになります。
現在SONYストアで新発売と称されているSIMフリー版のXperia 5IIは実質は新発売などではなく去年10月に出た型落ちモデルでこの夏にはXperia 5 IIIが出ようという次期でもあるので「型落ち」といっても過言ではありません。
さりとてグローバル版に続いて出るであろうキャリアモデルはストレージ半減になる可能性が高くこれも嫌。
Xperia 5 IIIがいいけどタイミングが悪いです。
Galaxy S21 Ultra
ここへ来て改めて見直しているのがGalaxy S21 Ultra。
phoneArenaやGSMArenaのラボテストではバッテリー駆動時間(Webブラウズ、動画再生)はかなり優秀のようです。
さらにカメラもなかなかのものです。
超広角 | 1,200万画素、1/2.55”センサー、13mm/F2.2, |
広角(メイン) | 1億800万画素、1/1.33”センサー、24mm/F1.8、光学手ブレ補正 |
望遠 | 1,000万画素、1/3.24″センサー、70mm/F2.4、光学手ブレ補正 |
スペースズーム | 1,000万画素、1/2.8インチセンサー、,240mm/F4.9、光学手ブレ補正 |
特にスペースズームについては店頭実機を触ってみてもこれはいいじゃないか!デジタルズーム10倍ズームとはおのずから解像度が違うことがわかりました。
以下の動画はiPhone 12 Pro MaxとGalaxy S21 Ultraを比較されているもので30分を超える長い動画ですが、両者の動作がかなりよくわかります。
上の動画の中で説明がありますが、筆者も全く気づかなかったのがiPhone 12 Pro Maxのカメラは各レンズが丸く飛び出ているので、その周囲にホコリや汚れが溜まりやすいということ。
言われてみれば確かに…です。
もう一つ、おなじみワタナベカズマサさんの比較動画。
こちらも20分ほどありますが、ぜひじっくりとご覧ください。
同じくワタナベカズマサさんの上記2機種のカメラじっくり比較。
これらの比較や店頭実機をみてカメラ重視ならGalaxyじゃん!とあっさり宗旨変え。
このカメラならXperia 5 IIIより多分良いだろうとも思います。
iPhone 12 Pro Maxとくべるとバッテリーは弱いですが、photoArenaやGSMArenaのラボテストを見ると、Xperia 1 IIIより相当もちそうなのでそれだけでも良しでしょう。
まとめ
ふらふらと夢遊病のように次期ハイエンドスマホ選びを繰り返した結果現時点でトップの座を得ているのが「Galaxy S21 Ultra」である。
第2位が「iPhone 12 Pro Max」の後継機で秋デビューと言われる「iPhone 13 Pro Max」である。
「Xperia 5 II / 5 III」は悪くはないが「Galaxy S21 Ultra」を見ちゃうと脱落濃厚。